日経ネットと外国為替市場〜/東京金融取引所と東京工業品取引所(TOCOM)...

日経ネットの特徴は?

NIKKEI NET(日経ネット)では、トップページを開くと、右上欄に日経平均株価とドル/円の2WAYプライスが表示されます。

 

また、経済に関するトップニュースが入ってきたときには、画面に大きく出されますので非常に便利です。

 

さらに、NIKKEI NETでは、毎日、東京時間では「早朝、9時、10時、12時、14時、17時」の6回に分けて為替相場の状況が掲載されます(掲載時間は若干ずれます)。

 

よって、「お気に入り」に追加しておいたり、インターネットの閲覧ソフトを開けばすぐに表示されるようにしておくと便利です。

 

◆NIKKEI NETを読む際の注意点は?
NIKKEI NETを読むことで、一通りの動きが把握できるのですが、例えば、「105円から106円台に下落した」というように、日本円を基準にして書かれていますので、読む際には注意してください。

外国為替市場とは?

1998年4月の外国為替及び外国貿易法(外為法)の改正により、個人でもインターバンク市場にオーダーを出すことが可能になりました。

 

それ以前は、外国為替公認銀行のみに許可されていましたので、独占されていた外国為替業務が自由化され、誰でも自由に為替の取引を行うことができるようになったといえます。

 

その際、インターバンク市場、つまり銀行間市場で行われている取引単位100万ドルの外国為替取引を、一般の投資家にも参加しやすいように取引単位を1万ドルに小口化し、それを10万円程度の証拠金※で行えるようにしたのです。

 

この改正は、銀行、機関投資家、大企業が独占してきた外国為替を個人投資家にも開放したという画期的なものとなりました。

 

※保証金、担保資金ともいいます。

 

◆インターバンク市場とは?
インターバンク市場というのは、特別な建物があるわけではなく、電子取引市場です。また、自由な取引を行うところなので、市場全体を管理する機構もありません。

 

よって、株式のようにストップ高ストップ安といったシステムが売買を制限するような仕組みもないのです。

 

◆改正金融先物取引法とは?
平成17年7月1日に改正金融先物取引法が施行されました。

 

これは、市場開放とともに多くの悪徳業者が参入してきてしまったため、危険なFX業者を排除するために行われた措置です。

 

この改正金融先物取引法によって、日本で外国為替証拠金取引を扱う全ての業者に登録義務が課せられましたので、登録できない業者は平成18年からは営業ができなくなりました。

 

◆FXの取引時間は?
FXでは、個人が為替取引業者を通じて外国為替取引市場(インターバンク市場)に注文を出します。FXは月曜日から金曜日までの24時間、インターネット上で取引されています。

 

具体的には、日本時間の月曜日の朝7時から土曜日の早朝※まで連続して取引することができます。

 

よって、FXの場合は、株式などとは違って、昼間仕事をしている人でも、夜にゆっくり取引することができるというメリットがあります。

 

※ミューヨーク時間の金曜日の午後5時

 

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東京金融取引所とはどのような取引所ですか?

東京金融取引所というのは、「くりっく365」の為替取引を実施している取引所のことです。

 

為替取引は、相対取引ですから、従来は建物としての外国為替取引所というのは存在していませんでした。

 

2005年7月より東京金融先物取引所での取引が可能となり、さらに2007年9月には、株式会社東京金融取引所に社名変更されています。

 

◆東京金融取引所の参加者は?
東京金融取引所には、銀行、証券会社、先物業者、保険会社、商品取引会社など、さまざまな機関が取引に参加しています。

 

◆東京工業品取引所(TOCOM)とは?
東京工業品取引所というのは、略称でTOCOM(トコム)とも呼ばれていますが、貴金属やエネルギー製品などの工業品の先物取引を行う取引所のことです。

 

◆東京工業品取引所の上場商品は?
東京工業品取引所の上場商品は、次のようなものです。

 

■金(標準取引、ミニ取引) ■銀 ■白金(プラチナ) ■パラジウム
■アルミニウム ■ガソリン ■灯油 ■軽油 ■原油 ■ゴム

 

◆東京工業品取引所振興協会とは?
東京工業品取引所振興協会というのは、東京工業品取引所の商品市場における商品取引員の組織です。

 

この協会は、同商品市場の振興と適正な市場機能の確保と発展を目的としています。

FXで儲けるためには?

