想定内のリスクとスプレッド/外貨で現金化するとは?

経済カレンダーとはどのようなものですか?

経済カレンダーというのは、経済指標の発表予定を示した表のことをいいます。なお、FX会社によっては、「スケジュール」といったタイトルでWebサイトに掲載している場合もあります。

 

◆地合いとはどのようなものですか?
地合いというのは、相場の状況や雰囲気のことをいいます。例えば、今後値上がりが予想される場合は、「地合いが強い」とか「堅調地合い」などといわれます。

 

また反対に、値下がりが予想される場合は、「地合いが弱い」とか「軟調地合い」などといわれます。

想定内のリスクとは?

レバレッジを高めれば高めるほど、投資効率はよくなります。実際、FX会社のなかには100倍とか200倍までのレバレッジを認めているところもあります。

 

しかしながら、ここまでレバレッジを高くしてしまいますと、ちょっとしたマーケットの変動によって、簡単にマージンコールがかかったり、ストップロスになったりしてしまうなど、想定外のリスクを負うことにもなりかねません。

 

ちなみに、「想定内のリスク」というのは、自分で負うことのできる範囲内のリスクで投資するということです。

 

よって、FXのような、価格変動を伴う投資対象で運用する場合には、この辺りには十分な注意が必要になります。

 

そのためにも、過去の為替レートをしっかりチェックして、もし円高に進んだとしても、簡単にマージンコールやストップロスにかからない範囲内でのレバレッジで運用することが重要になります。

 

◆スリッページとは?
スリッページというのは、相場が非常に大きく変動している場合に、逆指値注文成立時に生じる、指定レートと実際に約定したレートとの差のことをいいます。

 

◆どのような場合にスプレッドが広がるのですか?
常にスプレッドが広いFX業者については、高い手数料を設定していることになりますので避けたいところですが、次のような市場環境によってスプレッドが広がる場合があります。

 

市場参加者の少ない通貨ペアのケース
・例えば、市場参加者の少ない通貨ペアは、市場参加者の多い通貨ペアに比べると、スプレッドが広くなります。
・これは、市場参加者が少ないと、競争の原理が働かないだけでなく、銀行も普段あまり扱わない通貨ペアを取引すると管理などの手間がかかりますので、スプレッドを広くして手数料を徴収するからです。

 

市場の変動が激しいとき
・市場の変動が激しいときにもスプレッドは広くなります。
・これは、相場が激しく変動するときには、卸売市場であるインターバンク市場でまずスプレッドが広がり、小売市場である対顧客市場のスプレッドにも影響が及ぶからです。例えば、ドル円市場ですと、スプレッドは通常2〜3銭ですが、1日に何円も動くような激しい相場のときには、スプレッドは時として数十銭も開くことがあります。

 

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外貨で現金化するとは?

円高に進んだ場合を想定して、簡単にはマージンコールやストップロスにはかからない程度のレバレッジで運用していたとしても、何が起こるかわからないのがマーケットです。

 

そこまでは円高にはならないだろと考えていても、実際には、かなり円高になることもある得ます。

 

なので、そうなった時でもあわてずに済むような対策をたてておく必要があります。例えば、外貨のまま現金化するというのもその方法の1つです。

 

当然、ある程度の資金力が必要になるのですが、外貨のまま銀行の外貨預金口座に振り込んでもらって、そのままトラベラーズチェックなどに交換して、海外旅行などで使用するというのも、1つのリスク管理手段と考えられます。

 

こうすることで、為替リスクを気にすることなく、運用に専念することができます。

 

FXなどのリスク商品で資産を運用する際には、常にどのようなリスクがあるのかといったことをイメージしながら行っていくのが大切です。

ポジションメイクとは?

