よいFX会社の条件〜/長期投資とスワップポイントの複利運用〜/レバレッジの危険性...

FXの取引画面はどのようになっているのですか?

FX会社で使用している取引画面というのは、次のタイプに分かれます。

 

米国のシステム会社が開発したものを、日本版にバージョン変更した取引画面
・こちらの取引画面の場合は、若干仕組みが複雑なものが多いのが欠点ですが、使い慣れると様々な機能を応用することができるので、むしろ使いやすいという意見も多いようです。

 

純粋に自社開発をした取引画面
・こちらの取引画面の場合は、機能の充実振りでは若干見劣りする部分があるものの、初心者でも使いやすいように工夫されているケースが多いです。

 

よって、FX初心者の方であれば、まずは自社開発した取引画面を使用しているFX会社で取引してみた方が、取引の流れなどには馴染みやすいといえそうです。

インターフェイスとは?

インターフェイスというのは、取引画面の総称です。FXではインターネット取引がメインになりますので、FX会社の選択の際には、取引画面の使いやすさが重要なポイントになります。

 

◆よいFX会社の条件は?
FX会社の選択の際には、次のような条件を満たしているかどうかをチェックするようにしてください。

 

■使いやすいインターフェイス
■コールセンターでの取引が可能か
■金融機関の系列と株主の構成

長期投資のポイントは?

FXで長期投資を行う際には、いかにマージンコールやストップロスに引っかからないようにするか、ということがポイントになります。

 

とはいえ、どちらにしても、このような水準まで損失が膨らんでしまった場合には、取引を縮小するか、あるいは取引を中断する必要があります。

 

ただし、それでは、長期投資の趣旨に反してしまいます。そこで、長期投資をより確実なものにするために、スワップポイントを上手く活用します。

 

◆長期投資におけるスワップポイントの活用とは?
FXの魅力の1つに、スワップポイントを定期的に受け取ることができるということがあります。

 

例えば、受け取ったスワップポイントが一定金額に達したところで、それを証拠金に上積みすることによって、証拠金の担保力を上げることもできます。

 

つまり、買っている外貨の金額が一定であれば、証拠金が増えるほど、円高が進んだとしてもマージンコールやストップロスに引っかかりにくくなるということです。

 

例えば、10万円の証拠金で、1万NZドルを買ったとします。1万NZドルに対するスワップポイントは、1日当たり100円とすると、1年間ではおよそ36,500円になります。

 

これを証拠金に上積みしていくと、証拠金の担保力がどんどん高まっていきます。そのため、仮に円高が進んだとしても、マージンコールやストップロスにかかる恐れが減っていくのです。

 

さらに、2年間、3年間というように、まとまった金額になったところでスワップポイントを証拠金として加えていけば、より証拠金の担保力が高まっていきます。

 

このようなマネーマネージメントを行うことによって、FXのリスクを低減させることができます。

 

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スワップポイントを再投資するとは?

スワップポイントは、複利運用することでその効果を高めることができます。

 

複利とは、一定期間の運用によって生じた利子を元本に加えて、さらに次の一定期間も運用していくという方法のことです。

 

元本部分が徐々に増えていきますので、利率が一定でもそれだけ大きく増えます。

 

当然ですが、FXの為替レートやスワップポイントというのは、常に変動していますので、預貯金の複利運用と同じ効果を期待することはできません。

 

しかしながら、スワップポイントの複利的な運用によって、有効に増やしていくという手法は十分に成り立ちます。

 

◆具体的なスワップポイントの複利運用は?
スワップポイントというのは、FX口座に毎日蓄積されていきます。例えば、証拠金を100万円、レバレッジ2倍、スワップポイントは固定の6%と仮定します。

 

そうすると、1年後に受け取れるスワップポイントは、200万円(100万円×2倍)に対する6%ですから、およそ12万円になります。これを証拠金に加えると112万円です。

 

そして、2年目以降は、この112万円の2倍の224万円に対して6%のスワップポイントがつくと考えると、2年目の運用が終わる時点では、134,000円のスワップポイントが受け取れる計算になります。

 

◆スワップの複利運用について注意する点とは?
FXでのスワップポイントを複利的に運用することにより、より効率的にスワップポイントを増やしていくことができるわけですが、FX会社によって最低証拠金額が異なることには注意が必要です。

 

といいますのは、最低証拠金額が10万円であれば、日々受け取ったスワップポイントが10万円に達しない限りは、再投資することができないからです。

 

◆複利運用とは?
複利運用というのは、一定期間の運用によって生じた収益を元本に加え、それを新しい元本としてさらに一定期間運用する方法です。

 

複利運用を行うと、運用期間が長くなればなるほど、徐々に元本が増えていきますので、複利運用効果も上がっていきます。

 

例えば、100万円を年5%で運用すると、1年後の元利合計額は105万円です。これを新しい元本にして、さらに年5%で1年間運用すると、110万2,500円になります。

 

一方、同じ利率、運用金額、運用期間で単利運用した場合の元利合計金額は110万円です。つまり、複利運用のほうが2,500円分多く、元利合計金額が増えることになります。

 

◆複利効果が最も大きくなるのは?
複利効果は、元本が大きく、利率が高く、運用期間が長く、複利の計算期間※が短くなるほど高い効果が得られます。

 

※半年複利とか、1年複利のことです。

高いレバレッジの危険性とは?

