移動平均線の使い方〜/MACDとスローストキャスティクスの組み合わせ...

移動平均線とは?

移動平均線というのは、過去何日かの終値の平均値を結んだ滑らかな曲線のことです。

 

ちなみに、5日移動平均線といったら、直近の値から5日前までさかのぼって平均をとったもので、10日移動平均線といったら、10日間の平均を取ったものになります。

 

なお、どの期間の平均を取るかにより、移動平均線が描かれる位置や線の曲がり方は変わってきます。

 

つまり、短期間の平均を取れば取るほど、直近の相場の動きを反映しやすいということです。

 

といっても、あまりにも短期で取りすぎると、一時的な値に影響されて、ラインがジグザグになり、正確なトレンドを捉えられなくなりますので注意してください。

レジスタンスラインとは?

レジスタンスライン(上値抵抗線)というのは、高値同士を結んだ線のことをいいます。

 

このレジスタンスラインは、心理的な節目として注目され、このラインを上に抜けるかどうかで相場の地合(勢い)が判断できます。

 

また、レジスタンスラインというのは、かつてその値段まで上昇したものの、需給の状況などによって押し戻された値段を意味します。

 

なので、そのラインを超えて相場が上昇するようであれば、上昇気流に乗って相場はさらに上昇する可能性が高いですし、反対に、そのレジスタンスラインを抜けることができない相場であれば、そこから下落することが多いのです。

 

◆サポートラインとは?
サポートライン(下値支持線)というのは、安値同士を結んだ線のことをいいます。

 

このサポートラインは、心理的な節目として注目され、このラインを下に抜けるかどうかで相場の勢いが判断できます。

 

ちなみに、サポートラインを超えて相場が下降すると、下降気流に乗って相場はさらに下降する可能性が高くなります。

 

また、反対に、サポートラインを下に抜けることができないと、相場はそこから反転して上昇する可能性が高くなります。

 

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移動平均線の見方は?

一般的な移動平均線の見方としては、移動平均線が上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドにあると判断します。

 

また、移動平均線よりもローソク足が上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドという見方もあります。

 

◆移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスとは?
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスというのは、次のようなものです。

 

ゴールデンクロス
・短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜く「ゴールデンクロス」を買いサインとする見方です。

 

デッドクロス
・短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜く「デッドクロス」を売りサインにすする見方です。

 

とはいえ、この移動平均線のクロス売買については、移動平均線の期間の取り方によっては、まったく機能しないということもありますので、注意が必要です。

 

一般的には、長期線に40日、短期線に10日や20日などを用いるとトレンドが見やすいです。

 

◆移動平均線の使用方法は?
移動平均線の使用方法としては、次のようなものがあります。

 

相場のトレンドを把握する
・移動平均線の上にローソク足がある状態で、移動平均線とともに為替レートが上昇しつつあるときは、上昇基調であると判断できることが多いです。

 

現在の為替レートが、移動平均から乖離していないかどうかを判断する
・為替レートは、移動平均線から乖離して「急上昇」や「急下降」しすぎると調整が生じて移動平均線に近づく傾向があります。
・これは、移動平均線から乖離しすぎるときというのは、高騰しすぎ、または下落しすぎであるので、利食いによる反対売買や、それに乗じた仕掛けの動きも起こりやすくなるからです。

 

◆移動平均線に近づくとは?
移動平均線から為替レートが乖離した場合、その後の移動平均線への近づき方には、次のようなケースがあります。

 

■移動平均線が下がって(or 上がって)ローソク足に近づく場合
■ローソク足が下がって(or 上がって)移動平均線に近づく場合
■ローソク足と移動平均線が、それぞれに近づく場合

MACDというのはどのような指標ですか?

