移動平均線とローソク足の見方〜/チャートとトレンド...

ローソク足の「陽線」と「陰線」

ローソク足には、胴体の部分があり、その上下にヒゲが伸びています。「陽線」というのは、この胴体の白いローソク足のことをいい、「陰線」というのは、黒いローソク足のことをいいます。

 

具体的な見方についてですが、陽線の場合は、胴体の下辺がその日の始値、上辺がその日の終値、陰線の場合はその反対となります。

 

そして、陽線も陰線も、上ヒゲの先端が高値、下ヒゲの先端が安値を示しています。

 

また、始値から終値にかけて上昇しているのが陽線なので、長い陽線ですと、始値より終値が随分高かったということになります。

 

つまり、買いの力が強かったのだなという判断ができます。

 

反対に、長い陰線ですと、終値より始値が随分高かったということになりますので、売りの力が強かったのだなという判断ができます。

ローソク足にはさまざまな情報が含まれている

ローソク足というのは、チャートの基本アイテムとなるものです。

 

チャートを見ると、ローソクのような形をした棒が並んでいますが、一本一本の形がローソクに似ていることから「ローソク足」と呼ばれています。

 

ローソク足は、たった一本の棒ですが、投資家にとリ実にさまざまな情報を与えてくれます。

 

◆日足の終値とはいつ?
為替市場というのは、株式市場とは異なり、24時間絶えず動いていますから、どこで始まってどこで終わるのか、始値と終値をどこにおくのか、という問題があります。

 

そこで一般的には、ニューヨークの取引終了時刻を基準にしたチャートを使用しています。

 

◆ヒゲは信用できる?
株の場合は、比較的ヒゲには信頼性がありますが、為替の場合は24時間動いていますから、必ずしもヒゲの信頼性は高くありません。よって、ヒゲは無視してもよいと思われます。

 

◆ローソク足の種類は?
1本で1日の動きを表すものを「日足」、1週間の動きを表すものを「週足」、1か月の動きを表すものを「月足」、1分や5分などの動きを表すものを「1分足」や「5分足」といいます。

 

◆ローソク足とは?
ローソク足とは、一定期間の為替相場や株式相場などの値動きを表すチャートのことをいいます。

 

また、ローソク足という名称は、その形状がローソクに似ていることから付けられたものです。

 

このローソク足は、日本発のチャートですが、海外でもキャンドル・チャート(candlechart)などと呼ばれて親しまれています。

 

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ローソク足とはどのようなものですか?

チャートにはさまざまな種類のものがありますが、その中でも代表的なものがこのローソク足です。

 

このローソク足は、一目で始値、終値、高値、安値がわかりますので、FXトレードにおいて非常に優れたツールとなります。

 

また、ローソク足には、期間のとり方によって、日足、週足、月足、年足などがあります。

 

◆ローソク足の見方は?
ローソク足の胴体部分は、始値と終値を表しています。また、始値よりも終値の方が高かったときは胴体の色が白※になり、これを「陽線」と呼びます。

 

反対に、始値よりも終値の方が安かったときは胴体の色が黒になり、これを「陰線」と呼びます。

 

※白黒チャートの場合です。

 

◆始値・終値・高値・安値について
次のようなレートです。

 

■始値 ⇒ その日(週・月)の最初についたレートのことです。
■終値 ⇒ その日(週・月)の最後についたレートのことです。
■高値 ⇒ その日(週・月)で一番高くついたレートのことです。
■安値 ⇒ その日(週・月)で一番安くついたレートのことです。

 

◆ローソク足の作成方法は?
ローソク足は、4本値(よんほんね)と呼ばれる次の4つの価格をもとに作成されます。

 

■始値(はじめね) ⇒ 売買開始時の価格で、寄付(よりつき)ともいいます。
■高値(たかね) ⇒ 期間内の最高の価格です。
■安値(やすね) ⇒ 期間内の最低の価格です。
■終値(終値) ⇒ 売買終了時の価格で、引値(ひけね)ともいいます。

 

なお、始値と終値の値段が同じものは、同事線といいます。

ローソク足の実体・ヒゲ・陽線・陰線

ローソク足というのは、実体(じったい)とヒゲからなっています。

 

