レバレッジのメリットとリスク〜/円高でも円安でも買いのOCO注文...

レバレッジとは?

レバレッジというのは、テコの原理のことをいいます。

 

このテコを使うと、小さな力で大きな仕事ができることから、レバレッジは金融取引や金融商品では、少ない資金で大きな運用効率を上げることを意味しています。

 

◆FXのレバレッジ取引とは?
FXのメリットの1つに、レバレッジ取引により、少ない資金で大きく運用できることがあります。

 

このレバレッジというのは、証拠金に対する取引可能金額の比率のことをいっているのですが、もともとは、レバレッジとはテコの原理のことです。

 

テコを使うと小さな力で大きな仕事ができることから、金融の世界でレバレッジという場合には、少ない資金でその何倍もの運用効率を上げることを指します。

FXのレバレッジのメリットとリスクは?

FXのレバレッジを効かせた取引というのは、為替相場が予想通り動いたときには大きな利益を得ることができます。

 

しかしながら、その反対に為替相場が予想とは逆に動いた場合には、大きな損失を被るリスクがあります。よって、FXでは、レバレッジのメリットとリスクをしっかり理解しておくことが大切です。

 

◆条件注文とはどのような注文方法ですか?
条件注文というのは、あらかじめ売買の条件を決めておいて、その条件に合った注文を出すという予約注文のことです。

 

外国為替市場というのは24時間休みなく動いていますので、FX取引でチャンスをつかむためにも市場の動きを常に監視したいところです。

 

しかしながら、ずっとパソコンにかじりつき、不眠不休で24時間マーケットを見守り続けることなどできません。

 

このようなときに非常に便利なのが、「指値注文」や「逆指値注文」などの条件注文になります。

 

具体的には、ある通貨の為替レートがいくらになったら買う(または売る)という条件を決めておいて、その条件に合った注文を出しておきます。

 

こうしておくことで、マーケットの動きに一喜一憂せず、安心して証拠金取引を行うことができるのです。

 

◆決済とはどういうことですか?
決済というのは、現時点で保有しているポジションの損益を確定させることをいいます。

 

◆指値注文とはどのような注文方法ですか?
指値注文というのは、最も基本的な条件注文になります。

 

この指値注文は、例えば、1ドル=115円になったらドルを買う、1ドル=120円になったらドルを売る、というように、自分があらかじめ決めておいたレートになったら売買を行うという注文方法です。

 

◆指値注文を利用する場面とは?
指値注文は、価格が円高になったら買う、あるいは円安になったら売る、という場合に使います。

 

例えば、1ドル=110円で買ったドルを115円で売って利益確定を行いたいという場合には、1ドル=115円の売り指値注文を出しておきます。

 

また同様に、現在1ドル=115円のドルが110円に下がった場合には買いたいという場合には、1ドル=110円の買い指値注文を出しておきます。

 

このように、指値注文は、自分が狙ったレートでの取引を逃さないように、常に為替レートを監視し、狙ったレートに達したら、すぐさま売買を実行してくる便利な機能なのです。

 

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逆指値注文とはどのような注文方法ですか?

逆指値注文というのは、円安になったら買う、あるいは円高になったら売る場合に利用する条件注文になります。

 

◆逆指値注文を利用する場面とは?
逆指値注文は、現在保有しているポジションの損失を一定の範囲内に限定したいときに使う、あるいは、自分なりのロスカットルールを作りたいときに利用すると便利です。

 

例えば、1ドル=110円で買ったドルの損失を2円の幅までに限定させたいという場合には、1ドル=108円の逆指値注文を出しておきます。

 

また同様に、現在1ドル=110円で売りからはじめた取引の損失を限定するために、1ドル112円で逆指値注文を出しておくことも可能です。

 

このように、逆指値注文は、もう少し粘ればドルは上がるだろう(あるいは下がるだろう)などという希望的観測によって、含み損を拡大させてしまうという事態を回避することができます。

 

ちなみに、利益を確定するときは指値注文、損失を限定させるときは逆指値注文と覚えておくとよいと思います。

 

