外国株式投資と国内株式投資の違い〜/外貨投資の税金・手数料...

外国株式を買う方法は?

次の2つの方法があります。

 

■日本の取引所に上場している外国株式を買う
・円建てで売買できます。

 

■国内で上場していない外国株式を直接買う
・外貨建てで売買します。
・「外国証券取引口座」を開設する必要があります。

個人でも投資しやすく

日本の取引所に上場していなくても、証券会社の海外取引の口座を開いて、日本から外国株式に直接、投資することもできます。

 

これですと、銘柄の数は制限されませんので、投資対象の選択肢が広がります。ただし、この場合は外貨建てですから、当然、為替リスクがあります。

 

また、外国証券を取引するための口座を別途に開設することになりますので、口座管理料が必要になる場合もあります。

 

しかしながら、いまは、中国株式などについて独自に豊富な情報を提供する証券会社などもありますので、個人でも投資しやすくなっています。

 

◆外国株式投資と国内株式投資の違いは?
外国株式への投資は、国内株式とは次のように大きな違いがあります。

 

■外国株式投資の魅力
・海外の優良企業や成長企業に投資できる。

 

■外国株式投資の注意点
・為替変動のリスクがある。
・投資を判断するリスクが少ない。
・急激に投資環境が変わることがある。

 

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ADRとはどのような制度ですか?

ADR(米国預託信託)という制度は、例えば、インド株などのように、海外の株式市場の中には、日本の個人投資家が直接、株式を購入することができないところがありますが、このような国々の株式にも、個別に投資できるようにした仕組みのことをいいます。

 

具体的には、このADRという制度によって、新興国の多くの企業が、米国の市場に預託証券という形で代理上場しており、この株式を買うことができます。

 

ADRは本国での株価や為替レートにほぼ正確に連動しますので、実質的には新興国企業に直接、投資するのと同じことになります。

 

ちなみに、インド以外では、ロシアやブラジルなどの株式が取引できます。

 

◆外国株投資にはどのようなリスクがありますか?
外国株投資というのは、当然為替リスクを伴うものですが、それ以外にも日本株にはないリスクがあります。

 

例えば、企業に関する情報が少なかったり、情報を開示する方法も日本とは違ったりしますので、日本株への投資と同様の方法では、企業を正しく評価することができないことがあります。

 

また、国によっては、海外からの投資が急に規制されたり、反対に急に緩和されたりと、投資環境が変わることもあります。

 

よって、外国株投資は、日本の株式投資とは大きく異なるということは頭に入れておきたいところです。

 

◆手数料や税金、その他の経費について
資産運用においては、投資によって得られる収益だけではなく、その間にかかる費用(コスト)についても考える必要があります。これは、外貨投資に限りません。

 

いくら高利回り・高収益が実現できたとしても、そのための手数料や税金、その他の経費がかかってしまっては、せっかくの利益が少なくなってしまうからです。

外貨投資の手数料について

外貨投資では、商品によって手数料が大きく異なりますので注意が必要です。具体的には、外貨預金では、預入れたと解約が各1円ずつ、往復で2円の手数料がかかります。

 

例えば、これを1米ドル=100円で購入したとすると、その場で1万円、解約時にさらに1万円がとられることになります。

 

これでは、たとえ2円の円安になったとしても、投資の元がとれないことになってしまいます。

 

しかも、取引のたびに手数料が発生しますので、あまり頻繁に取引を繰り返すと、非常に不利になります。

 

一方、外貨MMFの場合は、手数料は片道50銭、往復1円と半額のケースが多く、これだけで取引コストは半分になります。

 

さらに、FX取引の場合は、手数料はわずか数銭という低コストです。

 

このような手数料の差というのは、取引回数が多くなるほど大きくなっていき、結果として同じように運用をしていても、収益に大きな差がでることになりますので注意したいところです。

 

◆外貨投資のコストについて
外貨投資を行う際には、たかがコストとばかにすることはできません。

 

例えば、外貨建て投信の中には、投資を保有している間にかかる信託報酬が2%前後というものがありますが、これでは仮に、外貨の安全運用で4%台の年利回りを得たとしても、手数料で半分近くもとられることになってしまうからです。

 

なので、たとえ「高利回り」をうたっている商品でも、そのあたりについてしっかりと吟味する必要があります。

 

◆スプレッドとは?
スプレッドというのは、売値(ビッド<Bid>レート)と買値(アスク<Ask>レート)の価格差のことをいいます。

リスクとリターンはどのような関係にありますか?