FXで儲けるためには、次の2種類があります。

 

■為替差益(=キャピタルゲイン)で儲ける
■金利で儲ける

 

◆為替差益で儲けるとは?
為替差益というのは、通貨の売買による差益のことです。つまり、ドルや他の通貨を円高のときに買って、円安のときに売ったときの為替差益になります。

 

ちなみに、通貨の売買というのは、通貨の交換のことです。円をドルに交換するということは、市場に円を売って市場からドルを買うということと同じことです。

 

この通貨の交換レートは、銀行では通常1日に1回価格をつけていますが、外国為替証拠金取引(FX)ではこのレートが刻々と変化しています。

 

◆金利で儲けるとは?
現在、日本円の金利は限りなくゼロに近いです。一方、海外では4〜6%超もの金利がつく高金利通貨があります。

 

この金利差を利用して稼ぐことができるのですが、金利を稼ぐには、高金利通貨を買うということになります。高金利通貨として有名なのは、以下のような通貨です。

 

■ニュージーランドドル
■オーストラリアドル
■英ポンド

 

◆金利が高かったり低かったりする理由は?
金利が高いということは、その国はインフレ(物の価格が上昇している)ということが言えます。

 

反対に、金利が低いということは、その国はデフレ(物の価値が下落している)ということが言えます。

 

◆外国為替証拠金取引(FX)とは?
外国為替証拠金取引(FX)というのは、外国為替の取引を、少ない金額の証拠金(保証金)のみで売買することをいいます。

 

例えば、1ドル=100円のときに1万ドルの米ドルを買うには、日本円で100万円が必要になりますが、外国為替証拠金取引(FX)では、10万円あればそれを証拠金(保証金)にして、その10倍の100万円分の米ドルを買うことができます。

 

自己資金に対して10倍のものを買えることを、テコの原理になぞらえてレバレッジと呼びます。

FXで具体的にレバレッジを使った取引は?

例えば、10万円の証拠金で、1ドル=100円のときに1万ドル(100万円相当)の米ドルを買ったとします。 このとき10倍で買うのでレバレッジは10倍となります。

 

その後、1ドル=110円になったときにドルを売ったとします。そのときの1万ドルというのは110万円相当になりますので、10万円(110万円−100万円)の利益になります。

 

証拠金は10万円だったものが、20万円に増えていることになります。

 

反対に、1ドル=100円のときに1万ドル分(100万円相当)の米ドルを買った後で、1ドル=90円になったときにドルを売ったとします。

 

そのときの1万ドルというのは90万円に相当しますので、10万円(90万円−100万円)の損失になります。証拠金は10万円だったものが0になってしまいます。

 

このように、FXではレバレッジを掛けた取引は、うまくいくときは大きく儲かりますが、失敗したときは大きく損をすることになります。

 

これが、FXはハイリスク・ハイリターンと言われる所以です。

 

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スワップ金利とは?

FXでは通常の金利に相当するものをスワップ金利という呼び方をします。スワップ金利は、各FX業者によってはスワップとかスワップポイントなどとも呼ばれます。

 

スワップ金利というのは、2つの通貨の金利差のことをいいます。

 

例えば、ドルを買うときには、実際には、円を売ってドルを買っているのですが、この場合、受け取る金利は、この両国の金利差を受け取ることになります。

 

現在の日本の金利はほぼゼロに近い状態ですので、どこの国の通貨を買っても相手国の金利をほぼそのまま受け取ることができます。

 

具体的には、例えば、証拠金10万円としてレバレッジ10倍、1ドル=100円として、米ドルに金利が5%ついていたとします。

 

このとき、1ドル=100円で為替の変動がなかったとすると、1万ドル(100万円相当)では、1年間で5%の5万円の利子がつきますので、1万500ドル(105万円相当)になります。

 

100万円が105万円になり、自己資金は10万円から15万円に増えたことになります。つまり、レバレッジ10倍であれば、金利も証拠金に対して10倍の50%(5%×10)となります。

 

同様に、レバレッジ20倍であれば、金利も証拠金に対して20倍の100%(5%×20)となります。

 

これは言い換えると、1年間で5%の円高で為替差損を被ったとしても、金利が5%あればトントンであるということが言えるのです。

 

