成行注文と2WAYプライス〜/逆指値注文(ストップ注文)とは?

取引画面の見方は?

口座開設したFX会社のホームページに、ログイン画面がありますので、そこにID番号とパスワードを入力して取引画面に進みます。

 

取引画面については、FX会社によっても異なるのですが、基本的な使い方は各社共通です。

 

◆為替レートについて
まず、現在の為替レートがいくらなのかを把握することが重要です。

 

取引画面には、必ず取引が可能な通貨ペアの為替レート(取引レート)が表示されています。

 

そして、プライスボードを見るとわかるように、FXはリアルタイムの取引なので、表示されている為替レートは、24時間為替相場と連動して常に変動しています。

注文について

取引レートを確認し、どの通貨ペアを取引するのかが決まったら、次は注文です。

 

取引画面上の「注文」や「取引」をクリックすると、注文する画面が表示されますので、ここで取引通貨ペア、注文の種類、取引数量などを入力します。

 

もし間違って注文してしまった場合でも、取引が成立する前でしたら、注文内容の変更やキャンセルが可能です。

 

そして、取引が成立すると、その内容はすぐに取引画面に反映されます。

 

保有している通貨ペアや損益の状況などは、「ポジション照会」や「口座照会」などの画面に表示されますので、こまめに確認するとよいと思います。

 

◆携帯電話による取引とは?
携帯電話でも、パソコンと同じようにFX取引ができます。

 

あらかじめ指定されたアドレス(URL)にアクセスし、ID番号とパスワードを入力すると、携帯電話用の取引画面にログインすることができます。

 

また、携帯電話であっても、リアルタイムに変動する為替レートだけでなく、各通貨ペアのチャートや金融ニュースなども見ることが可能です。

 

さらに、様々な方法による注文やポジション管理も携帯電話から操作可能です。

 

携帯電話でFX取引をできるようにしておくと、非常に便利ですので、FX会社を選択する際には、携帯電話での取引が可能かどうかも判断基準にするとよいと思います。

 

◆コールセンターの取引とは?
コールセンターでの取引というのは、電話による取引のことです。

 

専用の電話番号のコールセンターに連絡し、名前やID番号などで本人確認ができれば、オペレーターに注文内容を直接伝えて取引することが可能です。

 

このコールセンターの取引が使えると、パソコンが故障している場合や、システム障害などでインターネットが使えない場合に助かります。

 

また、取引を行う際だけでなく、パソコンを使用した取引画面の操作方法や、商品・サービス内容など、様々な問い合わせにも対応してくれますので、FX取引のサポートとしても、コールセンターは便利です。

 

ちなみに、店舗のないオンラインのFX会社であっても、コールセンターがしっかりしていれば、安心してFX取引を行うことができます。

 

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通貨ペアとは?

FX取引というのは、2つの異なる通貨について、一方を買い、もう一方を売る取引です。通貨ペアというのは、このような買いと売りの通貨の組み合わせのことをいいます。

 

◆通貨ペアの「買い」と「売り」とは?
通貨ペアの「買い」と「売り」というのは、先に書かれている通貨のことを指します。

 

つまり、「ドル/円を買う」といった場合は、ドルを買って円を売ることを意味します。また、反対に「ドル/円を売る」といった場合には、ドルを売って円を買うことを意味します。

 

◆通貨ペアと分散投資
どのような通貨ペアを取引できるのかについては、FX会社によって異なります。

 

また、取引する通貨ペアが多いほど、リスクを軽減するための分散投資が可能となりますが、南アフリカランドなど値動きが激しくリスクの高い通貨については、注意が必要です。

 

よって、FXを始めたばかりのうちは、ドル円やユーロ円など主要な通貨ペアから取引するのが無難です。

デイ・トレードとは?

