FXのデイトレードとチャートを見るポイント〜/中長期投資のトレード方法とレバレッジ倍率〜

FXのデイトレードではどのように取引するのですか?

一般的には、短期投資は、パソコンの注文画面を見ながら、「成り行き」で注文していきます。投資判断としては、次のようなものになります。

 

テクニカル分析 ⇒ 日足や分足の短期チャートによります。
ファンダメンタルズ分析 ⇒ 各種経済指標の発表から最新の政治経済のニュースなどによります。

 

そして、一般的なデイトレードの必勝法としては、小さな利益をこつこつ積み上げていくことになります。

 

例えば、1ドル=100円のときに、10万ドルを買い、1ドル=100.50円のときに決済すれば、利益は5万円です。逆に損切りを99.70円に設定していれば、損失は3万円です。

 

この投資方法で、1日1回取引して、2勝1敗1分を繰り返していけば、1か月を20日とすれば、月35の利益になります。

 

現在は、手数料無料のFX取引業者もありますから、短期投資の環境は整いつつあるといえます。また、投資期間が短いということは、10倍以上のレバレッジをかけた取引も可能にさせます。

チャートを見るポイントは?

チャートを見極めるポイントとしては、まずは数年単位(2〜4年周期)で変動する大きな為替相場の流れをつかむことが大事です。

 

デイトレードでしたらともかく、中長期的な視点から為替相場の流れを判断するには、まずはチャートの大きな流れを見てから小さな流れを見るようにしてみてください。

 

チャートは、同じローソク足であっても、その種類や期間によってはまったく別のものに見えてきます。

 

さらには、テロや戦争、経済指標の発表など、歴史上の出来事やイベントが起きた際には、チャートはどのような動きをしたのかということを調べることによって、今後そのような出来事やイベントが起きたときにも、落ち着いて対処することができるようになります。

 

例えば、テロが起きたときにはドルが暴落したとか、政策金利が上昇したときにはドルが上昇したなど、事前に把握しておくことによって、今後のリスクコントロールも可能になるのです。

 

また、同じ通貨の流れを追い続けると、その通貨のクセを見つけることもできます。例えば、米ドル/円であればその通貨ペアだけを追い続けるということです。

 

特に、FX初心者の人は、あれこれと色々な通貨ペアに手を出してしまいがちですが、慣れないうちに色々な通貨ペアに手を出してしまうと、意識が集中できずに効率も悪くなりがちです。

 

ですから、最初のうちは、一つの通貨ペアを追い続け、その通貨ペアの流れのクセをつかんでから他の通貨ペアに手を広げても遅くはないと思います。

 

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デイトレードで利益を出すにはどうしたらよいのでしょうか?

短期売買で儲かるかどうかというのは、勝率によります。ちなみに、6〜7割以上の勝率を確保しないと、十分な利益を出すことは難しいといえます。

 

なお、短期売買の場合には、論理的に完全に納得する前に、ポジションの判断をしなければなりませんので、勝率を左右する投資判断には、若干の不安定さがあるといえます。

 

つまり、最新のニュースを受け取り、短期チャートによるトレンドの反発率を確認し即座に判断するというような、ある種の反射神経であり運動神経が必要になるということです。

 

◆FXの中長期投資のトレード方法は?
一般的に、中長期投資家というのは、新規のポジションを保有する前に、詳細な分析を行います。そして、基本的には、保有後は指値と逆指値を入れてほうっておきます。

 

当然、状況によっては、指定レートを変更したり、ポジションの増減をすることはあります。

 

また、投資判断については、大きな政治経済の動向などといったファンダメンタルズ分析だけでなく、週足や月足の長期チャートによるテクニカル分析によります。

レバレッジとは?

レバレッジというのは、少ない証拠金で大きなお金を動かすことができる、いわば小さな力で大きなものを動かすテコの原理と同じなので、こう呼ばれています。

 

例えば、手持ち資金が10万円の場合、米ドルが1ドル=100円のときには1,000ドル(10万円相当)しか買うことができません。

 

しかしながら、このレバレッジを使うと、資金10万円で1万ドル(100万円相当)もの米ドルを買うことができるのです。

 

◆レバレッジの倍率は?
ただし、いくらレバレッジが使えるからといっても、レバレッジの掛け過ぎには注意が必要です。

 

例えば、証拠金が10万円で米ドルが1ドル100円のときに、レバレッジを10倍にすると、米ドルを1万ドル買うことができます。

 

その場合、米ドルが1ドル=110円まで上昇すると10万円の利益になりますが、反対にドルが下落して90円になった場合には10万円の損失になります。

 

つまり、レバレッジを利かせれば利かせるほど、レバレッジの倍率に応じてリターンも大きくなりますが、その分リスクも大きくなるということです。

 

よって、FX初心者の人は、最初はレバレッジ5倍以下で始めるのが無難です。

中長期投資の必勝法は?