投資においては、リスクとリターンの関係が重要です。日本の個人投資家というのは、とかくリスクを避けたがる傾向があるといわれています。

 

もちろん一概にはいえませんが、できるだけ低いリスクで、高いリターン(利益)を出したいというのは、人間の心理としては当然のことです。

 

しかしながら、リスクとリターンは切っても切り離すことのできない、言い換えれば、リスクとリターンは同じものを別の側面から表したものにすぎないともいえるのです。

 

つまり、リスクはリターンであると考えるとわかりやすいです。

 

具体的には、激しく変動する相場というのは、非常にリスクが高いものですが、予想が当たったときには大きく儲かります。

 

反対に、あまり変動のない相場では、安全ではあるけれど、高い収益を得るチャンスには欠けているわけです。

 

◆損切りとは?
損切り(そんぎり)というのは、一定以上の損失を生じさせないために、損失確定の決済を行うことをいいます。

 

◆順張り系と逆張り系
テクニカル指標には、次の2種類があります。

 

■順張り系
・現在のトレンドに乗り続け、大きく収益を狙っていくタイプです。
・MACD、パラボリック、一目均衡表...など

 

■逆張り系
・行き過ぎた相場かどうかを判断し、反転したところで収益を狙うタイプです。
・ストキャスティクス、RSI、ボリンジャーバンド...など

外貨投資の商品にはどのような違いがありますか?

外貨投資は、次のように商品によってコストが大きく異なります。

 

■外貨預金 ⇒ 預け入れ時と解約時に各1円ずつ、往復で2円の手数料がかかります。
■外貨MMF ⇒ 手数料は外貨預金と比較してほぼ半分程度と安いです。
■一般的な外貨建て投資信託 ⇒ 信託報酬※が高めに設定されています。
※信託報酬とは、運用会社などに対して投資家が支払う手数料のことです。
■FX取引 ⇒ 1回あたりの手数料は数銭と格安です。

 

◆高いリターンを得るには?
高いリターンを得るためには、ある程度リスクのある市場や相場に出て行く必要があります。ただし、知識や情報不足のままで乗り込んでいくという、不必要なリスクをとってはいけません。

 

しっかりと事前準備をして、可能な限りリスクを取り除いていけば、外貨投資に対する不安はなくなるはずです。

 

◆FXとはどのような外貨投資ですか?
様々な外貨投資の方法がある中で、ここ数年、急速に人気を集めているのがFX(エフエックス)と呼ばれる外貨投資です。

 

外貨預金や外貨建て投資信託の場合は、個人投資家向けに投資しやすいようにアレンジされたものが多いですが、このFXは、金融機関などで為替の取引をするプロの為替ディーラーが、実際に取引する環境に限りなく近いものとなっているのが特徴です。

 

つまり、FXは、銀行や証券会社にお任せ・お仕着せの投資商品ではなく、投資家個人が自分の条件や能力に合った取引方法を柔軟に選べる投資商品であるといえます。

 

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サブプライム・ローンとはどのような意味なのですか?

2008年の世界金融危機は、世界中を大混乱に陥れましたが、その発端となったのが、アメリカの「サブプライム・ローン」という住宅ローンであるということは広く知られています。

 

このサブプライムというのは、一般の住宅ローンとは異なり、特に信用度の低い人向けのローンなので、一般のローンよりもかなり高い金利を支払う必要がありました。

 

といっても、サブプライム問題が浮上するまでは、アメリカでは住宅価格が上昇の一途をたどっていました。

 

なので、仮にサブプライムの高い金利を支払ったとしても、住宅価格が上がったところで借り替えれば十分にペイでき、場合によっては大きな利益を得ることもできたのです。

 

しかしながら、住宅価格の下落によってこの構造が崩壊し、サブプライムの借り手は金利負担に耐えられず、住宅を手放さなければなくなったのです。

 