デイ・トレードというのは、同日内の売買でポジションをクローズすることをいいます。

 

◆オファー・ビッドとは?
取引画面を見ると、通貨ペアごとに現在のレートがオファー・ビッドと2つ表示されていると思います。

 

このオファーというのは、投資家が買うレート、ビッドというのは、投資家が売るレートのことをいいます。

 

そして、このレートが、実際に売買する際の取引レートになります。例えば、米ドル/円の取引レートが、次のようになっていた場合には、

 

⇒ 米ドル/円 ビッド(bid)100.01 オファー(offer)100.05

 

米ドル/円を買うことができるレートは100円50銭、売ることができるレートは100円01銭という意味になります。

 

◆成行注文とは?
FX会社によっては、独自の注文方法もありますが、最も一般的な注文方法として、成行注文・指値注文があります。

 

成行注文というのは、リアルタイムで変動しているその時々の為替レートで取引したいときに出す注文方法です。

 

つまり、売り注文や買い注文を確実に成立させたいときにする注文方法です。

 

成行注文は、取引レートを指定しないで、その時点の為替動向を見ながら注文する方法なので、FX会社に注文が到着した時点のレートで契約が成立(約定)します。

 

◆成行注文のメリットは?
成行注文のメリットは次のようなものです。

 

■為替レートを見ながらすぐに注文が出せる。
■売買が確実に成立する。

 

◆成行注文のデメリットは?
成行注文のデメリットとしては、実際の取引が成立するレートというのは、FX会社に注文が到達した時点のレートなので、正確な取引レートが事前にわからないということがあげられます。

 

◆2WAYプライスとは?
通貨ペアの買値と売値であるオファーとビッドというのは、常に同時に提示されています。これを2WAYプライスといい、FX会社に決められた表示方法となっています。

 

◆スリッページとは?
スリッページというのは、ストップ注文の成立時に生じる、指定したレートと実際に約定したレートとの差のことをいいます。

指値注文とは?

指値注文というのは、現在提示されているレートよりも安いレートで買いたい、あるいは高いレートで売りたいというときに出す注文のことです。

 

この指値注文は、注文の有効期限内に、指定したレートに達した場合に取引が成立します。

 

◆指値注文のメリットは?
指値注文のメリットは、次のようなものです。

 

■自分の希望するレートで注文を出すことができる。
■注文が約定する際に、あらかじめ買値や売値がわかる。

 

◆指値注文のデメリットは?
指値注文のメリットとしては、自分の思惑通りに為替相場が動いていかない場合には、なかなか取引が成立しないということがあげられます。

 

◆逆指値注文とは?
逆指値注文というのは、将来に対して「現在よりも不利なレート」を指定して行う自動注文のことです。逆指値注文には、損失を限定できるというメリットがあります。

 

◆成行注文とは?
成行(なりゆき)注文というのは、現在提示されているレートで、即座に売買する注文方法のことです。

 

◆決済注文とは?
決済注文というのは、上記のような買いポジションや売りポジションの損益を確定させようと出す注文のことをいい、新規注文とは区別しています。

 

なお、決済注文は、取引画面の「ポジション照会」や「口座照会」で保有しているポジションを確認し、決済したいポジションと決済注文の方法などを選択すると出すことができます。

 

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レバレッジとは?

レバレッジとは「てこ」の意味ですが、てこが小さな力で大きな物を持ち上げることができるように、元手の資金以上の規模でより投資効率を高めて取引する手法のことをいいます。

 

具体的には、取引口座に入金した証拠金を担保にして、数倍〜数百倍の規模の取引をすることです。

 

そして、このときの証拠金に対する取引金額の大きさ(倍率)がレバレッジです。

 

このレバレッジは、外貨預金などの外貨建て金融商品とは異なり、FXの大きな魅力のひとつとなっています。

 

◆レバレッジを使った具体的な取引は?
レバレッジを使うと、10万円の証拠金でレバレッジ5倍ならおよそ50万円まで、レバレッジ10倍ならおよそ100万円までの取引ができます。

 

例えば、1ドル=100円のときに、証拠金10万円を預けて、米ドル/円を1万ドル買うとします。

 

このとき、証拠金に対する取引金額は100万円(100円×1万ドル)ですから、レバレッジは10倍です。

 

その後、110円まで円安ドル高が進んだとすると、10万円((110円−100円)×1万ドル)の為替差益を得ることができます。

 

しかし、反対に、90円まで円高ドル安が進んだとすると、10万円((90円−100円)×1万ドル)の為替差損を被ることになります。

 

よって、レバレッジを効かせた取引というのは、証拠金に対して大きな利益を期待できる反面、自分の思惑通りに相場が動かなかった場合には、大きな損失を被るおそれもありますので注意が必要です。

含み損益とは?

