マージンコールや強制ロスカットの役割〜/デイトレードと長期投資〜/投資効率とレバレッジ...

マージンコールとは?

マージンコールというのは、業者が設定した、一定の維持率を下回った場合に、警告として送られるメールのことをいいます。

 

マージンコールに対して何のアクションもとらずに無視していると、その先には「強制ロスカット」が待っています。しかしながら、これだけは何としても避けたいところです。

強制ロスカットとは?

強制ロスカットというのは、評価損に対する証拠金の割合が20%を割り込むと、すべてのポジションがFX会社によって強制的に決済されるというものです※。

 

※FX会社によって多少の差があります。

 

◆マージンコールや強制ロスカットの役割は?
マージンコールや強制ロスカットというと、FXに恐怖を感じる人もいるかもしれませんが、実際はその逆です。

 

というのは、実際には、マージンコールや強制ロスカットというのは、投資家の資産が壊滅的なダメエージを受けないようにするための安全装置のような役割を果たしているからです。

FXの自由度は?

FXには、長期投資でも短期売買でも、どちらにも対応できる自由度の高さがあります。外貨預金も、いつでも好きな時に解約できますが、利率に魅力がないのが欠点です。

 

といって、利率の魅力を求めて定期預金にすると、今度は満期まで解約できないという欠点を背負ってしまいます。

 

もちろん、絶対に解約できないということはありませんが、外貨定期預金を満期前に中途解約すると、利率は大幅に低下してしまいます。

 

これですと、わざわざ定期預金にする意味もなくなってしまいます。これに対して、FXの場合は、いつでも好きなときに取引を終了させることができます。

 

つまり、「自分の思惑通りに相場が動いたので為替差益を得られた。そろそろ利食いをしよう」とか、「スワップポイントを長期間とっていきたいので、とにかくこの通貨を長期間保有し続けよう」など、自分の投資スタンスに応じて、運用期間を好きなように決めることができるということです。

 

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スキャルピングとは?

スキャルピングというのは、デイトレードにおいて、短時間で、少しの利益を狙って売買する方法のことをいいます。なお、スキャルピングは、「スカルピング」ともいいます。

 

◆2wayプライスとはどのようなものですか?
2wayプライスというのは、買いレートと売りレートを同時に提示するという方式のことをいいます。

 

そして、FX会社を選択するときには、2wayプライスを採用している業者であることが必須条件となります。

 

具体的には、レートが表示されているボード上で、「Bid」と「Ask」が同時に表示されているということです。

 

◆「Bid」「Ask」とは?
「Bid」というのは買値のことであり、「Ask」というのは売値のことです。ちなみに、これは投資家側から見ると、「Bid」は売値、「Ask」は買値ということになります。

 

具体的には、例えば、Bid=100.50 Ask=100.53と表示されていたら、米ドルを買いたいというときには、「1ドル=100.53円」というAskが適用されます。

 

また、反対に売りたいときには、「1ドル=100.50」というBidが適用されます。

 

なお、BidとAskの間に3銭の差が生じていますが、これが「スプレッド」と呼ばれるコストになり、この例ですと「米ドルのスプレッドは3銭」ということになります。

短期売買と長期投資

FXは自由度が高いので、自分の投資スタンスに応じて、運用期間を好きに決めることができます。

 

しかしながら、そのためには、自分自身がどういった目的で外貨投資をしようとしているのかというスタンスを決める必要があります。

 

、短期売買と長期投資とでは、取引手法が大きく異なるからです。よって、どのような投資をするにしても、自分の投資スタイルを確立することが重要です。

 

◆短期売買の取引手法とは?
短期売買をする場合には、自分のシナリオと異なる動きになった時には、素早く損切りをして、損失をできる限り最小限に抑える工夫が必要になります。

 

◆長期投資の取引手法とは?
長期投資をする場合には、必要以上にリスクを取らないように心掛けるとともに、できるだけ長期間、スワップポイントを確保できるような取引手法を考える必要があります。

 

◆スワップ金利とは?
スワップ金利というのは、金利が異なる2つの通貨を売買することによって発生する金利差のことをいいます。スワップ金利は、「スワップポイント」とも呼ばれます。

