トレンドラインの引き方は〜/テクニカル指標は組み合わせて使おう...

トレンドラインとはどのようなものですか?

ローソク足でもトレンドはわかりますが、トレンドラインを引くとよりはっきりとトレンドの確認をすることができます。

 

トレンドラインとは、その名の通りトレンドを判断するために、自分で引く補助線のことをいいます。

 

上値抵抗線の場合は、下降トレンドの動きを見つけたら、その高値どうしを直線で結びます。

 

また、下値支持線の場合は、上昇トレンドを見つけたら、その安値どうしを直線で結びます。

トレンドラインを引く際の注意点は?

トレンドラインを引くときの注意点としては、ヒゲの存在を無視するということです。

 

また、あまり正確に引こうとしすぎないで、大胆にひくことも大切です。トレンドラインの引き方は1つではありません。

 

◆上昇トレンドの時のトレンドラインの引き方は?
トレンドラインは、上昇トレンドの時には、安値と安値を結んで線を引きます。これをサポートライン(下値支持線)と呼びます。

 

サポートラインというのは、これを超えて価格が下がるのを阻止する壁のようなもので、投資家は「下がってもサポートラインまでで、ここを割り込んで下がることはないだろう」と考えています。

 

なので、たまにサポートラインを割り込むと、「この下げ圧力は強い」とか「トレンドが変わったのかも」などと考えることになります。

 

FXトレード上の戦略としては、サポートラインのところに買い注文を入れておけば、予想通りにここで反発上昇すれば利益がでることになります。

 

◆下降トレンドの時のトレンドラインの引き方は?
トレンドラインは、下降トレンドの時には、高値と高値を結んだ線を引きます。これをレジスタンスライン(上値抵抗線)と呼びます。

 

レジスタンスラインでは、上から頭を押さえられているかのようにして、価格が下がっていきます。

 

レジスタンスラインは、これを超えて上がっていくのを阻止する壁のようなもので、投資家は「上がってもここまでだろう」と考えています。

 

なので、たまにこれを超えることがあると、その時は「上昇の勢いが強い」とか「ここまで強いと、さらに上がるかもしれない」などと考えることになります。

 

FXトレード上の戦略としては、レジスタンスライン上に売り注文を出しておけば、予想通りにここで価格が反落すれば利益がでることになります。

 

◆保(持)合いとは?
保(持)合い(もちあい)というのは、相場に大きな方向性がなく、一定の小幅な範囲を上下するだけでの小動きの状態、その動きのことをいいます。

 

スポンサーリンク

サポートラインとレジスタンスラインが機能する理由は?

チャートというのは多くの人が見ているからこそ精度が上がるものなのですが、その最たるものが為替相場におけるサポートライン(下値支持線)とレジスタンスライン(上値抵抗線)になります。

 

また、このラインに注目している人が多いことから、ライン上で値が止まったり、反転したり、反対にラインを突破すると急上昇(急落)するということが起きるともいえます。

 

◆レジスタンスラインとサポートラインを損切りポイントにするのは有効?
そして、いったん、レジスタンスライン(上値抵抗線)を上に突破した相場では、このレジスタンスライン(上値抵抗線)が今度はサポートライン(下値支持線)となります。

 

一方、いったんサポートライン(下値支持線)を下に割り込んだ相場では、このサポートライン(下値支持線)が次のレジスタンスライン(上値抵抗線)となります。

 

よって、サポートライン(下値支持線)やレジスタンスライン(上値抵抗線)を目安に、損切りポイントを決めるのには、一定の合理性があります。

 

ただし、注意しなくてはいけないのは、このラインを利用して、売買を仕掛けるヘッジファンドなどのプロが大勢いるということです。

 

◆ヒゲとは?
ヒゲというのは、ローソク足チャートの「胴体」部分から、上下に伸びた線のことをいいます。また、上に伸びたヒゲは高値、下に伸びたヒゲは安値を示しています。

 

◆どのようなテクニカルですか?
RCIというのは、Rank Correlation Index の略で、順位相関指数とも呼ばれています。そして、このRCIは、価格と時間の相関から価格の上がりすぎ、下がりすぎを分析する指標です。

RCIの作成方法は?

