FX情報サイトと経済指標〜/為替予測とチャート(テクニカル)分析...

実際にそのマーケットでの取引に参加している人たちが発信している情報とは?

実際にトレードに参加している人たちの情報を取ることにより、マーケットの見方というものを把握できますので、この手の情報は積極的にチェックしたいです。

 

ただし、どのようにしてこの手の情報を取ればいいのかという問題がありますが、最近は外資系金融機関のディーラーなども、自分のホームページやブログなどでトレード日記のようなものをつけていますので、そういったものでもよいと思います。

役に立つFX情報サイトとは?

FXトレードでは、しっかりマーケットのことを理解している人が、いま何を考え、次にどういった行動を起こそうと考えているのかという情報に触れることが、自分自身で相場の動向を予測する際にも重要になります。

 

なので、実際にマーケットに参加しているディーラーなどが書いているホームページを探すことが重要になってきます。

 

また、たとえ現役のディーラーでなくても、退職後も仲間から情報を得て、個人的に取引に参加している投資家のホームページやブログなども、いまの為替市場で起こっていることを鮮明に把握するためには、役に立つと思われます。

 

◆情報を入手した後は?
FX投資に価値ある情報を入手できる環境が整ったら、あとは自分なりに世の中で起こっている現象について、最低限の知識を身に付けるだけです。

 

政治、経済、金融といった情報については、新聞などでも簡単に入手できます。また、マーケットに参加している人たちが、いま何を考えているのかという情報を入手することも重要なのですが、それとともに、世の中が将来、どのように変化していくのかという大きな方向性についても、ある程度理解しておく必要があります。

 

その中には、もちろん将来的に中国元がどのように自由化されていくのかといったテーマもあるでしょうし、ユーロの存続がどうなっていくのかというテーマもあるかと思います。

 

さらに、いまはそれほど騒がれてはいないけれど、将来的に必ず大きなニュースのネタになると思われるようなことを、いくつか自分の頭の中に入れておけば、今後の取引の際にも役に立ちます。

 

◆円安になるのか、円高になるのか?
現在、日本の財政赤字は800兆円規模ですが、近い将来には1,000兆円の大台に乗せるかもしれません。

 

いまの財政赤字の規模であれば、日本の個人金融資産が1,400兆円もありますので、十分にファイナンスできると考えられます。

 

しかしながら、日本の個人貯蓄率は年々低下傾向をたどっている一方で、財政赤字の規模は膨らむばかりです。

 

よって、そのうち、財政赤字の額と個人金融資産の額が逆転することも十分に考えられます。

 

そのような状況になったときに、為替レートにはどのような影響が出てくるのでしょうか。

 

少なくとも、財政赤字の額と個人金融資産の額が逆転した場合には、大丈夫などとはいっていられない状況になりますから、円は売られ、今以上の円安水準になる可能性が高いです。

 

このように考えますと、中長期的には、やはり円安を意識しておいた方がよいということになります。

 

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相場観に基づくトレードの仕方は?

中長期の相場予測が立てられたからといって、すぐにアクションを起こせばよいというものではありません。

 

確かに、大きく儲けるためには、他の誰よりも早めにアクションを起こし、他の人がそれに気づいて動き出したら、静かにポジションを閉じていき、利益を確定させることが重要です。

 

しかし、だからといってあまりに早くアクションを起こしすぎますと、いくら待っても自分の思い通りに動かずにじれることになってしまします。

 

例えば、前述したような、日本の財政赤字が将来懸念される状態になり、円売りにつながる可能性が高いといっても、すぐに円が売られるというものではないということです。

 

その前に、目先の材料によって円が買われることもあるわけです。よって、早めにアクションを起こす必要があるといっても、それはあくまでも話題に上り始めたところで行うということになります。

 

◆相場観に基づいてトレードする際の注意点は?
自分の相場観に基づいてトレードする際には、早すぎても遅すぎてもよくありません。準備をしてじっくりと待ち構え、ポツポツと話題になり始めたときに躊躇なく行動することが重要です。

 

◆為替相場に影響を及ぼすものは?
相場を動かすのは人なので、人間心理学が大切なのは言うまでもありませんが、人間の心理を動かすのは、相場を方向付ける材料です。

 

そして、為替相場を動かす材料として最も重要なのは、米国の動向であり、その中でも為替政策の変更が最も大きな影響を及ぼします。

 

その次に影響を及ぼすものが、米国の景気(ファンダメンタルズ)になりますので、米国が発表している経済指標の中でも特に重要なものについては、常にチェックしておきたいところです。

国の収支に関するもので重要な経済指標は?