MACD(マックディー)というのは、オシレーター系の指標の1つで、相場の勢い(モメンタム)を読む指標です。

 

このMACDは、日本語では「移動平均収束拡散法」という意味になるのですが、わかりやすく言うと、短期の移動平均線と長期の移動平均線の乖離度合いを滑らかな曲線で表示し、その曲線の移動平均線とのクロスの度合いをみるものになります。

 

◆MACDは順張りと逆張りどちらで使用するのですか?
一般的に、MACDは順張り系の指標として利用します。

 

MACDだけでなく、このようなテクニカル指標を使い分ける上では、その指標が「順張り系」なのか、それとも「逆張り系」なのかを把握しておくことが非常に重要になります。

順張り・逆張りとは?

順張りというのは、上昇しつつあるものを買う、または、下落しつつあるものを売る取引方法です。

 

一方、逆張りというのは、下落してきているものを買う、または、上昇しつつあるものを売るとういう取引方法です。

 

◆順張り系の手法のメリット・デメリットは?
順張り系の手法のメリット・デメリットというのは、次のようなものです。

 

メリット ⇒ 順張り系の手法は、なだらかなトレンドが形成されている相場では、そのサインどおりに売買すると効果を発揮するというメリットがあります。
デメリット ⇒ 順張り系の手法は、上下動しながらのもみあいの相場では、サインどおりに売買すると、裏目裏目に出て上手く機能しないというデメリットがあります。

 

◆逆張り系の手法のメリット・デメリットは?
逆張り系の手法のメリット・デメリットというのは、次のようなものです。

 

メリット ⇒ 逆張り系の手法は、上下動しながらのもみあいの相場では、サインどおりに売買すると上手く利益を上げることができます。
デメリット ⇒ 逆張り系の手法は、なだらかなトレンドが形成されている相場では、損失が膨らんでいくことが多く上手く機能しないというデメリットがあります。

MACDのサインはどのように判断するのですか?

MACDのサインの読み方は、次のようなものです。

 

<その1>
■買いサイン ⇒ MACDが0ラインより下で、向きが下から上に向いてシグナルラインを上抜けしたとき
■売りサイン ⇒ MACDが0ラインより上で、向きが上から下に向いてシグナルラインを下抜けしたとき

 

<その2>
■上昇トレンド ⇒ MACDが0ラインを下から上に抜けたとき
■下降トレンド ⇒ MACDが0ラインを上から下に抜けたとき

 

なお、0ラインより上にMACDがあるときは、上昇トレンドにあると考えられますので、0ラインよりも上で、下向きから上向きに転じたときなどは押し目買いのチャンスということになります。

 

◆MACDとスローストキャスティクスの組み合わせとは?
MACDとスローストキャスティクスの組み合わせる方法というのは、MACDで買いサインが点灯し、かつ、スローストキャスティクスでもよいタイミングだと判断されるときに、買いを入れるというものです。

 

同様に、MACDで売りサインが点灯し、かつ、スローストキャスティクスでもよいタイミングだと判断されるときに、売りを入れるというものです。

 

◆MACDのパラメーターの設定は?
MACDは、何日と何日の移動平均線の乖離線をとるか、あるいは、そのラインの何日の移動平均線をシグナルラインとするかによって※、その位置や曲がり方が変わってきます。

 

ただし、よくわからなければ、一般的な設定である、12日、26日、9日という組み合わせでよいと思います。

 

※このような設定のことを「パラメーター」といいます。なお、このパラメーターは、情報画面で自分で自由に変更できます。

 

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スローストキャスティクスとは?

スローストキャスティクスというのは、現在の値が、過去何日間の相場の動きから見て低すぎないか、あるいは高すぎないかを判断するテクニカル分析指標のことです。

 

このスローストキャスティクスは、逆張り系の指標なので、トレンドが発生しているときに単独で用いると、損失が膨らんでしまいますので注意が必要です。

 

よって、スローストキャスティクスは、順張り系のMACDと組み合わせて用いるのがよいです。

 

◆スローストキャスティクスの見方は?
一般的に、スローストキャスティクスは、次のように判断します。

 

買いサイン
・42日のスローストキャスティクスの値が、15%以下に達した場合は買われすぎのため「買いサイン」と判断します。
売りサイン
・42日のスローストキャスティクスの値が、85%以上に達した場合は買われすぎのため「売りサイン」と判断します。

 

◆なぜスローストキャスティクスはMACDと相性がよいのですか?
スローストキャスティクスが、順張り系のMACDと相性がよいのは、MACDが苦手とするもみ合い相場(ボックス相場・レンジ相場)において、スローストキャスティクスを用いることにより、ダマシを少なくすることができるからです。

 

MACDは、トレンドが発生している相場で精度が高く、スローストキャスティクスは、もみ合い相場で精度が高いので、この両者のサインが点灯した場合には、精度が高くなると考えられるのです。

休むも相場とは?