ポジションメイクというのは、新たにポジションを保有することをいいます。

 

為替市場は平日であればいつでも取引可能株式取引の場合は、基本的に各国の証券取引所が開いている日中の時間しか取引できません。

 

これに対して、外国為替取引の場合は、週末を除く平日であればいつでも取引を行うことができます。

 

具体的には、ニュージーランドのウェリントン市場から始まり、日本の東京市場、イギリスのロンドン市場、アメリカのニューヨーク市場の順に取引が活発になり、ニューヨーク市場が終わると翌朝を迎えるウェリントン市場にバトンパスされます。

 

つまり、日本時間でいいますと、週明けの月曜日朝7時頃から、週末の土曜日朝6時(冬時間なら7時)まで、いつでも取引することが可能ということです。

 

◆100倍のレバレッジとは?
100倍のレバレッジというのは、例えば、FX会社に預託している証拠金が10万円だとすると、その100倍の1,000万円相当の外貨を取引できるという意味です。

 

もちろん、フルレバレッジで投資した場合のリスクは非常に高くなります。

 

1ドル=100円で100倍のレバレッジですと、およそ10万ドルの取引が可能になりますが、わずか10万円の自己資金でこれだけの額の米ドルを取引すると、わずかな為替レートの変動で、簡単にマージンコールにかかってしまいます。

 

例えば、証拠金の50%の損失でマージンコールがかかるとすると、50銭程度円高ドル安が進んだ時点で、証拠金に対して50%の損失が生じることになります。

 

1日で50銭程度の値動きというのは、十分にあり得るものですので、ここまでレバレッジを高めてしまうと、損失額が膨大に膨らんでしまう恐れが高まります。

 

◆反対売買とは?
反対売買というのは、買いポジションを保有している場合は売り、売りポジションを保有している場合は買いの決済を行うことをいいます。

 

◆ポジションとレーダーとは?
ポジションとレーダーというのは、ポジションを保有し、月足、週足、日足の変化を見ながら、そのポジションを保有し続けるかどうかを決断するトレーダーのことをいいます。

外国為替市場は「24時間眠らないマーケット」

時間制限のある株式取引と異なり、いつでも取引可能な外国為替市場は「24時間眠らないマーケット」と呼ばれています。

 

そのため、日本の個人投資家の中でも特に株式取引を経験したことのある方は、外国為替取引に魅力を感じるようです。

 

というのは、株式取引は日中の証券取引所が開いている時間帯が最も取引が活発になりますが、多くの個人投資家は昼間に仕事をしているので、その時間帯にはなかなか取引できないからです。

 

これに対して、外国為替取引の場合は、仕事が終わった日本時間の夜のほうが、世界で最も外為取引の多いロンドン市場が昼間になっており、日中よりもむしろ取引が活発になっているので、市場に参加しやすいといえます。

 

◆外国為替とは?
外国為替というのは、2種類の通貨を交換することをいいます。そして、その交換するときのレート(交換比率)を為替レートと呼びます。

 

なので、例えば、1ドル=100円という表現は、1ドルあたり円が115円で交換できるということを意味しています。

 

◆為替差益とは?
1ドル=100円のときにドルを買って、1ドル=110円のときにドルを売った場合には、1ドルあたり10円の利益になります。これを為替利益と言います。

 

例えば、このとき1万ドルを売買したとすると、為替差益は10万円(10円×10,000)になります。

 

◆為替差損とは?
1ドル=110円のときにドルを売って、1ドル=100円ときにドルを買った場合には、1ドルあたり10万円の損失になります。これを為替差損と言います。

 

例えば、このとき1万ドルを売買したとすると、為替差損は10万円(−10円×10,000)になります。

 

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チャートとローソク足とは?

チャートというのは、為替の変動をグラフに表したものを言います。ローソク足というのは、チャートの一日の動きがローソクに見えることから「ローソク足」と呼ばれます。

 

その他にもいくつかのチャートがありますが、はじめはローソク足のチャートをしっかり覚えておけばよいと思います。

 

■日足(ひあし) ⇒ 日足は、1日ごとのチャートです。
■週足(しゅうあし) ⇒ 週足は、1週間ごとのチャートです。
■月足(つきあし) ⇒ 月足は、1か月ごとのチャートです。

 

どのチャートも重要ですが、どのチャートを見るのかによって、全く異なった印象を受けるかと思われます。

 

これらのチャートを見ていると一定の周期性が見えてくるかと思いますが、徐々に、全体的に上がりすぎているとか、下がりすぎているとかがわかるようになってきます。

 

◆チャーチストとファンダメンタリストとは?
チャーチストとは、チャート重視の人のことで、なぜ動くのかというよりは、どう動くのかを重視する人のことをいいます。

 

ファンダメンタリストというのは、景気や金利などのデータから、動きを予測する人のことを言います。

アナリストとはどのような職業の人ですか?

