リスクコントロールとは〜/通貨の分散効果を高める通貨ペアとは...

FX会社にマージンコールがない場合は?

FX業者の中には、マージンコールのパーセンテージを自分で設定しなおすことができたり、あるいはマージンコール自体がない業者も存在します。

 

ただし、こうした業者は、投資家保護という観点からするとあまりお勧めできません。

 

これは、マージンコールがあるおかげで、気がついたらいつの間にか全ポジションが強制ロスカットされていたというようなことを避けることができるからです。

マージンコールを発動させないためには?

マージンコールなどは、できるだけ発動させない方がよいわけですから、初めからマージンコールを発生させないためには、次のような事前策をとっておくことが不可欠になります。

 

■できるだけ余裕のある水準の証拠金を事前に入金しておく。
■証拠金に対してリスクの高すぎるレバレッジを効かせない。...など

 

また、預け入れている証拠金に対する評価損の割合(証拠金維持率)に、常に気を配るクセをつけるようにします。

 

そうすれば、マージンコールとは無縁のFX取引を続けることができます。

 

◆リスクコントロールとは?
FXは、商品面の魅力なども含めて総合的に判断すると、非常にリーズナブルな金額で取引を始められますので、個人投資家にとっては、メリットの高い投資手段といえます。

 

しかしながら、レバレッジの逆効果については十分な注意が必要です。

 

10万円の証拠金で100万円相当の外貨を買っているとしたら、それはあくまでも100万円の外貨投資に相当するリスクを抱え込んでいるのと同じことだからです。

 

また、証拠金として預けた10万円を元手と考えるのか、それとも実際に買い建てている100万円相当の外貨を元本と見るのかによって、リスク管理は大きく変わってきます。

 

基本的には、実際に買い建てている外貨を元本と見立てて、自分自身のポートフォリオを考えた方が、予想外のリスクに見舞われることもないので無難です。

 

つまり、あくまでも実際に取引している金額を元本と考えることが重要です。

 

◆証拠金はどれくらい預けた方いい?
証拠金は余裕を持って預けた方がいいです。

 

というのは、預けている証拠金に対してギリギリのレバレッジで運用すると、ちょっとした相場の変動で、取引が強制的に清算されてしまう恐れがあるからです。

 

◆マージンコールは発生するとどうなるの?
マージンコールは、FX会社によって若干の差はありますが、含み損が拡大したら強制ロスカットが適用される点は同じです。

 

よって、マージンコールが発生した場合には、次のいずれかの対応をとるようにしてください。

 

■追加で証拠金を入金し、維持率を上げる。
■含み損が発生しているポジションを決済する。

 

なお、マージンコールを無視していると、強制ロスカットで全ポジションが決済されてしまいますので注意が必要です。

 

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FXでの複数通貨の分散もポートフォリオ?

ポートフォリオというのは、異なる複数資産に分散投資した場合の構成比のことをいいます。

 

FXで複数通貨に分散することも、ポートフォリオの一種になりますが、この複数通貨への分散投資については、その効果は低いと考えられています。

 

よって、通貨に投資すると同時に、例えば、株式やコモディティなど、値動きが異なる複数の資産に分散投資した方が、リスク低減効果は高まると思われます。

 

◆通貨の分散効果を高める通貨ペアとは?
ユーロ/米ドルというような、円を介さない通貨ペアがあると、分散投資効果を高めることができます。例えば、円を売って米ドルを買うと同時に、ユーロを売って米ドルを買うとします。

 

ここで、円高ドル安が進んだ場合には、当然、円と米ドルの通貨ペアには為替差損が生じることになります。

 

しかし、米ドルが円に対して安くなったとしても、ユーロに対しては米ドル高になるケースもあります。

 

つまり、米ドルに対してユーロと円を売っておけば、米ドル/円の取引で生じる為替差損を、米ドル・ユーロの取引で生じるかもしれない為替差益によって、相殺することも可能です。

 

これが、通貨分散のメリットといえます。

 