FXの中長期投資の必勝法としては、高値で決済を行い、大きな利益を狙うことになります。

 

例えば、1ドル=100円のときに、10万ドルのドルを買って、1年後、1ドル=120円のときに決済すれば、利益は200万円です。

 

1年間の利益ですから、このように高値で決済して大きな利幅を目指さないと、十分な利益とはいえません。

 

たとえ1年後、100.50円で決済して、5万円儲かったとしても、それでは、投資リスクをとった割には利益が小さすぎると言えるでしょう。

 

◆中長期投資に必要なことは?
高値で決済し、大きな利益を出すためには、次のようなものが必要です。

 

■十分な投資資金 ⇒ 含み損を抱えた場合や含み益が減った場合にも動じない、十分な投資資金が必要です。
■低レバレッジ ⇒ 保有期間が長くなれば為替レートの変動幅も大きくなりますので、必然的にレバレッジは低めにする必要があります。
■精神力 ⇒ 自分の描いたシナリオを信じる精神力が必要です。

 

◆レバレッジ5倍の取引とは?
FX初心者の人は、最初はレバレッジ5倍以下で始めるのが無難であると言われています。

 

レバレッジが5倍ということは、米ドルが1ドル=100円のときに、証拠金20万円で1万ドルの米ドルを買うことができます。

 

この場合、米ドルが1ドル=120円になった場合には、20万円の利益を得ることができます。反対に、米ドルが1ドル=80円になると、証拠金は0になります。

 

つまり、レバレッジ5倍というのは、外貨の買いポジションをもってから、20%以上為替レートが下がらなければ、証拠金がなくなることがないということです。

 

また、チャートの底値で買って、20%以上為替レートが下がるということは、通貨対象国に特別大きな事件でもない限りありえません。

 

以上のようなことから、レバレッジ5倍以内であれば、証拠金がなくなる可能性はほぼありませんので、安心してFX取引を行うことができます。

 

FXで利益を得るためには、とにかく精神的に余裕を持って、冷静に為替相場を見ることが重要です。

 

◆中長期投資で精神的に影響を与えるものは?
FXで中長期投資をメインにする場合には、為替レートの変動だけでなく、スワップ金利も精神的に影響を与えます。

 

例えば、高金利通貨と円取引の場合には、1万通貨で、1日200円以上もの受け取り、あるいは支払いが生じることもあるからです。

 

ちなみに、年間では、5万円以上にもなります。

 

また、スワップ金利を受け取りながらのの場合は、精神的には支えとなりますが、反対に、スワップ金利を支払いながら、さらに含み損を抱えている場合などは、かなりの苦痛を伴います。

 

よって、長期投資の場合には、スワップ金利を受け取るポジションを持つ方が精神的にはラクです。

 

ただし、スワップ金利よりも、損益には為替変動の方が大きく影響してきますので、トレンドに逆らわないということが前提になります。

 

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為替トレンドとは?

為替トレンドというのは、相場がどちらの方向に動こうとしているのかという傾向のことをいいます。ちなみに、為替トレンドは、単に「トレンド」ともいいます。

 

◆価格変動リスクとは?
FXは、為替レートの変動やスワップポイントの変動によって損益が発生します。

 

なので、自分の予想したとおりに相場が動けば利益が発生する反面、予想とは反対に相場が動けば損失が生じます。

 

また、FXは、元本や収益は保証される取引ではありません。特に、外国為替取引では、為替変動リスクは避けられないものです。

 

外貨を買う場合、取引開始の動機の多くに、各国通貨の金利水準が円よりかなり高いということがあるようです。

 

しかしながら、いくら高金利通貨であっても、対円の為替レートが下落してしまえば、金利分の利益など簡単に吹き飛んでしまいますから、そうしたリスクは、常に頭に置いておきたいところです。

短期投資と中長期投資の時間による違いは?