アナリストというのは、元来は分析する人のことをいいます。この意味からすると、アナリストはどの分野にも存在していることになります。

 

しかしながら、投資分野においてアナリストといった場合には、相場の分析を行う専門職のことをいいます。

 

具体的には、株式や債券、為替相場等への投資、あるいは経済や市場全体について調査・分析・評価を行う人のことです。

 

◆アナリストの種類は?
アナリストを大きく分けると、次の2種類になります。

 

■テクニカルアナリスト ⇒ チャート分析などテクニカル要因を活用して分析するアナリストです。
■ファンダメンタルアナリスト ⇒ 経済統計や経営実態などファンダメンタル要因を元に分析するアナリストです。

 

◆アナリストを投資対象によって分類すると?
アナリストを投資対象によって、次のように分けることもできます。

 

■証券アナリスト ⇒ 株式の調査や分析を行うアナリストです。
■クレジットアナリスト ⇒ 債券等の信用調査を行うアナリストです。
■ファンドアナリスト ⇒ 投資信託等の評価を行うアナリストです。

 

なお、アナリストは、サービス提供の対象が証券を売る側か買う側かの違いで、バイサイドアナリスト(買う側)と、セルサイドアナリスト(売る側)に分けることも可能です。

円高、円安とは?

例えば、1ドル=100円から1ドル=110円になったときには10円の円安と言います。反対に1ドル=100円から1ドル=90円になったときには10円の円高と言います。

 

ドルが100円から110円になるということは、同じ1ドルを買のに、100円あればよかったものが、110円でなければ買えなくなったということですから、円の価値が下がった状態(=円が安くなる)であるので、「円安」と表現します。

 

100円から110円になると数字が大きくなるので、円高と言ってしまいそうですが、表現としては逆になりますので注意してください。

 

具体的には、米ドル/円のチャートなどを見ていただくと、上方向が円安の方向で、下方向が円高ということになります。

 

ですから、円高の時に買うというのは、チャートが下方向に行っている時ということになります。

 

◆ニュースなどでの円高とは?
テレビのニュースなどでも円高や円安という言葉はよく聞くと思われます。「今日は円高」などという場合には、通常はドルに対して円の価値が上がったということを指しています。

 

これは、正確には「今日はドルに対して円高」と表現すべきなのですが、現在はドルが基軸通貨となっていることから、このように表現されます。

 

よって、今日は円高であると言われていても、実はドルが他の通貨に対して全面的に安くなっているだけのときがあります。この状態をドルの独歩安であるといいます。

 

ここで、注意してほしいのは、円高や円安と言われるときに、ドルだけでなく、ドル以外の他の通貨に対しても円が強くなっているのか(円高)、円が弱くなっているのか(円安)というのは見るようにしてください。

 

同じようにドルが強いと言われていても、単に円安であって、円が全ての通貨に対して安くなっているようなときもあるからです。

 

各FX会社には様々なチャートが用意されていますので、どの通貨がどの通貨に対して上がっているのか(下がっているのか)をよく見て、ニュースなどの表現に惑わされないようにしてください。

いざなぎ景気とは?

いざなぎ景気というのは、1965〜1970年まで57か月間続いた好景気のことをいいます。

 

この「いざなぎ」という言葉は、日本の国土を作り上げたとされる「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」に由来しています。

 

日本の国土を作った伊弉諾尊時代にまでさかのぼらないと、これほどの好景気は例を見ないという意図から、次の好景気を上回る好景気として、この名がつけられました。

 

■神武景気 ⇒ 1955〜1957年(31か月)
■岩戸景気 ⇒ 1958〜1961年(42か月)

 

◆景気循環とは?
景気循環というのは、経済活動の状況の周期的な変動のことをいいます。景気は次の時期を繰り返しながら循環しています。

 

■回復期 ⇒ ■好況期 ⇒ ■後退期 ⇒ ■不況期

 

このうち、回復期と好況期を拡大局面、後退期と不況期を後退局面とする考え方もあります。

 

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