スワップポイントと外貨定期預金のペナルティ〜/外貨預金とFXの相違...

スワップ派とは?

一般にFX取引といえば、日本円などの通貨で別の通貨をうまく売買して儲ける、つまり、為替差益で大きく儲けるというものだと思います。

 

しかしながら、一方で、高金利通貨を長期保有する「スワップ派」と呼ばれるスタイルの投資家も根強く存在します。

 

こうした投資スタイルが有効なのは、日本が世界のどの国よりも低金利だからです。

 

つまり、低金利通貨で高金利通貨を買って保有していれば、その間はずっと金利差から生じる利息をもらい続けることができるのです。

 

ちなみに、年利が高いという理由から、豪ドルなどを外貨預金している人も多いですが、根本的な発想は共通してます。

スワップポイントとは?

FXでは、通貨間の金利差を「スワップポイント」という形で受け取ることができるのですが、これはわかりやすくいうと「利息」のようなものです。

 

外貨預金の場合には、原則として途中解約ができませんし、満期まで待ってようやく利息を受け取ることができるのに対して、FXではそのような制約は一切なく好きな時に出金できます。

 

また、スワップポイントは、日々取引口座の画面上で目に見える形で受け取れるため、放っておいても勝手に貯まっていく様子を確認できます。

 

◆日割りとは?
FXのスワップポイントは日割りで受け取れます。

 

外貨定期預金の利息というのは、基本的に満期を迎えた時点で一括して受け取る形になります。

 

が、FXの場合には、ポジションを持っている間は日々、スワップポイントを受け取ることができます。

 

ちなみに、スワップポイントが年率で表示されている場合は、スワップポイントを365倍すると、年間の金利差収益を算出することができます。

 

スポンサーリンク

外貨定期預金のペナルティとは?

外貨定期預金の場合は、原則として満期前の中途解約は認められていません。

 

もちろん、預金者の側にやむを得ない事情のある場合は、例外的に中途解約は認められますが、その際には、ペナルティレートという、外貨普通預金の利率が適用されるケースが多いです。

 

この場合には、当然収益性は大幅に減退することになります。

 

これに関しては、FXの場合、いつでも自由にポジションを解消することができますので、流動性と収益性の両面で優れているといえます。

買いポジションと売りポジションとは?

買いで保有している状態、つまり、買ったまま決済しないでいる状態のことを買いポジションをとっていると表現します。

 

反対に、売ったままの決済しない状態は、売りポジションをとっていると表現します。ちなみに、買いポジションは「ロングポジション」、売りポジションは「ショートポジション」とも呼びます。

 

なお、「ポジション」という用語は、FX取引を行う上では欠かせないものになりますので、少しでも早く慣れるようにしてください。

 

◆日本円で売りポジションをとっている場合はどうなるのですか?
低金利通貨で高金利通貨の買いポジションをとっている状態でいる限り、スワップポイントは常に自動的に発生してくれます。

 

では、日本円のような低金利通貨で、高金利通貨の売りポジションをとっている場合はどうなるのでしょうか。この場合は、その分のスワップポイントを支払い続けることになります。

 

トレードに慣れてきますと、売りから入る、つまり売りポジションをとっている局面も多くなってくると思います。

 

が、その場合には、スワップポイントを支払い続けているということを常に頭の中に留めておく必要があります。

 

なお、売りポジションをとっているときは、比較的短期勝負になることが多いと思われますが、長期戦になってくるに従って、スワップポイントの支払いがじわじわと効いてきますので、注意が必要です。

外貨預金とFXの相違

FXというのは、あくまでも通貨を売買するための金融商品という点において、他の外貨建て金融商品とは大きく異なります。

 

例えば、外貨預金というのは、外貨建ての預金ですし、外貨建て外債というのは、外貨建ての債券になります。

 

これらは、確かに外貨建てなので為替レートの変動によって損益は大きく変動しますが、あくまでも預金であり、債券なのです。

 

◆外貨預金で銀行が破綻したら?
外貨預金を利用している銀行が破綻したらどうなるのでしょうか?