◆FXにおける通貨の組み合わせは?
FXでは、米ドルやユーロ、英ポンド、豪ドルなど、様々な通貨に投資できるというメリットがあります。また、通貨分散を行う際には、対円以外の取引通貨にも注目したいところです。

 

例えば、外貨預金の場合にも、確かに様々な通貨を取り扱っていはいますが、基本的にはすべて対円での取引となります。

 

つまり、円を売って外貨を買うという取引です。しかしながら、対円取引ばかりであると、いくら他の通貨に分散したところで、それほどの分散効果は高まりません。

 

これは、基本的に円高が進む場合には、米ドルやユーロなど異なる通貨すべてにおいて、円高が進むケースが多いからです。

 

よって、円を介さない通貨ペアの種類を多くすることにより、高い分散投資効果を期待することができます。

対円とは?

対円というのは、円に対して様々な外貨を取引することをいいます。

 

なお、FXを構成する通貨ペアは、基本的に、円対米ドル、円対ユーロ、円対豪ドルなど、対円での取引がメインとなっています。

 

◆ポジションとは?
ポジションというのは、建玉のことで、外貨を売りや買いなどで保有することをいいます。

 

◆ポジションクローズとは?
ポジションクローズというのは、一度保有したポジションを手仕舞うことをいいます。

 

◆円高と円安とは?
円高とは、ある外貨に対して円の価値が相対的に高いことをいい、円安とは、ある外貨に対して円の価値が相対的に安いことをいいます。

 

◆インターバンク市場とは?
インターバンク市場(卸売市場)は、銀行同士で外国為替取引を行っている市場であり、銀行のみが参加できるところです。なお、ここで為替の卸値が決まります。

 

◆クロス取引とは?
クロス取引というのは、米ドルを介さない為替取引のことをいいます。

 

なお、円クロス(クロス円)といった場合には、EUR/JPY,GBP/JPYなど、円を絡めた取引のことをいいます。

 

◆ロングとは?
ロングというのは、買いから始める取引のことをいいます。

 

◆ショートとは?
ショートというのは、売りから始める取引のことをいいます。

 

◆ナンピンとは?
ナンピンというのは、トレンドと逆らった売買を行うことをいいます。具体的には、相場が下がっているときには買い増しをし、上がっているときには売り増しをします。

 

◆デリバティブとは?
デリバティブとは、株式、為替、債券などの金融商品から派生したもので、価格変動に連動して理論的な価格が定める商品の総称のことをいいます。

 

◆必要証拠金とは?
必要証拠金というのは、ポジションを保有するために必要なお金のことをいいます。

 

◆インカムゲインとは?
インカムゲインというのは、利子や配当、金利などによる利益のことをいいます。なお、FXでは「スワップポイント」がインカムゲインとなります。

 

◆FXのコストについて
投資家からの注文を執行するまでに、FX業者や金融機関は、上記のような仕事をするわけですから、それらに対する費用が発生するのは致し方ないことです。

 

つまり、それらがFXの手数料や金利収入にかかるコストとなるわけですが、それでもFXの場合は、他の外貨投資に比べれば、格安のコストで取引できるといえます。

年末年始の相場予想は当たるのか?

年末年始になると、新聞や雑誌で今年(来年)の相場予想といった特集がなされますが、これらの予想というのは、過去の相場予想を見返してみるとよくわかりますが、あまり当てになりません。

 

予想を立てる際には、大勢の人たちがそれを聞いて納得する理由が必要になりますので、どうしても通り一遍の予想になりがちだからです。

 

ただ、なぜそのような見通しになるのかについては、確かに理路整然と説明されており、思わず納得してしまうものでもあります。

 

しかしながら、マーケットというのはそういうものではありません。FXトレードをしていれば、マーケットが理屈どおりに動かないことはよくわかると思われます。

 

よって、たとえなるほどと思える話であっても、話半分程度に聞くようにしていればよいのではないでしょうか。

 