RCIでは、期間中の日にち(時間)と価格との相関をみます。具体的な手順としては、まず日にちと価格にそれぞれ順位をつけます。

 

日にちの場合、当日を「1」、前日を「2」というように時間がさかのぼるほど順位が下がっていきます。

 

価格は、期間中の最高値を「1」、2番目の高値を「2」というようにつけていきます。仮に価格が上昇トレンドにあるという場合は、日にちと価格の相関を表す数値は大きくなります。

 

◆RCIの見方は?
RCIは、プラス100%〜マイナス100%で表されますが、見方は次のとおりです。

 

■プラス100%に近づくほど高値圏、マイナス100%に近づくほど安値圏
■ゼロを上抜ければ上昇基調、下回れば下降基調
■プラス80%、あるいはマイナス80%を超えたところが売買サインとみなされます。

三尊天井とは?

三尊天井というのは、チャート上で形成される代表的な値動きのパターンのことをいいます。

 

具体的には、高値を3回記録し、その2回目の高値の値段が最も高くなるパターンです。その形が、釈迦三尊に似ていることからこの名称が付けられました。

 

なお、三尊天井が形成される途中につけた2回の安値を結んだラインをネックラインといい、一般に、価格が3回目の高値を付けた後に、このラインを価格が下回ると、下落基調が鮮明になるといわれています。

 

◆逆三尊とは?
逆三尊というのは、チャート上で形成される代表的な値動きのパターンのことで、具体的には、3回の安値を記録し、その2回目の安値が最も低くなるパターンです。

 

この逆三尊は、三尊天井を逆さにした形になることからこの名称が付けられました。

 

なお、逆三尊が形成される途中につけた2回の高値を結んだ線をネックラインといいますが、一般に、価格が3回目の安値を付けた後に、このラインを上回れば、上昇基調が鮮明になると判断されます。

逆相関とは?

逆相関というのは、互いに逆の動きをする2者の関係を示す用語です。

 

例えば、ドル/円が上昇しているときに、ユーロ/円が下落している場合は、これらの通貨ペアは逆相関の関係にあるといいます。

 

なお、FXでは、分散投資の一環として逆相関の関係にある2つの通貨ペアを同時に取引して、相場の変動リスクを軽減し、スワップポイントを狙う手法もあります。

 

◆テクニカルチャートの種類
テクニカルチャートにはさまざまなものがありますが、大きく分けると次の2つのタイプに分けることができます。

 

■順張り系 ⇒ 今あるトレンド乗って収益を上げるための方法論です。
■逆張り系 ⇒ トレンドが行き過ぎたところで売買シグナルを出すタイプのものです。

 

スポンサーリンク

RSIとは?

RSIというのは、代表的なオシレーター系チャートで、買われ過ぎ・売られ過ぎのポイントを見つけ出すものです。

 

また、RSIは、ある期間内での上昇幅の平均値と下降幅の平均値から算出し、現在レートの相対的な強さを表します。

 

わかりやすくいうと、トレンドの過熱状態を数値化して、計算ではじき出された指標が、一定のライン以上の入れば売りシグナル、一定のライン以下に入れば買いシグナルと判断してくれるというものです。

 

◆RSIの売買シグナル
通常RSIの値はローソク足チャートの下に表示され、0%〜100%の間で上下します。

 

RSIは、50%を基準値として、一般にRSIが30%以下にあるときは「売られ過ぎ」、70%以上にあるときは「買われ過ぎ」とみなします。

 

◆RSIの特徴と売買ポイントは?
RSIは、「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」の売買ポイントを探し出すチャートです。

 

また、RSIは、50%を基準値として、70%以上で「買われ過ぎ」、30%以下で「売られ過ぎ」と判断されます。

ストキャスティクスとはどのような指標ですか?