実体とは、始値と終値の値幅を示した長方形の部分のことで、この実体が白いものを「陽線」といい、実体が黒いものを「陰線」といいます。

 

そして、「陽線」は、始値より終値が上昇して取引を終えたことを示し、「陰線」は、始値より終値が下落して取引を終えたことを示します。

 

ただし、ウェブサイト等では、白と黒以外の色で表示されているものもあります。なお、始値と終値の値段が同じものは、同事線といいます。

 

また、実体が大きい陽線のことを「大陽線」といい、実体が大きいほど上昇エネルギーが強いことを表しています。

 

反対に、実体の大きい陰線のことを「大陰線」といい、実体が大きいほど下落のエネルギーが強いことを表しています。

 

◆ヒゲとは?
ヒゲというのは、実体の上下に伸びている直線のことをいいます。また、実体の上に伸びているヒゲは「上ヒゲ」といい、その期間の高値を示します。

 

反対に、実体の下に伸びているヒゲは「下ヒゲ」といい、その期間の安値を示します。なお、ヒゲの長さは、高値または安値と終値との落差を示す。

 

◆どのローソク足を見たらよいのですか?
どのローソク足を見るかというのは、トレードのスタイルによって異なります。

 

例えば、デイトレードでしたら5分足や1分足になりますが、それ以外の場合には、日足と週足の両方を見るとよいと思います。

 

具体的には、日足チャートが上昇している時に週足チャートも同時に見て、どうちらも上昇しているようなら、この上昇の力は本物であると判断することもできます。

 

◆どのようなローソク足がありますか?
ローソク足には、次のように表す期間の設定によって名称が変わります。

 

■日足(ひあし) ⇒ 1日の値動きを表します。
■週足(しゅうあし) ⇒ 1週間の値動きを表します。
■月足(つきあし) ⇒ 1か月の値動きを表します。
■時間足 ⇒ 1時間の値動きを表します。
■30分足 ⇒ 30分の値動きを表します。
■5分足 ⇒ 5分の値動きを表します。

 

◆どのローソク足を使ったらよいのですか?
短期的な相場の動向を見る場合には、期間の短いローソク足を、中長期的な相場の動向を見る場合には期間の長いローソク足をみるようにします。

トレンドとは?

トレンドというのは、相場がどちらの方向を向いているのか、値動きの大まかな傾向のことをいいます。

 

また、トレンドには、次の3つの種類があり、今現在相場がどのトレンドにあるのかを考えて投資することが重要になります。

 

■上昇トレンド
■下降トレンド
■もみ合い(横ばい)トレンド

 

◆どのようなものがありますか?
ローソク足には、その形状によって、相場の動向を示唆します。

 

■陽の丸坊主
・実体が大きく、上下のヒゲがない陽線のことをいいます。
・上昇への圧力が非常に強く、底値圏で出現した場合は、上昇基調への転換を示唆しています。

 

■陽の大引け坊主
・実体が大きく、上ヒゲがない陽線のことをいいます。
・上昇圧力が非常に強く、先高感を示唆しています。

 

■陽の寄り付き坊主
・実体が大きく、下ヒゲがない陽線のことをいいます。
・上昇圧力が非常に強いですが、高値圏で出現した場合は注意が必要になります。

 

■陰の丸坊主
・実体が大きく、上下のヒゲがない陰線のことをいいます。
・下落圧力が非常に強く、高値圏で出現した場合は、下落基調への転換を示唆しています。

 

■陰の大引け坊主
・実体が大きく、下ヒゲがない陰線のことをいいます。
・下落圧力が非常に強く、先安感を示唆しています。

 

■陰の寄り付き坊主
・実体が大きく、上ヒゲがない陰線のことをいいます。
・下落圧力が非常に強く、底値圏で出現した場合は、反発の可能性を示唆しています。

 

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どのようなものがありますか?