◆IFD注文とはどのような注文方法ですか?
IFDは、if done の略で、もし注文が成立したらという意味です。

 

つまり、IFD注文というのは、新規注文が成立したら、その時点でもう1つの注文を組み合わせて出すという注文方法のことをいいます。

 

このIFD注文は、新規注文の際に決済注文を同時に出すというのがポイントになります。

 

具体的には、例えば、為替レートが1ドル=110円あたりを前後しているときに、109円まで円高になったら買って、その後114円まで円安になったら売りたいと考える場合には、109円の買い指値注文と114円の売り指値注文をIFD注文として出すことができます。

 

もし、予想通り為替レートが動けば、最初に注文を出したままで1ドル当たり5円の為替差益を確保できます。

 

◆IFD注文が効果的なのは?
為替レートというのは、予期せぬ経済ニュースや要人発言によって乱高下することもよくあります。IFD注文は、そのような状況下において利益を確保する時に効果を発揮します。

 

◆今後円安を予想する場合のIFD注文の方法は?
これから円安を予想する場合には、まず新規のIFD注文として、買いの指値注文を出し、予想通り円安になる場合に利益を確定する売り指値注文と、円高になる場合に損失を限定する売り逆指値注文を組み合わせます。

 

◆今後円高を予想する場合のIFD注文の方法は?
これから円高を予想する場合には、まず新規のIFD注文として、売りの指値注文を出し、予想通りに円高になる場合に利益を確定する買い指値注文と、円安になる場合に損失を限定する逆指値注文を組み合わせます。

OCO注文とはどのような注文方法ですか?

OCOは、One cancels the other の略です。OCO注文では、2種類の注文を同時に出しておいて、どちらかが成立したら、片方はキャンセルされるという注文方法です。

 

具体的には、例えば、現在1ドル=110円で買ったポジションを保有しているとします。

 

OCO注文は、為替レートが予想通り円安に進めば利益を確定し、反対に円高に進めば損失を限定するために決済したいと考えている場合に使うと便利です。

 

つまり、1ドル=113円になったら売って利益を確定し、1ドル=108円になったら売って損失を限定させたい場合に、OCO注文なら、先に売り指値注文が成立すると、売り逆指値注文はキャンセルされるのです。

 

◆円高でも円安でも買いのOCO注文とは?
OCO注文では、次のような注文も出すことが可能です。

 

例えば、現在の為替レートが1ドル=110円あたりを前後しているときに、105円まで下がったら絶好の買い場であり、また、反対に112円を超えていくようであれば、本格的な上昇トレンドとなりさらに上昇していくと考えられるのでそこも買い場である、と考えるときに、105円の買い指値注文と112円の買い逆指値注文がOCO注文で出せます。

 

◆IFO注文とはどのような注文方法ですか?
IFO注文というのは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法のことです。

 

つまり、IFO注文を使えば、新規注文から決済注文まで、自分が描いたシナリオに沿った条件を注文にまとめることができるのです。よって、IFO注文は、究極の自動売買といえます。

 

◆IFO注文が便利なのは?
例えば、会社から帰宅した後、ドルを買う新規注文から決済までIFD注文を出しておきます。

 

こうしておけば、たとえ米国経済指標の発表などによって、夜中に為替レートが急変するような場合にも、安心して眠ることができます。

取引しやすい通貨というのは何ですか?

世界には多くの通貨がありますが、その中でも日本人が最もなじみのある基本通貨が米ドルです。

 

この米ドルは、外国為替市場で最も多く取引されている通貨であり、ニュースや情報も非常に多いので、個人投資家にとっても取引しやすい通貨です。

 

FXを始められたばかりの方の場合、まずは米ドルからというのも多いようです。ちなみに、現在は、米ドルが世界の「基軸通貨」です。

 

◆基軸通貨とは何ですか?
基軸通貨というのは、世界各国の通貨の相対価値を決める単位として機能しているもので、国際間の貿易で取引通貨として使用されたり、各国の外貨準備通貨として蓄えられたりする国際通貨のことをいいます。

 