 

実は、外貨預金というのは、預金保険の対象外となっていますので、その銀行が破綻した場合には、円建て預金とは異なり、元本が戻ってこなくなる可能性があるのです。

 

ちなみに、債券も同様です。債券の場合は、それを発行している企業や政府が財政破綻に陥ると、ただの紙切れになってしまうリスクを抱えることになります。

負けを認めるとは?

人間というのは自己中心的なものなので、自分が負けることや損することには自然な抵抗があります。

 

しかしながら、FXトレードでトータルで勝つためには、局面において負けることが不可欠になります。

 

よって、自然な気持ちに反し、意識して負けを認めるように努力することが重要です。

 

◆為替相場は「ゼロサムゲーム」とは?
為替相場は「ゼロサムゲーム」と言われます。これは、誰かが勝てば誰かが負ける、そして、勝ち負けを全部合計すると、差し引きゼロになるからです。

 

ただし、もう少し正確にいいますと、FXは取引をするたびに手数料を取られていますので、差し引きするとマイナスになります。

 

◆相場で儲ける人は2割にすぎない
統計的に、相場で儲ける人というのは、全体の2割程度にすぎません。

 

なので、多くの人がいま何を考えていて、どういうポジションを持っているのかを冷静な目で見ることが必要になってきます。

 

自分だけ仲間から外れるのは勇気のいることですが、だからこそ人と違う成果が上げられるのだと考えて、周りが興奮しているのを冷静な目で見られるぐらいの余裕を持って、情報を収集して分析することが大切です。

 

スポンサーリンク

通貨の信用リスクとは?

FXは、預金でも債券でもなく、あくまでも通貨を売買する金融商品ですから、発行体の信用リスクというのは、ほぼゼロといえます。

 

そして、通貨の価値がゼロになるということは、よほどのことがなければ起こり得ません。ただし、新興国のように、国の財政事情が厳しい国の通貨であれば、通貨の価値が暴落する可能性はあります。

 

しかしながら、FXで取引可能な通貨の多くは、日本や欧米先進諸国が中心で、経済的にも安定している国の通貨ですから、無価値になるリスクというのは、非常に低いと考えられます。

 

つまり、国がなくならない限りは、投資資金がゼロになることはないということです。

 

◆新興国とは?
新興国は、エマージングカントリーともいいますが、これから本格的に経済発展しようとしている国のことをいいます。

 

新興国で代表的なのは、中国をはじめとするアジア、東欧諸国、中南米諸国などです。

 

なお、新興国は、成長性は高いですが、経済基盤が脆弱なので、相対的に投資リスクは高めになりますので注意が必要です。

FXは通貨の組み合わせが豊富?

FXでは、通貨の種類も豊富ですが、それだけでなく通貨の組み合わせも豊富です。

 

といのは、外国為替取引というのは、ある通貨と別の通貨を交換することですから、通貨の組み合わせに応じて、通貨の種類以上に、様々な取引ができるようになるのです。

 

つまり、円と米ドル、円とユーロ・・・といった円との組み合わせだけでなく、ユーロと米ドル、ポンドと米ドルなど、円を絡めない通貨同士の組み合わせもできるということです。

 

例えば、米ドル/円、ユーロ/円の取引で損失を出してしまったとしても、ユーロ/米ドルでプラスの収益を得ることができるかもしれません。

 

このように様々な相場の状況に応じて、通貨の組み合わせ次第で利益を出すことが可能になるのです。

 

◆通貨ペアについて
FXにおいては、上記のような通貨の組み合わせのことを「通貨ペア」と呼んでいます。

 

また、FX業者では、通貨そのものの種類というよりは、通貨ペアの数で品揃えの豊富さを競っています。

 

なお、実際、多くのFX業者では、10〜20通貨ペアを取り扱っているようですが、100以上の通貨ペアが取引可能な業者もあるようです。

信用リスクとは?