ローソク足には、その形状によって、相場の動向を示唆します。

 

■陽のカラカサ
・上ヒゲがなく、下ヒゲが長い陽線のことをいいます。
・底値圏で出現した場合は、反発を示唆しています。
・高値圏で出現した場合は、目先、天井(最高値)をつける可能性があります。

 

■下影陽線
・明らかに下ヒゲが長い陽線のことをいいます。
・底値圏で出現した場合は、反発を示唆しています。

 

■陽のコマ
・上下のヒゲが短い陽線のことをいいます。
・上げ一服や方向感の欠如を示唆しています。

 

■上影陽線
・明らかに上ヒゲが長い陽線のことをいいます。
・売り勢力の巻き返しの可能性があります。

 

■陰のカラカサ
・上ヒゲがなく、下ヒゲが長い陰線のことをいいます。
・底値圏で出現した場合は、反発を示唆しています。
・高値圏で出現した場合は、目先天井(最高値)をつける可能性があります。

 

■下影陰線
・明らかに下ヒゲが長い陰線のことをいいます。
・下げ一服の可能性があります。

 

■陰のコマ
・上下のヒゲがどちらも短い陰線のことをいいます。
・下げ一服や方向感欠如の可能性があります。

 

■上影陰線
・明らかに上ヒゲが長い陰線のことをいいます。
・高値圏で出現した場合は、反落を示唆しています。

 

◆どのようなものがありますか?
ローソク足には、その形状によって、相場の動向を示唆します。

 

■十字線
・高値圏、底値圏で出現すれば、トレンドの転換を示唆しています。

 

■トンボ
・上ヒゲがない寄引同事線のことをいいます。
・高値圏で出現すれば、トレンドの転換を示唆しています。

 

■つつみ線
・前日に出現した陽線(陰線)が、当日に出現した陰線(陽線)の値幅内に収まってしまう組み合わせのことをいいます。
・安値圏で陽線つつみ線が出現した場合は、買いのサインとみなされます。
・高値圏で陰線つつみ線が出現した場合は、売りのサインとみなされます。

 

■はらみ線
・前日に出現した陽線(陰線)の値幅内に、当日に出現した陽線(陰線)が完全に収まってしまう組み合わせのことをいいます。
・売りと買いが交錯している場合などに出現し、変化の兆候を示唆します。
・この後に寄引同事線が出現すれば、トレンドの転換を示唆しています。

 

■星
・大陽線が出現した後、上方に離れてコマが出現する、あるいは大陰線が出現した後、下方に離れて小陽線が出現するなどの組み合わせをいいます。
・相場が反転する可能性を示唆しています。

移動平均線はどのようなチャートですか?

移動平均線は、初心者から中・上級者まで幅広く使用されているチャートですが、これとローソク足とを組み合わせることによって、さらに心強い武器となります。

 

移動平均線というのは、ある一定期間の終値の平均値をつないでグラフ化したものです。

 

また、移動平均線は、5日、25日、75日、13週など、用途に応じてさまざまなタイムスパンのものが作られます。

 

例えば、代表的な「5日移動平均線」ですと、過去5日間の終値を合計し、それを5で割った平均値を結んで作ります。

 

ただし、主要な移動平均線であれば、チャートを表示した際にあらかじめ自動的に描画されています。

 

◆移動平均線でトレンドがわかる
上記のように、過去の一定期間の平均値をつないでできるのが移動平均線なので、相場のトレンドが一目でわかります。

 

つまり、移動平均線が上向きであれば上昇トレンド、下向きなら下降トレンドと非常にシンプルです。

 

◆移動平均線とローソク足はどのような関係にありますか?
移動平均線とローソク足には、密接な関係があります。例えば、現在レートが、移動平均線を越えて上昇してきたという場合は「買いシグナル」となります。

 

これは、過去一定期間内に売買された平均価格以上のところでレートが取引されているということですから、今まで必要だったコスト以上を支払ってでも買いたい人が多いということになります。

 

よって、これは、強い上昇圧力であることを示しています。反対に、移動平均線を越えてレートが下落してきた状態は「売りシグナル」となります。

 

これも、過去一定期間内に売買された平均価格以下のところでレートが取引されているということですから、今まで必要だったコスト以上を支払ってでも売りたい人が多いということになります。

 

よって、これは、強い下落圧力であることを示しています。

 

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