IFD注文とOCO注文〜/システムリスクとスキームリスク、信用リスク〜

損失限定のIFD注文とは?

損失限定のIFD注文というのは、将来的にドルはもっと高くなると思っても、状況によっては安くなるリスクもあるという場合の注文方法です。

 

例えば、1ドル=100円以上になった場合に、ドルの買い注文(逆指値)を出すのと同時に、ドル安による損失発生に備えて、1ドル=99円でも損失限定のドル売り注文を出しておきます。

オファーとは?

オファー=Offer で、市場で提示する側(FX会社)の売値のことで、アスク(Ask)と同様の意味です。なお、オファーは、投資家にとっては買値になります。

 

◆対顧客市場とは?
対顧客市場というのは、銀行が事業法人や機関投資家などと通貨取引を行う市場のことをいいます。

 

◆地合いとは?
地合いというのは、相場の雰囲気や状況のことをいいます。具体的には、「現在、地合いが良い」とか「堅調地合い」などといわれる場合は、今後の値上がりが予想されます。

 

逆に、「地合いが悪い」とか「軟調地合い」などといわれる場合は、今後の値下がりが予想されます。

OCO注文とは?

OCO注文というのは、2つの注文を同時に出して、一方が約定された場合には、もう一方はキャンセルになるという注文方法のことをいいます。

 

例えば、1ドル=100円でドルの買いポジションを持っているとします。現在のレートは1ドル=102円です。このとき2円の利益が出ている状態です。

 

もう少しドルは上昇すると予測しているものの、ドルが下落した時に備えて、ある程度の利益は確保しておきたいと思います。

 

OCO注文は、このようなときに使うと便利です。例えば、1ドル=105円の売り指値注文と、1ドル=101円の売り指値注文を同時に出します。

 

こうすると、ドル高が進めば105円で売れますので、5円(105円−100円)の利益を得ることができます。

 

反対にもしドル安に進んだとしても、101円で売れますので、1円(102円−101円)の利益を得ることができます。

 

なお、OCO注文は、深夜寝ている時間帯の相場急変などにも対応できる、便利な注文方法です。

 

◆新規注文とは?
新規注文というのは、新しく買う、または売る注文のことを言います。新規注文を行うことにより、新たなポジションが発生し、為替レートの変動によって損益が生じる状態になります。

 

◆決済注文とは?
決済注文は、仕切り注文とも言います。新規注文によって買い、または売りのポジションが発生しますが、このポジションを解消するために行われるのが決済注文です。

 

例えば、1万ドルの新規買い注文を出した場合には、新たに1万ドルの売り注文(決済注文)を出すことによって、1万ドルの買いポジションをゼロにすることができます。

 

反対に、1万ドルの新規売り注文を出した場合には、1万ドルの買い注文(決済注文)を出すことによって、1万ドルの売りポジションをゼロにすることができます。

 

当然ですが、決済注文を出して、その注文が成立した時点で損益状況は確定されます。

 

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システムリスクとは?

インターネットを利用してFX取引を行う場合には、次のようなリスクがともないます。

 

■自分のパソコンの故障 ■自宅の停電 ■プロバイダーの回線状況
■取引事業者のシステムの保守管理 ■セキュリティやデータ管理...など

 

たとえ、大手証券会社や銀行系のFX取引事業者であっても、システム上のトラブルが起こる可能性は常にあります。

 

なので、そうしたトラブルが起こった際には、どのように対応するのかといったことを、投資家自身が考えておく必要があります。

 

◆スキームリスクとは?
FX取引は、取引所取引ではなく相対取引なので、次のような取引ルールはFX業者ごとに異なります。

 

■為替レート ■取引通貨 ■取引形態 ■取引方法 ■利用時間...など

 

よって、個別の内容について1つ1つ確認しておくことが大切です。

 

◆信用リスクとは?
FX業者を選択する際には、その業者のバックグラウンドにも注意する必要があります。

 

というのは、FX業者の背後には、必ず対顧客との為替取引をヘッジする事業者が控えているからです。

 

その事業者のバックグラウンドにも同様の為替事業者が控えているのであれば、その事業者の信用リスクも考慮する必要があるのですす。

 

つまり、顧客が取引するFX業者の社会的・財務的信用というのは、その背景にある事業者の社会的・財務的信用に支えられているということです。

 

FX業者のなかには、大手外資系銀行がバックについているということがありますが、これは、大手外資系銀行が取引するに値すると判断しているFX業者ということになります。

 

また、複数の銀行がバックについているということは、そこに競争原理が働きますから、その事業者が顧客に提示する為替レートも、比較的よいレートである可能性が高くなります。

 

よって、FX業者を選択する際には、そのFX業者だけでなく、そのバックグラウンドについても慎重に確認する必要があります。

チャートとは?