「休むも相場」というのは、株式投資の格言です。

 

この「休むも相場」とは、常に売買しているのではなく、相場が読めないときには、売買をやめて休むことが相場で勝つためには必要であるということを言っています。

 

例えば、高い確率でシグナルを出すテクニカル指標でサインが出ないときには、何もせずに休むということです。

 

利益を上げるためには、短期で売買し、売買回数を増やしていくのが重要であることは間違いありません。

 

しかしながら、テクニカル指標を見ても、相場がどちらへ動くのかわからないようなときに売買するというのは、売買利益の期待値が低い相場に挑むということにほかなりません。

 

つまり、損失を出す可能性の高い相場に挑んでいるということです。

 

よって、そのようなときには、トレンドを確認できてから売買を開始した方が、利益の期待値は上がりますので、「休むも相場」というのが非常に重要になります。

テクニカル分析による勝率は?

有名なテクニカル分析のなかで、MACDとスローストキャスティクスで、同時に同じサインが出たときに買う(売る)のとよいタイミングで売買できるといわれます。

 

このタイミングは、順張りと逆張りの両方の面から見て「買い時(売り時)」であると判断されるので、精度が高いということがその理由です。

 

また、さらにチャートも併用して、現在のレートが過去の相場の流れから判断して、どのような位置にあるのかを把握すると勝率が高まります。

 

テクニカル分析というのは、過去のデータの分析によって未来を予測しようとする手法ですから、テクニカル分析を用いている段階で、最も高い確率での方向性を示しているのです。

 

つまり、テクニカル指標による指示に従って行動することは、その段階においては、最も合理的であることが予想されるのです。

 

合理的で確立の高い行動を続ければ続けるほど、相場に勝つ確立は上がっていきます。

FXの自動売買とは?

投資で儲けるコツというのは、成功の確立を上げることとともに、いかに損失を小さくして、利益を大きくしていくかということに尽きます。

 

この損失を抑えるのに役立つのが、自動売買という取引方法です。

 

FXに自動売買を使えば、最初の1度の注文で、注文から売り決済による利益確定、または、ストップロスによる損失限定までをすべて注文できます。

 

◆FXの自動売買が使えるとどのように便利なのですか?
この自動売買を使いこなすことができれば、パソコンの前にずっと張り付いていることもなく、自分の投資戦略に基づいて、決めたルールに従って自動的に売買を行うことができます。

 

つまり、自動売買は非常に楽なので、忙しい人にとって最適な取引方法であるといえるのです。

 

ちなみに、自動売買については、ほとんどのFX会社で、標準的な取引方法として利用できます。

 

◆自動売買によるリスクコントロールとは?
FXの注文を自動売買で行うと、特別な事情がない限りその注文を変更しなければ、損をしたくないという人間の心理が入り込む余地を与えることなく、安定的に取引することができます。

 

また、相場が急に大きく動いた場合でも、自動売買であれば、前もって損切り、または利益確定の指示を出しておけるので、チャンスの際に利益を確実に狙えるトレードが可能になるのです。

 

こうした意味で、自動売買の手法というのは、リスクコントロールには不可欠といえるかもしれません。

 

◆自動売買の種類は?
FXの自動売買には、次のような3つの手法があります。

 

■IFD(イフダン)
■OCO(ワン キャンセル ジ・アザー)
■IFO(イフダン → ワン キャンセル ジ・アザー)

 

はじめは、IFDだけでも便利なので、マスターしておくとことをおすすめします。

 

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