含み損益というのは、保有している通貨ペアを、仮にその時点で決済したとすると生じる損益のことをいいます。

 

この含み損益については、予想もしていなかった相場変動などによって、思わぬ損失の拡大を防ぐためにも、自分の保有している通貨ペアについては、マメにチェックしておくことが重要です。

 

ちなみに、含み損益は、自分で計算する必要はありません。

 

取引画面にログインした後に「ポジション照会」とか「口座照会」といった項目があると思いますので、そちらをクリックすると、現在保有している通貨ペアが一覧で表示され、その時点の含み損益を確認することができるからです。

 

◆含み損益を確認するとは?
FXでは、証拠金が10万円で、レバレッジが10倍であれば、約100万円相当の外貨を保有することが可能です。

 

しかしながら、証拠金が少額であればリスクも小さいかといえば、そうではありませんので注意が必要です。

 

というのは、リスクを考えるうえで注意しなくてはいけないのは、担保として預けている証拠金の10万円ではなくて、保有している約100万円相当の通貨ペアの含み損益だからです。

 

具体的には、例えば、証拠金5万円を預けて、レバレッジ20倍で、1ドル=100円のときに1万ドルを買ったとします。

 

このとき、仮に為替レートが1ドル=95円へと5円だけ円高ドル安に動いたとすると、5万円の損失(5円×1万ドル)が生じます。

 

つまり、たった5%の相場変動によって、すべての証拠金を失ってしまうのです。

 

よって、レバレッジを効かせて取引するときは、常に、為替レートが何円動いたら損益がいくら変わるかということを意識しておくことが大切です。

ポジションとは?

FXでポジションといった場合には、保有している通貨ペアのことをいいます。例えば、ドル/円を買っている場合には、ドル/円の買いポジションを保有しているといいます。

 

また、ドル/円を売っている場合には、ドル/円の売りポジションを保有しているといいます。

 

◆2WAYプライスとは?
2WAYプライスというのは、FX取引業者が、新規注文において、売値と買値の両方を同時に提示することをいいます。

 

◆スプレッドとは?
スプレッドというのは、買値と売値の差のことをいいます。

株の値幅制限とFX取引

株式市場の場合には、値幅制限というものがありますので、例えば、株価が10万円の株であれば、1日の変動範囲が8〜12万円の間に制限されます。

 

よって、どれだけ株価が下落しても1日に発生する損益というのは限定されます。しかしながら、24時間取引が可能なFXの場合には、このような値幅制限という概念がありません。

 

なので、ポジションを保有した状態で、予想とは反対の方向に為替相場が進んでいった場合には、損失はどんどん膨れ上がり、預け入れた証拠金のほとんどを失ってしまう恐れもあるのです。

 

場合によっては、証拠金をすべて失うだけでなく、証拠金以上の損失が生じたときには、追加で損金を支払わなければならない可能性もあるのです。

逆指値注文(ストップ注文)とは?

決済注文方法には、指値注文、成行注文だけでなく、逆指値注文(ストップ注文)という便利な注文方法があります。

 

この逆指値注文というのは、現在よりも高いレートになれば買う、あるいは安いレートになれば売るという注文方法です。

 

この逆指値注文は、一見すると不合理なようにも思えますが、損失を限定させる重要なリスク管理の方法のひとつになっています。

 

具体的には、今後、為替相場が円安ドル高に進むと考えて、1ドル=100円でドル/円を1万通貨買っているとします。

 

この場合、その後、為替相場が、思惑通りに円安ドル高に進んだときには、為替変動による利益を得ることができますが、反対に円高ドル安に大きく進んだときには、どんどん損失が拡大してしまう恐れがあります。

 

そこで、事前に損失の拡大を防ぐために、逆指値注文を利用するのです。

 

例えば、5万円以上の損失を出したくないということであれば、「1ドル=95円」の逆指値売り注文を出しておけば、為替レートが円高ドル安に進んで1ドル=95円に達した時点で自動的に決済が行われ、損失を5万円で抑えることができます。

 

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