 

◆利食いとは?
利食いというのは、利益を確定するために、ポジションを清算することをいいます。

 

相場の格言では、「利食い千人力」という言葉がありますが、価格変動商品で資産運用を行う場合には、利食いをきちんと行う必要があります。

 

また、利益が乗っている状態のときには、「相場はもっと上がるかもしれない」などの期待感から、利食いのタイミングを逃しがちです。

 

よって、利食いを行う場合には、最高値で売ろうとしないで、そこそこの利益が得られたら、その時点で利食いを行った方が無難です。

FXにお勧めのテレビ番組は?

FX取引をする上で、お勧めの番組としては次のようなものがあります。

 

モーニングサテライト
・テレビ東京系で、月曜日〜金曜日の05:45〜
・ニューヨーク株式市場、為替市場の様子も即座に伝えられます。
・毎日、その日の為替相場に対する相場観を銀行等のディーラーが発表します。

 

ワールドビジネスサテライト(WBS)
・テレビ東京系で、月曜日〜金曜日の23:00〜
・東京時間の為替、株価、放送時間内の為替、株価の情報を報道しています。
・その他の経済情報やトレンド等についても取り上げられます。

 

なお、多くの報道番組では、冒頭にその日の基本的な流れを紹介しますので、時間を節約したいという人であれば、冒頭に紹介される番組内容をみるだけでも十分です。

 

◆投資スタンスとは?
投資を行う際には、自分がどういう性格で、投資をするときには、どういう方針で臨むのが理想的であるかということを把握しておく必要があります。

 

長期投資に向いている人がいれば、短期売買に向いている人もいるように、それぞれ向き不向きがありますので、それを把握することが、投資で成功するための近道となります。

 

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デイトレードとは?

デイトレードというのは、同日内の売買でポジションを決済する売買手法のことをいいます。また、デイトレードによる売買手法を行う人のことを「デイトレーダー」と呼びます。

 

◆日計り取引とはどのような取引ですか?
日計り取引というのは、デイトレードと同様の意味で用いられていますが、新規に保有したポジションを、当日中に決済する取引のことをいいます。

 

◆片張りとはどのような手法ですか?
片張り(かたばり、かたはり)というのは、「片建て」ともいい、「買い」あるいは「売り」のどちらか片方の取引を行う手法をいいます。

 

この片張りでは、FXや株取引、商品取引など一般的に行われる取引においては、相場が思惑通りに動けば、動いた値幅に応じて利益を得ることができます。

 

◆両建てとはどのような手法ですか?
両建てというのは、「両張り」とも呼ばれますが、「買い」と「売り」の両方の取引を同時期に行う手法をいいます。この手法は、サヤ取りを行う場合などに多く用いられます。

 

◆投資効率とレバレッジ
FXの魅力の1つに、投資効率が高いということがあります。そして、その投資効率の高さを支えるのが「レバレッジ」です。

 

このレバレッジを使えば、少額資金で大きな取引をすることができるので、自己資金の元手以上の収益を生み出すことができるのです。

 

例えば、10万円の証拠金を預けて1万ドルを買えるとします。このとき1ドル=100円であれば、10万円の元手で100万円相当の外貨を買っていることになります。

 

つまり、証拠金を元手として考えると、何と10倍もの取引を行っているということになるのです。このレバレッジを使った効果というのは絶大です。

 

というのは、上記の例でもし、1ドル=110円まで円安が進んだ場合には、円ベースでは100万円が110万円になるので、10万円の為替差益が得られることになるからです。

 

元手は証拠金として預託した10万円ですから、利益率は100%にも達します。これが、FXのレバレッジ効果の魅力なのです。

為替相場にテーマがあるとき

為替相場が何をテーマにするのかは、よくわかりません。ただし、同じ材料のテーマで相場が動くのも、せいぜい数か月程度で、それを超えると飽きがくるようなことが多いです。

 

また、忘れかけた頃に、過去の材料を引っ張り出してくることも為替市場ではよくあることです。

 