◆ユーロの傾向は?
ユーロというのは、欧州通貨統合により発足した共通の通貨のことで、次の全15か国の通貨を統合することによって、誕生しました。

 

■フランス ■イタリア ■ドイツ ■オランダ ■ベルギー ■オーストリア
■アイルランド ■フィンランド ■ポルトガル ■ギリシャ ■スロベニア
■ルクセンブルク ■スペイン ■マルタキプロス

 

ユーロが流通している経済圏の規模は、GDPや人口などで米国に肩を並べており、ユーロを第2の基軸通貨をみなす傾向が強くなっています。

 

しかし、複数の国の金融政策や通貨政策を、1つの中央銀行(欧州中央銀行)が扱うことは、国の経済情勢などに応じたきめの細かい政策対応が困難であり、そこにユーロの矛盾点を指摘する意見も多くあります。

 

よって、ユーロが第2の基軸通貨になれるのかどうかが決まるのには、かなり長い時間がかかると思われます。

 

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スワップポイントの魅力は?

FXには、為替差益が得られるだけでなく、スワップポイントと呼ばれる金利収入にも大きな魅力があります。

 

もちろん、外貨預金や外国債券でも金利収入を得ることができます。

 

しかしながら、FXの魅力は、このような既存の外貨建て金融商品よりも、さらに高い金利収入を得ることができることにあります。

 

◆レバレッジを活用すると?
FXは、自分のリスク許容度に応じて、レバレッジを活用することにより、さらに高いスワップポイントを得ることが可能です。

 

例えば、豪ドルのスワップポイントが年5%程度だとすると、レバレッジを2倍にして運用すれば、10%(5%×2)もの高金利を得ることができます。

 

とはいえ、レバレッジを高めるほど、FXの運用リスクは高まりますので、リスク管理が可能なレバレッジの範囲内で運用することが大切です。

 

◆レートとは?
レートというのは、外国為替相場における通貨の価格のことをいいます。

マージンコールがない場合は?

マージンコールの設定自体がないFX会社や、自分でマージンコールの設定が行える会社の場合は、常に自分で口座状況を意識する必要があります。

 

はじめからマージンコールを発生させないためには、次のようなことに注意するとよいと思われます。

 

■余裕のある額の証拠金をあらかじめ入金しておく。
■あまりレバレッジを高くしすぎない。
■損切りをマメに実行し、含み損をできるだけ減らしておく。...など

高金利通貨とは?

高金利通貨というのは、金利水準の高い国が発行する通貨のことをいいます。代表的な高金利通貨としては、豪ドル、ニュージーランド・ドル、英ポンドなどがあります。

 

これらの通貨は、FXでも高いスワップポイントが得られるので、個人投資家の間でも人気の高い通貨となっています。

 

ただし、外国為替市場における、これらの通貨の取引量というのは少なく、ちょっとした売りや買いによって為替レートが大きく変動する場合がありますので注意が必要になります。

 

もちろん、それだけ高いリターンを得るチャンスもあるので、短期売買の対象にもなりやすいのですが、タイミングを間違えると大きな損失を被る恐れもありますので、慎重さが必要です。

 

また、通貨発行国の経済情報などが日本では入手しにくいといった事情もあるため、安易に手を出すのは避けた方が無難かもしれません。

独歩高とは?

独歩高とは、ある特定の通貨だけが上昇することをいいます。

 

◆独歩安とは?
独歩安とは、ある特定の通貨だけが下落することをいいます。

 

◆デイ・オーダーとは?
デイ・オーダーというのは、有効期限をその取引日のみと設定して出すオーダーのことをいいます。

 

◆ハリケーンとは?
ハリケーンというのは、主として米国を襲う大型暴風雨のことをいいます。

 

経済に支障をもたらす天候異変は、為替相場にも影響を及ぼすことが多いですが、2005年に米国を襲ったハリケーン「カトリーナ」は、米経済にも悪影響を与えるとともに、為替相場にも影響を及ぼしました。

 

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