チャートというのは、過去の値動きを表したものです。チャートの多くは、ローソク足によって過去の値動きを表示します。

 

なお、テクニカル分析をする上では、チャートの流れを読むのが基本になります。

 

◆ローソク足とは?
ローソク足というのは、高値、安値、始値、終値という4本値を1度に表示するものです。

 

◆ロイターとは?
ロイターというのは、英国を代表する大手通信会社のことです。

 

ロイターは、様々なニュースの配信を行っている伝統的な通信社ですが、その中でも金融情報の配信では定評があります。

 

また、米国の通信会社であるブルームバーグも、ロイターと同様に金融関連の情報配信では定評があります。

 

この手の通信社情報は、リアルタイムで配信されていますので、世界中で起こっている様々な金融ニュースを即座に知ることができます。

 

◆トレンドラインとは?
トレンドラインというのは、ある一定方向に動く安値と安値、高値と高値を結んで、長期的な価格の動きを見るためのラインです。

 

また、切り上がる安値と安値を結んだ線が上昇トレンドラインとなり、切り下がる高値と高値を結んだ線が下降トレンドラインとなります。

 

◆トレンドラインと為替レートの法則とは?
トレンドラインと為替レートには、ある法則があります。為替レートというのは、上下を繰り返しながら上昇したり下降したりします。

 

ですが、その過程でいったんトレンドラインにぶつかると、ここから先へは進めずに上(下)に、つまり、今まで進んできた方向と反対方向へ進もうとします。

 

しかしながら、中にはトレンドラインを無視して、さらにその先まで突き進んでいく相場もあります。

 

このとき、上昇トレンドの場合は、為替レートの動きが上昇トレンドラインを上から下へ、下降トレンドの場合は、為替レートの動きが下降トレンドラインを下から上に抜けてしまうと、為替レートは直近の安値(高値)を目指して進んでいきます。

 

つまり、為替レートがトレンドラインを突き抜けると、一番近い安値(高値)に向かう傾向があるということです。

 

ただし、こうしたことは、ある程度チャートを分析していると自然にわかるようになってきます。

 

なので、まずは、チャートの動きを分析して、しっかりとチャートの動きを把握できるようになってから、実際にFX取引を行うようにしてください。

マージンコールとロスカットは?

マージンコールというのは、損失額が一定水準に達したので、新たに証拠金を差し入れる必要がありますという通知のことを言います。

 

そして、ロスカットというのは、取引の強制決済のことです。FXは常に為替レートが変動していますので、その状況次第では損失が生じることもあります。

 

例えば、ドルを買った後に円高ドル安が進めば、為替差損が生じます。

 

ですが、この為替差損が証拠金に対してどの程度の比率に達したかによって、新たに証拠金を差し入れたり、または取引が強制終了されたりするのです。

 

もちろん、こうした事態は避けたいところですが、このシステムがあることによって、相場が急変した時でも、損失額が大幅に拡大するのを防ぐことができるのです。

 

◆証拠金とは?
FXというのは、外国為替取引を行うのに必要な資金をFX会社より借りて、その資金で外貨を売買する取引のことを言います。

 

ですから、FX会社から信用を受ける上では、一定額の担保を納める必要があるのです。この担保のことを証拠金と言います。

 

基本的に証拠金は現金で預け入れることになりますが、FX会社の中には、株式や債券などの有価証券で預託することを認めているケースもあります。

 

ただし、実際に取引している外貨に含み損が生じた場合には、担保力が低下しますので、追加で証拠金を預け入れなければなりません。

 

これが追証であり、また、追証を納めてくださいという事前通知がマージンコールです。

 

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外貨預金・外貨MMFの取引コストは?