◆クレジット・スコアについて
日本では「サブプライム」というと、しばしば「低所得者の住宅ローン」と紹介されますが、もう少し正確に言うと「信用度の低い借り手向けの住宅ローン」ということになります。

 

日本とは違いアメリカでは、借り手の信用度を測る「クレジット・スコア」というものが普及しており、その人のスコアにより住宅や自動車ローン、クレジットカードなどの金利が異なります。

 

このクレジット・スコアが一定以下の人にサブプライムが適用されるのです。

 

ちなみに、アメリカで最も普及しているスコアに「FICO(ファイコ)スコア」というのがあるのですが、およそFICOスコアで650点以下の人をサブプライム層と呼んでいるようです。

 

◆お金持ちでもサブプライムになる?
クレジット・スコアというのは、実は、その人の返済の履歴や借入残高に左右されます。

 

つまり、収入が高いとか資産を多く持っていることは、一般的にはそれほど考慮されません。なので、お金持ちで所得の高い人であってもサブプライムになることはあり得ます。

FXが人気の理由は?

FXがプロと同様の取引環境を求められた理由としては、積極派の投資家をひきつけるためだといわれています。

 

一般に、個人投資家に合うように用意された金融商品というのは、金融機関の手がかけられていますので、コストが高くなっています。

 

また、仮に安全性が配慮されていたとしても、自分の責任において大きな利益をとりにいこうと考えている投資家にとっては、物足りないものといえます。

 

これに対してFXは、リスクはあっても高いリターンを期待できる金融商品になっています。

 

つまり、FXは、投資のリスクをしっかりと理解したうえで、積極的に利益を追求したいという、新たなタイプの個人投資家をひきつけたのです。

 

FXでは、かつてはプロの為替ディーラーだけがアクセスできた外国為替市場でのリアルタイム取引に、限りなく近い仕組みになっています。

 

また、プロだけが使うことができた独特の注文方法や取引システムを自在に使えるサービスもあります。こうした要因が、FXが人気を集めている理由といえます。

FXの意味は?

FXというのは、正式な金融商品としての名称ではないため、それ以外にも「為替証拠金取引」とか「為替保証金取引」などとも呼ばれます。

 

FXは、日本国内においては1998年から始まった新しい金融商品であり、そのときに「FX」を付けた商品名が広まったことから、為替証拠金取引のことを一般的にFXと呼ばれるようになったようです。

 

また、このFXという名称は、フォーリン・エクスチェンジ(Foreign Exchange)、つまり外国為替市場からきているといわれています。

 

FXという金融商品によって、それまで個人投資家では不可能だったプロ並みにの外貨取引が、一般の人でも、格安のコストで、低額からできるようになったのです。

FX市場が急速に拡大している背景は?

FXは、現在、新たな外貨投資の方法として急速に広がっています。

 

野の経済研究所の調査によると、2001年に300億円台であったFX業者の預かり資産残高は、2008年にはおよそ23倍となる7,000億円弱にまで成長しており、ここ数年以内に1兆円に達するという見方もあります。

 

銀行の個人の外貨預金残高は5兆円近くに上りますが、銀行が全国規模で支店を出しているのに対して、FX会社の窓口はまだそれほどでもないことを考えますと、かなりの規模に達しているといえるのではないでしょうか。

 

また、FXが7年ほどの間に20倍以上に伸びたのに対して、外貨預金の伸びは2005年以降は伸び悩んでいることから考えても、その人気の高まりをうかがうことができます。

 

さらに、FXの場合は、少額の預け金だけで大きな金額の取引ができますので、その市場規模は預り金の数倍にも及ぶものと考えられます。

 

◆FXが急激に伸びた理由は?
様々な要因が考えられますが、1つには、日本では超低金利政策が続いているなかで、年金危機など将来の収入に対して不安を持つ人々が、株式投資や外貨投資などによって、リスクを負ってでも高い利回りを求める意識が強まったことがあげられます。

 

そのような中でFXは、外貨預金などの外貨投資と比べて、より低コストで取引できるなど、様々なメリットを持つ点が注目されたのだと思われます。

 

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