短期投資と中長期投資の時間による違いというのは、投資にどれだけの時間を費やすことができるのかということです。短期投資の場合は、比較的時間が必要になります。

 

例えば、経済指標や突然のニュースに合わせて、あるいは分足チャートを見ながら成行注文を入れたりするなど、かなりパソコンに張付いている必要があります。

 

また、投資の勘を磨くために、毎日一定時間投資をすることも必要です。

 

一方、中長期投資の場合には、新規にポジションを保有するまでには時間がかかりますが、基本的にはその後は時間は必要ありません。

 

よって、時間に余裕のある人の場合は、短期投資も中長期投資も可能な条件を備えているといえますが、忙しい人の場合には、自動注文などで取引に工夫をするなどしないと、短期投資は難しいというのが現実です。

 

◆機関投資家とは?
機関投資家というのは、外貨や株式に大口の運用を行い、常に資本市場に参加している企業のことです。具体的には、生命保険会社や証券会社などです。

 

◆短期投資と中長期投資の資金による違いは?
短期投資と中長期投資の資金による違いというのは、どれだけの投資資金を用意することができるのかということです。

 

毎月10万円が50万円になるような投資手法があれば最高ですが、投資はそれほど甘いものではありません。FXでは、短期投資の場合、小額から行うことができます。

 

これは、指値も逆指値も狭く設定しますので、1度の取引における損失額が小さくて済むからです。なので、高レバレッジで取引することも可能です。

 

一方、長期投資の場合には、かなりまとまった資金が必要になります。これは、長期投資は基本的に低レバレッジでの取引になるからです。

 

ちなみに、高レバレッジで長期投資を行った場合には、含み損が出た場合に、強制ロスカットや追加保証金が発生するリスクが生じます。

 

よって、資金的に余裕のある人は、短期投資でも長期投資でもどちらでも可能です。

 

しかしながら、短期投資の場合は、まとまった資金を用意することができないとか、小額の資金で投資したいという人に向いているといえます。

取引できる通貨ペアは?

FXで取引することのできる通貨ペアというのは、FX取扱事業者によっても異なります。代表的なものとしては、次のようなものです。

 

■米ドル/円 ■ユーロ/円 ■豪ドル/円 ■ユーロ/米ドル
■英ポンド/円 ■英ポンド/ドル ■NZD/円...など

 

ただし、いくら外国為替が自由化されたとはいっても、それなりに取引が活発な通貨ペアでないと、売り買いしたいときに、きちんと相手がいて取引が成立するかどうかという、通貨の流動性が問題になりますので注意が必要です。

 

◆外国為替とは?
各国では、それぞれ国別に流通する通貨がありますが、それらの異なる通貨を交換することを外国為替といいます。

 

◆外貨建てとは?
外貨建てというのは、自国の通貨が、外貨でいくらかを表示する方法のことをいいます。

 

◆証拠金はいくら必要?
証拠金というのは、FXを行うのに必要な資金のことです。ただし、どのくらいの割合の証拠金を担保として預ける必要があるのかについては、FX会社によって異なります。

 

一般的には、1枚=1万ドルを売買するのに必要な証拠金は10万円というのが多いようです。また、証拠金は通貨ペアによっても異なります。

 

例えば、豪ドルは1万豪ドルあたり5万円程度に設定していても、英ポンドは1万ポンドあたり15〜20万円程度に設定している場合もあります。

 

さらに、同じ通貨ペアであっても、その時々の相場状況によっては、証拠金の額が変わることもあります。

 

◆証拠金は日本円のみですか?
証拠金は、日本円のみではなく、米ドルやユーロ、英ポンドなどでも構いません。ただし、他通貨の場合には、基準となる為替レートでの円換算が行われます。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の根拠は?

投資判断の材料としては、一般にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析にわかれますが、その根拠としては、次のようなものがあげられます。

 

<テクニカル分析>
■リスクのない投資は、チャートによるトレンド分析のみである。
■チャートによる自動売買もできる。
■ファンダメンタルズの予想は、プロ(機関投資家)であっても難しい。

 

<ファンダメンタルズ分析>
■テクニカル指標は、その指標を信じている人のみが投資判断に利用するだけである。
■外資系の某有名とレーダーもテクニカルはほとんど利用していないらしい。
■チャートというのは、過去のレートの変動を説明したものなので、将来の動きを正確に予想することはできない。

 

テクニカル分析であれファンダメンタルズ分析であれ、どちらがよいのかということについては、専門家のなかでも意見が分かれていて結論は出ていません。

 

なので、どちらを重視するのかについては、自分の性格やライフスタイルにあっているものを選び、投資判断に利用するというのが無難といえます。

 

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