このように、高金利通貨を買うと、円高になる割合と円安になる割合が同じであると仮定した場合には、損をするよりも得をする可能性のほうが高いということが言えます。

 

◆海外の金利は高い?
海外の金利が高いと思っていらっしゃる人もいるかもしれませんが、これは日本が極端な低金利政策をとっているからであって、日本の金利が低すぎるのです。

 

FXでは2つの通貨間の金利差をスワップで受け取ることができますので、日本円を売って高金利通貨を買うというのは、日本円の低金利を逆手にとって利用しているのです。

 

もし今後、日本円の金利が上昇したらどうなるのでしょうか?

 

日本の金利が0.1%だとして、オーストラリアドルの金利が5%だとした場合、オーストラリアドルを購入すると、4.9%(5%−0.1%)のスワップ金利を受け取ることができます。

 

しかしながら、日本円の金利が2%まで上昇した場合には、3%(5%−2%)となり、FXで受け取れる金利は3%に低下してしまいます。

 

このように、日本が超低金利政策をとっているときに、FXで他国通貨を買うということは、スワップ金利が大きくなるという点でメリットがあります。

 

◆スワップ金利のメリットは日本人だけが受けられる?
ちなみに、これは日本人だけのメリットではありません。海外の投資家も円を売ってドルを買うオーダーを出しているからです。

 

日本人でもユーロを売ってドルを買うということができるのと同じことです。この場合は、スワップはドルで受け取ることになります。

 

なお、スワップ金利というのは、銀行の金利とは基本的に異なりますので、単純に比べることはできないのですが、銀行の外貨定期預金の金利よりも有利になっています。

 

◆スワップ金利の受け取り方は?
スワップ金利の受け取り方は、通常の金利とは異なります。1年定期預金は1年後に利息を受け取りますが、スワップ金利は毎日受け取ることができます。

レバレッジを掛けた場合のスワップ金利の受け取りは?

まず、レバレッジを掛けて通貨を買うということから考えてみます。FXで日本円を売ってドルを買うということは、日本円を借りてきてドルを買うということと同じことです。

 

より正確には、日本円を借りてきて、市場で日本円を売り、市場からドルを買うということです。

 

さらに具体的には、1ドル=100円のときに10万円しか持っていない人が、10万円を証拠金(保証金)として預け、日本円で100万円を借りてきて1万ドルを買うと考えるのです。

 

このとき借りてきた日本円というのは、元本の返済はなく、金利だけ支払えばよいことになっています。

 

よって、この借入れ金利と預け入れ金利の差がスワップ金利ということになります。つまり、決済するときに日本円で100万円を返済すればよいのです。

 

日本円は、ほぼ金利ゼロで借りてくることができますので、買った通貨の金利が4%であれば、ほぼ4%の金利を受け取ることができるということです。

 

また、決済するときに1ドル=110円になっていれば、ドルを売って110万円を受け取り、もともと借りていた100万円のみを返済すればよいということです。

 

そうすると、110万円−100万円=10万円が手元に残りますが、これが為替差益です。

 

◆支払うスワップ金利もある?
スワップ金利というのは、受け取るだけではありません。

 

例えば、円を売ってオーストラリアドルを買った場合には、スワップ金利を毎日受け取ることができます。

 

が、反対に、円を買ってオーストラリアドルを売った場合には、スワップ金利を毎日支払うことになるのです。

 

これは、高金利の通貨を借りてきて、低金利の通貨を買うということを考えると理解しやすいと思います。

FXと外貨預金の手数料は?

通常の外貨預金ですと、円から米ドル、または米ドルから円に換えるには、1円(約1%)程度の為替手数料が発生します。

 

片道1円、往復2円ですからかなりの取引コストになります。

 

一方、FXの場合はFX取引会社によっても異なりますが、5〜10銭など銀行の手数料の1/10〜1/100となっており、比較にならないくらい手数料が安くなっています。

 

ちなみに、外貨預金の場合、オーストラリアドルやニュージーランドドル、英ポンドなどは、片道2円往復4円以上も取られたりします。

 

なので、それだけで1年分の金利はなくなってしまうということにもなりかねません。よって、為替手数料という面からは、外貨預金よりもFXの方が断然有利となっています。

 

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