外貨預金であれ外国債券であれ、外貨取引を行う際には、所定の為替手数料がかかります。

 

例えば、外貨預金の場合ですと、米ドルでは1ドルにつき片道1円、外貨の買いと売りの往復では2円が取られます。

 

また、外貨MMFの場合では、片道50銭、往復で1円というのが多いです。

 

◆FXの取引コストは?
FXの場合は、外貨預金や外貨MMFと比べると、為替手数料は格安です。比較的高めの手数料を取るところでも、片道10銭、往復20銭というのが普通です。

 

このように為替手数料が安いので、FXの場合には、比較的小さな値動きでも利益を上げられるというメリットがあります。

 

例えば、外貨預金に1ドル=100円で預けた場合、利息などを考慮しなければ、1ドル=102円まで円安ドル高が進まないと為替差益は得られないことになります。

 

これは、1ドル=101円で為替差益が出ていても、為替手数料が往復2円ですので、実質的には元本割れになってしまうからです。

 

しかしながら、FXであれば、例えば、1ドル=100円でドルを買ったとしても、1ドル=101円10銭まで円安ドル高が進めば、そこから先は為替差益になります。

 

よって、短期の取引で利益を上げようとする場合には、FXの為替手数料の安さは、強力な武器になるといえます。ただし、FXの場合には、スプレッドには注意が必要です。

 

◆スプレッドとは?
スプレッドというのは、為替の売値と買値の差額のことです。2Wayプライス表示されているビッドとオファーの値を見れば、スプレッドがいくらなのかはわかりますので、為替手数料と合わせて、コストの割安なFX会社を利用するようにしましょう。

 

◆片道とは?
外貨投資というのは、円を売って外貨を買うことによってポジションを作り、その後に買った外貨を売ることによってポジションを解消し、そこで損益が確定されます。

 

この円を売って外貨を買う、または外貨を売って円を買うという取引のどちらか一方にかかる為替手数料のことを、片道の手数料といいます。

 

よって、ポジションを作ってからポジションを解消するまでの取引にかかる為替手数料は、往復の手数料ということになります。

トレーディングとは?

トレーディングというのは、為替をはじめ、株式や債券など、ある特定の投資対象を売買することを言います。トレーディングの語源は、トレード(交換)するという言葉です。

 

ちなみに、ディーリングという言葉が使われることもあります。

 

◆悪材料とはどのようなものですか?
悪材料というのは、投資家が保有している銘柄やポジションの値段が不利な方向に動く材料のことをいいます。

 

といっても、一般的には、買いから入る投資家が多いこともあって、悪材料といった場合には、価格を下落させる要因を指すケースが多いです。

 

ちなみに、悪材料は、「弱材料」「弱気材料」「下げ材料」「売り材料」などとも呼ばれます。悪材料は、具体的には次のようなものを含め様々です。

 

■経済指標の悪化 ■政情不安 ■テロ(未遂、懸念)
■転変地異...など

 

◆アク抜けとはどのような状況のことですか?
一般に悪材料が出尽くした後というのは、反発することが多いのですが、これをアク抜けといいます。これは、食材を調理するときに出る「アク(灰汁)」になぞらえた表現です。

短期売買とは?

短期売買というのは、デイトレードなど、きわめて短期間で売買を繰り返すことをいいます。

 

FXについても、株式などと同様、手数料などのコスト負担が軽くなったので、個人でも短期売買ができるようになっています。

 

◆ポイントとは?
FX会社の中には、投資家が負担する取引の手数料に応じてポイントが加算され、それを使用して商品などに交換できるサービスを行っているところがあります。

 

FXに限らず、ネット証券などでは、株式の売買手数料に対する一定率をポイント還元するケースもあります。

 

中には商品との交換ではなくて、株式などの売買に必要な委託手数料の割引にポイントを使用できるようにするなど、その形態も様々です。

 

ポイントサービスは、実質的には手数料の割引と同じことですから、この手のサービスが受けられるFX会社や金融機関を利用した方が、メリットも大きいです。

 

ただし、このポイント欲しさに短期売買を繰り返すというのは、本末転倒ですので注意したいところです。

 

あくまで、無理のない範囲で取引を行い、その結果としてポイントが貯まったら儲けものというくらいの利用がよいと思われます。

 

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