信用リスクは、クレジットリスクともいいますが、預金の預入銀行や債券の発行体などが破綻することにより、投資家の資産価値に何らかの毀損が生じるリスクのことをいいます。

 

信用リスクを回避するには、預金であれば預入銀行の、債券であれば発行体の信用力を把握する必要があります。

 

ちなみに、債券格付会社などは、インターネットなどで、日本国内で購入することのできる債券の格付けを公表していますので、それを参考にするのもよいと思われます。

 

基本的に、格付けがBBB(トリプルB)以上の債券であれば、償還までに債務不履行になるリスクは少ないと考えられます。

 

◆ヘッジとは?
ヘッジというのは、1つの取引の価格変動リスクなどを相殺するために、別の取引を行うことをいいます。

 

◆マージンコールとは?
FXでは、評価損が生じ、証拠金維持率が一定レベルを下回りそうな場合に、取引業者から保証金の追加やポジションの決済を求められるのですが、マージンコールというのは、その通知のことをいいます。

 

◆ギブンとは?
ギブンというのは、提示された価格で売ることをいいます。また、外国為替市場の取引で、売りが趨勢である状況のことです。

 

◆反騰とは?
反騰(はんとう)というのは、それまで相場が下落基調にあったところから、急激に上昇に転じた状態のことをいいます。

 

特に上昇に転じた後の上げ幅が大きく、上昇の勢いが強い場合に用いられます。

 

◆外貨預金の業者破綻リスクは?
外貨預金は、預金保険の対象外です。なので、外貨預金を取り扱っている銀行が経営破綻に陥ると、元本が戻ってこない可能性があります。

 

◆外国債券の業者破綻リスクは?
外国債券を取り扱う証券会社が破綻しても、外国債券の発行体が破綻しない限りは、顧客の資産は保全されます。

 

ただし、債券の種類によっては、その時点で強制的に償還される可能性があります。

 

◆FXの業者破綻リスクは?
FX会社が破綻した場合には、信用リスクがありますが、信託銀行に分別管理をしているFX会社であれば、投資家の資産は保全されます。

 

◆追加保証金とは?
追加保証金というのは、一定の含み損益を抱えた場合に、取引を継続するために行う担保補強のことをいいます。

 

追加保証金が必要になったら、FX取引業者に、保証金を追加で預託しなければなりません。

マージンコールとは何ですか?

マージンコールを知らないでFXに参戦してしまうと、取り返しのつかない損失を被る恐れがあります。

 

なので、マージンコールの仕組みと対処法については、取引前に必ず理解しておくようにしておきたいところです。

 

マージンコールというのは、FX会社の口座に預け入れている証拠金に対して、一定の水準※を超えた損失が発生した時に、自動的に発動される警告のことをいいます。

 

これは、担保が足りないという判断になり、証拠金を追加で入金するように求められるものです。

 

具体的には、メールでそのことが告げられますが、当然、パソコンの取引画面でもマージンコール発動中であることが表示されます。

 

※FX業者によっても異なりますが、通常は50%です。

 

◆マージンコールが発動されたらどうしたらよいのですか?
もしマージンコールが発動されたら、決して放置してはいけません。マージンコールが解除されるために必要な証拠金を追加で入金するよう指示が出されます。

 

なので、すぐにその指示に従って動かなければなりません。

 

ただし、追加の証拠金をどうしても支払いたくないというのであれば、いったん頭を冷やすためにも、自分ですべてのポジションを決済するというのも一つの方法かもしれません。

 

◆外貨預金の投資対象に対するリスクは?
外貨預金の信用リスクというのは、それを扱っている銀行の信用リスクと同様です。なので、銀行が破綻すると、元本が戻ってこない可能性があります。

 

◆外国債券の投資対象に対するリスクは?
外国債券を発行している国や企業が財政破綻に陥った場合には、債券そのものが紙切れになる可能性があります。

 

◆FXの投資対象に対するリスクは?
通貨発行国が財政破綻などに陥った場合は、その通貨が暴落する恐れがあります。ただし、先進諸国の通貨で運用する場合は、このリスクは非常に低いです。

 

◆リスクとは?
リスクというのは、損失を負う可能性を指す用語で、具体的には、次のようなものがあります。

 

■市場リスク ■信用リスク ■インフレリスク...など

 

投資を行う場合には、投資対象がたとえ何であっても、リスクの負担を伴います。よって、投資で上手く利益を得るには、リスクコントロールが重要になります。

 

スポンサーリンク