第二次世界大戦までは、世界貿易の中心であった英国のポンドが基軸通貨だったのですが、第二次世界大戦直後の新たな国際通貨体制への移行を機に、米ドルがポンドに取って代わっています。

 

◆有事のドル買いとは何ですか?
米ドルがポンドに変わって基軸通貨となって以降、世界を不安定にするような事件が起きると、資産を米ドルに換える動きが強まることから、有事のドル買いといわれていました。

 

しかしながら、2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ以降は、再度テロが起きれば米国が標的にされるという懸念から、反対に有事には米ドルが売られる傾向になっています。

 

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米ドル/円の長期トレンドは?

米ドル/円の為替レートの長期トレンドは、1985年のプラザ合意が重要な転換点になっています。

 

このプラザ合意により、1981年から1985年9月まで続いたドル高基調がドル安基調に転換しました。

 

そして、それ以降は、長期的なドル安トレンドになり、1995年4月19日には1ドル=79円75銭という超円高を記録しています。

 

◆プラザ合意とは?
プラザ合意というのは、1985年9月に主要5か国の蔵相・中央銀行総裁がニューヨークのプラザホテルに集まり、協調介入によるドル高の是正を決定したことをいいます。

米ドル/円を動かす要因にはどのようなものがありますか?

米ドル/円の為替レートを動かす要因というのは、その時々により様々なのですが、通常は、日本よりも米国で起きた経済的要因に強い影響を受けます。

 

ちなみに、米国発・日本発の米ドル/円の為替レートを動かす要因としては、次のようなものがあります。

 

<米ドル発の要因>
■経済指標
・雇用統計
・新規失業保険申請件数
■要人発言
・FRB議長などの発言

 

<日本発の要因>
■市場介入
・日銀による市場介入
■要人発言
・日銀総裁など通貨当局や政府の要人による為替に関する発言

 

◆米ドルに関する重要な経済指標にはどのようなものがありますか?
米ドルに関する重要な経済指標等としては、次のようなものがあります。

 

■雇用統計
■FOMC(federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)
■新規失業保険申請件数
■小売売上高
■貿易収支
■政策金利
■GDP成長率...など

ユーロはどのような通貨ですか?

ユーロというのは、1999年から欧州連合(EU)が参加して、欧州単一通貨として取引が始まったもので、新しい通貨です。

 

◆ユーロの参加国は?
ユーロの参加国は、次の国です。

 

■ドイツ ■フランス ■オランダ ■ベルギー
■ルクセンブルグ ■オーストリア ■イタリア
■スペイン ■ポルトガル ■アイルランド
■フィンランド ■ギリシャ ■スロベニア
■マルタ ■キプロス

 

◆ユーロ現金の流通が始まったのはいつですか?
2001年末までは、ユーロは、銀行決済など帳簿上の通貨として、主として金融機関と大企業が使用していました。

 

なので、欧州中央銀行(ECB)が発行するユーロ現金の流通が始まったのは、2002年からとなります。

ユーロは基軸通貨になるのですか?

ユーロ圏の人口は3億7,800万人で、GDPは世界の15.7%を占めるなど、日本のおよそ2倍の規模となっています。

 

こうした点を踏まえて、ユーロがドルに次ぐ第2の基軸通貨であるとする見方もあるようです。

 

しかしながら、その反面、ユーロの現状は、ユーロ圏国家に足場を置く共通通貨であって、ドルのように米国という国家の裏付けを持ったものとは異なり、政治的なリスクがあるという見方もあります。

ユーロの買い材料と売り材料は何ですか?

ユーロの買い材料としては、次のようなものがあります。

 

■米国における財政と貿易の双子の赤字問題
■不安定な中東情勢
■各国の外貨準備通貨の中身をドルからユーロに移す動き
■原油代金支払いの手段をドルからユーロに移す動き...など

 

ちなみに、英国のユーロ参加の可能性が高まれば、ユーロが上昇する要因になると思われます。また、ユーロの売り材料としては、次のようなものがあります。

 

■ドイツの財政赤字問題
■フランスの財政赤字問題...など

 

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