よって、FXトレーダーとしては、この手の材料が話題になり始めたら、その時点で対応していけばよいのです。

 

◆自分の相場予測をもつ
FXトレーダーとしては、相場を当てることが目的ではなく、稼ぐことが目的なので、とりあえず1年間の予想は立てても、自分の予想とは違う材料にマーケットが注目し始めたら、その都度、見方を修正して対応してことことが重要です。

 

とはいえ、個人投資家の場合は、どのように大きな指針をもてばよいのかわからないかもしれません。

 

そのような場合は、まずは専門家といわれる人たちの意見を聞くのもよいと思われます。

 

その際は一人ではなく、複数の意見を集めるようにし、自分としてどの人の意見を信用できるかを決め、最後に自分の相場予測を立ます。

 

そして、自分の相場予測を一度決めたら、それはあくまでも自分の判断として行動することが大切です。

 

ちなみに、あまり長期の予想は当てにせず、せいぜい3〜4か月程度の相場予想を重視するようにします。

レバレッジ効果のリスクは?

FXは、元手の何倍もの取引ができるレバレッジを活用することで、利益率アップが可能です。

 

しかしながら、レバレッジ効果は同時に、リスクを高めることにもつながりますので注意が必要です。

 

例えば、10万円の証拠金を預けて1万ドルを買えるとして、1ドル=100円のときに米ドルを1万ドル買ったものの、その後1ドル=90円にまで円高ドル安が進んだ場合には、損失額が10万円にもなります。

 

もちろん、いくつかのセーフティネットが働くので、ここまで損失が膨らむ前に、強制的に取引が終了されますが。

 

ただもしここまで損失が生じてしまった場合には、証拠金として預けた元本は全額なくなってしまうことになります。

 

よって、レバレッジ効果には逆効果もあるということを、頭に入れておく必要があると同時に、常に自分に無理がかからないレバレッジで運用することが大切です。

 

◆元手とは?
元手というのは、投資に際しての自己資金のことをいいます。

 

FXでは、少額の自己資金を担保にして信用を受けることができ、その信用を最大限に活用することによって、より大きな金額で投資することが可能です。

 

ただし、思惑通りに相場が進めば大きなリターンが得られる反面、逆に進んだときにはリスクも大きいので、レバレッジは最小限度に留めて取引するのが無難です。

相場の流れは永遠ではない

為替相場というのは、同じ流れがいつまでも続くということはありません。上昇すればいつかは下落し、下落すればやがて上昇するものです。

 

しかしながら、実際にFXトレードを始めると、この当たり前のことがわからなくなるときがあります。

 

というのは、自分の思惑通りの展開になると、そのまま流れがいつまでも続くのではないかという欲がでてくるのです。

 

逆に、自分が相場に乗れないまま、意図しない方向にどんどん動いてしまうと、自分だけが乗り遅れているのではないかという不安感から、早く何とかしなければいけないと焦ることもよくあります。

 

こういった錯覚を防ぐためにも、普段からチャートで過去の動きをよくチェックすることが大切です。そうすることによって、いくつか見えてくるものがあるからです。

 

◆FXのセーフティネットは?
セーフティネットというのは、投資家の資産を守るための措置のことをいいます。FXのセーフティネットといった場合には、マージンコールやロスカットがこれに該当します。

 

相場の動向次第では、損失を被る恐れがありますが、その損失額が一定額以上に達すると、マージンコールによって証拠金の担保不足が通知されたり、ロスカットによって取引そのものが強制的に清算されたりします。

 

FXにはこのようなセーフティネットがあるおかげで、リスクの高い取引でも、損失額が大きく膨らまないようになっています。

 

◆最低証拠金額とは?
最低証拠金額というのは、FXを始める際に、投資家がFX会社に預託する証拠金の最低金額のことをいいます。ただし、この最低証拠金額は、FX会社によってもまちまちです。

 

ちなみに、最低証拠金額が少額であるにもかかわらず、取引できる金額が大きくなるほど、レバレッジが高いということになります。

 

一般的には、最低証拠金額が10万円で、それに対して最大で取引できる金額は1万通貨単位というところが多いです。

 

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