国の収支といえば、経常収支と財政収支の2つですが、このうち重要なのは貿易収支になります。

 

経常収支といわれるものの中には、貿易収支、貿易外収支、移転収支がありますが、為替市場で話題に上るのは、この貿易収支だけです。

 

アメリカの赤字問題がマーケットで話題になっているときには、特に注目度がアップしますので、注意して見ておく必要があります。

 

なお、財政収支も毎月発表されていますが、これは中期的なテーマとして扱われる性格のものであるため、指標が発表されてもマーケットはあまり反応しません。

 

なので、財政収支については、年に1度その傾向を見ておく程度で十分と思われます。

 

◆米雇用統計は最重要
雇用統計というのは、通常毎月第1金曜日に発表される経済指標で、いま為替市場で最も注目されているものです。

 

失業率、労働時間、賃金など、雇用に関連する様々な指標が発表されますが、このうち最も重要なのは、非農業部門雇用者数です。

 

これは、農業に携わっている人以外の人が、どのくらい職に就けているのかを示す指標で、その前の月よりどれくらい増えているのかに注目が集まります。

 

なお、傾向としては、雇用情勢が市場予測よりも悪ければドル売り要因になり、反対に良いときにはドル買い要因になります。

 

◆新規失業保険受給申請者数とは?
新規失業保険受給申請者数というのは、アメリカ全国で、1週間に新しく失業保険を申請した人の数であり、毎週木曜日に発表される経済指標です。

 

保険を申請する人が増えるほど景気が悪化している証拠になるので、景気動向を把握するのにとても信頼性が高いとされています。

 

なお、通常はあまり注目される指標ではありませんが、雇用問題が市場の話題になったときは、急に注目されることもありますので注意が必要です。

 

◆小売売上高とは?
小売売上高は、毎月中旬に先月分が発表されます。

 

小売の動向は消費と表裏一体であるためか、この指標は比較的いい加減で、予想値から大きくずれたり、頻繁に修正されることがあるにもかかわらず、金利市場では大きく反応します。

 

その影響で為替市場も動くことがあるので、注意して見ていきたいところです。なお、小売売上高のうち、最も大きなウェイトを占めるのは車の売れ行きです。

 

ちなみに、アメリカの消費動向については、「車」と「家」が売れているかどうかを見ればわかります。

 

◆住宅着工件数とは?
住宅着工件数は、毎月16〜19日に先月分が発表されます。

 

住宅の売り上げというのは、アメリカ人の消費意欲をよく表していて、金利が上昇し始めると、高い金利を借りて家を買うことを嫌がり、しばらくしてから件数が減少傾向をたどります。

 

この指標は、意外と相場を大きく動かしますので注意が必要です。

物価指標と市場の反応

物価に関する指標というのは、市場参加者がそのとき、何に関心を持っているのかによって、市場の反応も変わります。

 

例えば、金利差に注目が集まっているときには、物価上昇を示す数字が出ると、米金利の上昇によって投資メリットが高まるという理屈からドルが買われます。

 

一方、インフレの問題が米国経済にマイナスの影響を与えるといったことに注目が集まっているときは、インフレの進行によってお金の価値が相対的に下落するという理屈によって、ドルが売られます。

 

このように、同じ金利上昇でも、インフレが問題になっているかどうかによって、市場参加者の受け止め方も大きく異なってきますので注意が必要です。

 

◆生産者物価指数とは?
生産者物価指数というのは、生産者が、製造したものをいくらで売ったかを示す指標で、毎月中旬に先月分が発表されます。また、通常は「PPI」と呼ばれます。

 

なお、一般的には、消費者物価指数の方が相場への影響が大きいといわれていますが、この生産者物価指数も同様に大きな影響を及ぼします。

 

◆消費者物価指数とは?
消費者物価指数というのは、消費者が買うモノの値段が高くなっているのか、あるいは安くなっているのかを示す指標で、毎月中旬に先月分が発表されます。

 

また、通常は「CPI」と呼ばれます。なお、CPIは商品とサービスの両方を含みますが、PPIは単に商品のみを対象にしているという違いがあります。

 

◆ISM製造業景況指数とは?
ISM製造業景況指数というのは、製造業を中心とした経営者の景況感や企業活動が示される指数で、毎月第1営業日に発表されます。

 

米国の経済指標のなかでも最初に発表されるので、注目度は高くなっています。

 