ストキャスティクスというのは、RSIと同じで、代表的なオシレーター系指標です。

 

具体的には、過去何日間かの変動幅の中で、現在レートがどの位置にあるかを算出して過熱ぶりをシグナルとして表示します。

 

◆ストキャスティクスの売買シグナル
ストキャスティクスは、0%〜100%の幅の中で数値が上下し、一般には70%以上で「売り」、30%以下で「買い」とみなされます。

 

◆ストキャスティクスとRSIとの違いは?
ストキャスティクスの考え方は、RSIと非常によく似ていますが、その違いはストキャスティクスが2本の線からできているという点です。

 

安値圏に2本の線がクロスすれば買いシグナル、高値圏に2本の線がクロスすれば売りシグナルと判断されます。

 

ちなみに、いわゆるダマシに反応しないために、70%・30%の売買サインを、それぞれ85%・15%に設定しているトレーダーも多いようです。

 

◆ストキャスティクスの特徴と売買ポイントは?
ストキャスティクスは、RSIと同様で「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」のポイントを探し出すチャートです。

 

一般的には、70%以上で「買われ過ぎ」、30%以下で「売られ過ぎ」とみなされ、安値圏で2本の線がクロスしていれば「買いサイン」、高値圏でクロスしていれば「売りサイン」と判断されます。

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドというのは、移動平均線の上下に、一定の算出方法のもと乖離した線を描き、それを越えてくると過熱状態のシグナルとみなすオシレーター系チャートです。

 

このボリンジャーバンドは、統計学を応用したもので、中心線となる移動平均線から外に向かって±1σ(シグマ)、±2σの線が描かれます。

 

わかりやすい売買ポイントとしては、+2σを越えたら売りシグナル、−2σを越えたら買いシグナルというものがあります。

 

◆ボリンジャーバンドの特徴と売買ポイントは?
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心として、上下に「標準偏差」と呼ばれる指標を用いて線を描くチャートです。

 

また、ボリンジャーバンドは、一般に25日移動平均線が「+2σライン」より上に行くと売りサイン、「−2σライン」より下に行くと買いサインとみなされます。

 

◆MACDとは?
MACD(マックディー)というのは、移動平均線を改良したようなもので、順張り系のチャートです。MACDの算出方法は難解ですし、高機能チャートであれば瞬時に表示してくれますので、特に理屈を覚える必要はないかと思われます。

 

わかりやすい売買ポイントとしては、MACDが「0ライン」よりも上の状態で「シグナルライン」を下抜けたときは売りシグナル、反対に「0ライン」よりも下の状態で「シグナルライン」を上抜けたときは買いシグナルというものがあります。

 

◆MACDの特徴と売買ポイントは?
MACDは、移動平均線を改良して作られた高度なチャートで、その売買ポイントは次のようなものです。

 

■買いサイン ⇒ MACDが0ラインより下にあり、下から上にシグナルラインを上抜け
■売りサイン ⇒ MACDが0ラインより上にあり、上から下にシグナルラインを上抜け

 

◆チャートは組み合わせて使う
テクニカル指標には様々なものがありますが、共通していえることは、これらを活用しているトレーダーも、どれか特定のシグナル1つのみを鵜呑みにして売買判断しているわけではないということです。

 

それぞれのチャートや指標には相場の状態との相性がありますし、また1つのみを見ていると「ダマシ」に引っかかる可能性も高まるからです。

 

よって、テクニカル指標を使う際には、あくまでも他のチャートとの組み合わせによって、総合的に判断するようにしてください。

節目とは?

テクニカル分析は、トレンドを把握してそれに沿って売買し、収益を取りに行くための手段ですが、ローソク足チャートを読めるようになると、通貨ペアごとに「節目」となるポイントがあることに気が付かれると思います。

 

為替相場に参加しているのは、生身の人間ですから、皆が節目として共通認識しているポイントというのは必ずあります。

 

そして、その節目を越えていくような値動きというのは、強力なトレンドの発生と捉えることができます。

 

◆心理的な節目ポイントとは?
節目となるポイントについては、通貨ペアによって異なりますので、過去のチャートから探す必要がありますが、特に意識されやすいものとして、前回の高値や安値があります。

 

また、何度も越えようとしても越えられない壁がはっきりと見て取れるポイントがある通貨ペアもあります。さらに、不思議ともみ合う価格帯があるケースも存在します。

 

このような節目を発見することができれば、大きなチャンスとなります。理想としては、節目を越えていくような新たなトレンドに乗り遅れないよう、常に注視していたいところです。

 

◆節目となりやすいポイントは?
次のような節目となりやすいポイントに気づくと、値動きが読みやすくなります。

 

■前回の高値・安値
■何度もトライするも越えられない壁
■1ドル=100円など、区切りのよい数字...など

 

なお、通貨ペアごとに必ず節目が存在しますので、常に意識しておきたいところです。

 

スポンサーリンク