高いレバレッジをかけて運用していると、冷静な判断ができなくなる恐れがあります。

 

つまり、レバレッジを高くしすぎたために、為替相場の動きに一喜一憂してしまい、それにより冷静判断を下せなくなってしまうのです。

 

資産運用の世界において、冷静な判断が下せないというのは致命的です。

 

例えば、損失がどんどん膨れ上がっている時に、本来であれば損切りしていったん逃げなければならないのにもかかわらず、「もう少し待てば、相場が反転して戻ってくる」といった根拠のない期待感から損切りできず、最終的には損失が大きく拡大してしまうという状況に陥ってしまうなどです。

 

よって、相場の動きに一喜一憂しない程度のリスクの取り方が重要になります。

 

◆低目のレバレッジで運用すると?
低目のレバレッジで運用すると、損益も緩やかになり、常に冷静に投資判断を下せるだけの精神的な余裕が持てます。

 

反対に、必要以上に高いレバレッジで運用すると、儲かった時の利益は大きいですが、損する時も大きくなりますので、上手く損切りする自信のない方は、特にレバレッジは低めに抑えるようにしたいところです。

 

◆レバレッジとは?
レバレッジというのは、「てこ」の意味で、元本に対する投機的取引金額の倍率のことをいいます。また、レバレッジを使えば、預けた保証金(証拠金)以上の取引が可能になります。

 

ただし、FX取扱業者によって、利用可能なレバレッジは異なります。

損切り(ロスカット)とは?

損切りというのは、ロスカットとか、ストップロスとも呼ばれますが、保有しているポジションに損失が生じた場合、そのポジションを清算して未実現損失を実現させることをいいます。

 

とかく損切りに対しては、抵抗感を抱く人が多いですが、損切りをしっかり行うことができるかどうかということが、FXで利益を上げられるかどうかの成果を分けるとも言われています。

 

重要なのは、もし損失を被ったとしても、致命的な損失額にならないようにすることです。

 

つまり、損失額を最小限に抑える一方で、利益が上げられる時には最大限に大きく稼ぐことができれば、多少の損切りを行ったとしても、トータルでは利益を上げることができるのです。

 

取引の際には、自分自身で「ここまで損失が生じたら損切りしよう」という基準を決めておいて、もしそのレベルまで達してしまったのであれば、機械的にポジションを清算するくらいの感覚でいるとよいと思われます。

 

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高金利通貨の情報収集は?

高金利通貨に長期投資する場合には、それほど頻繁に売買するわけではありませんので、年中情報端末を気にする必要はありません。

 

しかしながら、どのような投資であっても、ある程度リスクのあるものに投資する以上は、最低限の情報は入手しておきたいところです。

 

その国の状況を把握しなければ、金利の行方もわからないからです。

 

FXを始めるに当たり、FX会社に口座を開設すると、ロイターやブルームバーグといった情報配信会社からの情報提供を、無料で受けられるサービスがあります。

 

ちなみに、以前は、通貨の情報といったら、米ドルやユーロなどメジャー通貨に限定されていたのですが、最近は、豪ドルやニュージーランド・ドルなどの高金利通貨の情報も、比較的簡単に入手できるようになっています。

 

逆に言えば、こういう状況でも情報の入手が困難な通貨への投資は、避けたほうが無難ともいえます。下手に分散するとリスクが高まるだけなので注意したいところです。

通貨分散のリスクは?

本来は、通貨分散を行えば、それだけリスクは小さいものになるといわれています。しかしながら、情報の少ない通貨への分散投資については、注意が必要です。

 

例えば、FX会社の中には、南アフリカランドを取り扱っているところもありますが、果たして、南アフリカの経済情勢をきちんと理解している人はどれくらいいるでしょうか。

 

つまり、金利メインで外貨投資を行う場合は、その国のファンダメンタルズをきちんと把握しておく必要があるのです。そうでなければ、上手く金利で儲けることは難しいからです。

 

よって、様々な通貨に投資できるとしても、実際に自分が投資する通貨については、できるだけ情報を多く入手することができるものを選択するとともに、その国のことを理解しておくことが重要になります。

 

◆プロフィットテイクとは?
プロフィットテイクというのは、利益を確定すること、すなわち「利食い」のことをいいます。

 

◆難平(ナンピン)とは?
ナンピンというのは、買いポジションを保有している時に、評価損が発生した場合、さらに買いを行うことで、保有ポジションの平均購入単価を下げる方法のことをいいます。

 

◆ニュートラルとは?
ニュートラルというのは、為替変動があっても、そのポジションが損益を生まない状態のことをいいます。

 

◆レンジとは?
レンジというのは、1回の特定期間内における、一番高い値と低い値の差のことをいいます。

分散投資とは?

分散投資というのは、ポートフォリオ運用ともいいますが、要するに、様々な資産に分散して投資することをいいます。

 

基本的に分散投資効果を高めるには、値動きの方向が異なる資産を上手く組み合わせることになります。

 

例えば、日本の輸入企業の株式を保有しているのであれば、一方では、米ドル建ての外貨建て金融商品を保有するなどです。

 

つまり、輸入企業の場合は、円安が進むと製品や原材料を輸入する際のコストが上昇してしまうため、それが業績面でマイナスの影響を及ぼすことになります。

 

当然、株価は下落しやすくなります。

 

しかしながら、ここで米ドル建ての金融商品を持っていると、円安によって為替差益を得ることができますので、輸入企業の株価下落リスクを相殺することができるのです。

 

なお、基本的に同じような値動きをするものについては、どんなに多くの種類の資産に投資したとしても、分散投資の効果はありませんので注意が必要です。

 

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