なお、米国金利がこの指標に敏感に反応することから、為替相場にもしばしば影響が出ることがあります。

 

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為替予測はプロでも難しいもの

為替相場はプロでも予測が難しいといわれています。

 

プロは、ファンダメンタルズ分析といって、「アメリカの雇用統計が○○だから」とか「今後は景気がどうなる」など、経済指標やニュースを分析して為替動向を分析します。

 

しかしながら、こうした予測は全く当たらないことも少なくなりません。

 

これは、為替を動かすのは相場に参加している人であり、重要なのは経済指標そのものではなく、それを見て、参加者が何を考えて、どのように動くのかということだからです。

 

ここでチャートが必要になります。チャートは、市場参加者がどちらの方向を向いているのか、また、その人間の心理を映し出すものだからです。

 

◆チャートとはどのようなものですか?
チャートというのは、過去の値動きをグラフにしたものです。

 

チャートは、相場に参加している大多数の人が見ているといっても過言ではありませんので、「この上昇はもう少し続きそうだ」とか「もうしばらくすると流れが変わりそうだ」など、さまざまなことを読み取ることができます。

 

つまり、チャートを使えば、値動きのクセや習性を調べたり、チャート上に補助線を引いて売買タイミングなどをはかることができるのです。

 

◆多数派に乗る
多くの投資家がチャートの形状から、「この上昇はそろそろ限界だから、売っておこう」と考えて売り注文を出すと、本当に上昇が止まったなどということもよくあります。

 

これは、多くの人がチャートを見て、同じところで同じ読みをし、同じ行動を取るので、結果的に読みどおりになったということです。

 

このように考えると、多数派に乗るには、皆が参考にしているものを自分も参考にするほかありません。

 

しかしながら、皆が皆、同じ形状のチャートを見て、同じ読みをするとは限りません。

 

また、テロやサブプライム問題などのように、大きな意味を持つファンダメンタルズ的な要因によって、チャートの形状からは思いもしない変動が起きることもあります。

 

よって、経済指標やニュースを分析するファンダメンタルズ分析とチャート分析を合わせて判断することが最も望ましいといえます。

ファンダメンタルズ分析はどのようにしたらよいのですか?

前述したように、相場予測には、ファンダメンタルズ分析とチャート分析を合わせて判断するのがよいわけですが、とはいえ、ファンダメンタルズ分析は、プロでも難しいといわれています。

 

なので、一般の投資家は、ファンダメンタルズ分析については、FX会社が提供しているレポートの中から好きなものをざっと読む程度で十分ではないかと思われます。

 

特に、FX初心者の方は、まずはチャート分析から入っていけばよいのではないでしょうか。

 

◆ファンダメンタルズ分析とはどのようなものですか?
ファンダメンタルズ分析というのは、経済の基礎的条件のことをいいます。この中には、景気や経済成長率、雇用情勢、金利、政策などさまざまな条件が含まれています。

 

ファンダメンタルズ分析は、このようなファンダメンタルな条件をもとにして、今後のマーケット予測を立てることをいいます。

 

◆チャート(テクニカル)分析とはどのようなものですか?
テクニカル指標というのは、過去の価格や時間などのデータに基づいてつくられるものです。

 

チャート(テクニカル)分析というのは、ファンダメンタルズ分析に対して、チャートやその他のテクニカル指標を用いて、今後のマーケットの予測を立てることをいいます。

為替はチャートが有効

チャートというのは、決して万能なツールではありませんが、為替の場合は、株よりはチャート分析が有効であるといわれています。

 

これは、為替は一方向へ動き出すと、その方向へどんどん進む習性があり、株よりもその傾向がはるかに大きいからです。

 

よって、上昇を始めたら(下落し始めたら)、その傾向が続きやすいので、「上昇し始めたな(下落し始めたな)」と思ったときに、その流れに乗ればよいということになります。

 

そして、そのタイミングを教えてくれる強い見方が、チャートということになります。

GDPとは?

GDPは、日本語では「国内総生産」といい、国家全体でどれぐらいの経済活動があったかを示すもので、四半期ごとの数字が発表されます。

 

また、アメリカの四半期とは、1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月の4期のことです。

 

それぞれについて、速報値、改定値、確定値と3回発表されますが、その中でも重要なのは速報値です。

 

この速報値は、1、4、7、10月の月末に発表され、相場にも大きな影響を及ぼしますので、要チェックです。なお、基本的には、予想より強ければドル買い、弱ければドル売りになります。

 

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