RSIの売買ポイント〜/サイコロジカルと一目均衡表、RSIの見方...

RSIとは?

RSIというのは、「相対力指数」とも呼ばれ、相場の買われ過ぎや売られ過ぎを見るテクニカル指標とされています。

 

ちなみに、このRSIやボリンジャーバンドはオシレーター系指標と呼ばれていますが、オシレーターとは「振り子」の意味で、元の位置に戻ろうとする原理を表しています。

 

◆RSIの見方は?
RSIというのは、ある一定期間を対象に前日に比べて高かったか、あるいは安かったかを基本にして、その値幅も加味して計算されています。

 

なので、この数字が100%に近くなれば買われ過ぎていることを示し、0%に近くなれば売られ過ぎていることを示します。

 

おおよその目安としては、70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎと判断すべきとされています。

RSIの売買ポイントは?

一般的に相場が上昇するとRSIの数値も大きくなりますので「売り」、相場が下落すればRSIの数値も小さくなりますので「買い」というように、逆張りを仕掛けるときに利用されます。

 

ただし、トレンドが長く続く場合には、100%に近い数字でずっと張付いているということもありますので注意が必要です。

 

◆どのようなポイントで売買を仕掛けるとよいですか?
RSIでは、上昇トレンドの場合は、70%から50%に下落したあたりを押し目の逆張りポイント、下降トレンドの場合は、30%から50%に上昇したあたりを戻り売りの逆張りポイントとして見る場合もあります。

 

また、RSIが30%以下になっているときで、相場は下落しているにもかかわらず、RSIが上昇している場合は、相場の反転が近いことを示していますので、積極的に逆張りすべきとされています。

 

同じように、RSI70%以上になっているときで、相場は上昇しているのにもかかわらず、RSIは下落している場合も、相場反転のシグナルと見て逆張りが有効とされています。

 

◆RSIの判断方法は?
RSIでは、ある一定期間内における値動きの幅のうち、「値上げ幅」の分がどれくらい占めているのかを見ます。

 

一般的には、値上げ幅分の割合が70(80)%以上になると買われ過ぎで、反対に30(20)%以下になると売られ過ぎとみなされます。

 

また、基本的に50%を基準として、それよりも大きくなると買われ過ぎの傾向が強まりつつあると判断されます。なお、計算期間には14日や30日が使用されるケースが多いです。

 

◆RSIを利用する際の注意点は?
RSIは、計算期間を短くすると、反応が大きくなり、頻繁に売買サインを出すこともあります。そうなると、その分、ダマシも多くなりやすいですから注意が必要です。

 

そこで、2通りの計算期間のRSIを分析に用いるケースもあります。

 

◆RSI(相対力指数)
RSIというのは、オシレーター系指標の1つで、現時点での売りと買いの相対的なバランスを示すテクニカル指標です。

 

またRSIは、Relative Strength Index の略で、日本語に訳すと「相対的な強さを示す指標」という意味になることから、「相対力指数」とも呼ばれます。

 

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サイコロジカルはどのようなテクニカル指標ですか?

サイコロジカルというのは、「心理的な」という意味で市場心理を測って売買のポイントにするというテクニカル指標です。

 

投資家の心理など視覚化できるのかと思う人もいるかもしれませんが、例えば、コインを10回投げて、すべてオモテだったとしたら、次はウラかもしれないと予想するのではないでしょうか。

 

こういった心理を利用したものが、サイコロジカルなのです。サイコロジカルは、計算が単純なことから、意外と投資家に人気のあるテクニカル分析となっています。

 

◆サイコロジカルの特徴は?
サイコロジカルは、RSIなどと同様、相場の売られ過ぎや買われ過ぎをみるテクニカル分析ですが、最も簡単に計算できるというのが特徴です。

 

サイコロジカルの基本的な考え方は、コインの裏と表のように、相場の上昇と下落はいつまでも続くものではないというものです。

 

具体的には、相場の上昇や下落の変動率に関係なく、「一定期間の中で上昇(下落)した日数が何%になっているか」というもので、上昇し続けた、あるいは下落し続けた日数をある一定期間で割って計算し、それを%に直して表します。

 

そして、この計算によって算出された点を結んだ線が、サイコロジカル・ラインになります。ちなみに、この期間は12日間とするのが一般的です。

 

◆サイコロジカルの見方は?
サイコロジカルは、その見方も単純です。具体的には、25%以下は下げ過ぎなので、今後の反発が見込まれると判断します。

 

反対に、75%以上になれば上げ過ぎなので、今後反落する可能性が高いと判断します。

 

よって、25%以下まで売られ過ぎた、あるいは75%以上まで買われ過ぎた場合には、逆張りを仕掛けるのが有効です。

 

なお、売買サインが出にくい場合には、割る日数を変えて分析してもよいです。ちなみに、上げ下げの値幅も考慮に入れて計算するタイプのものもあります。

 

◆サイコロジカルラインとは?
サイコロジカルラインというのは、投資家の心理を数値化して、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する指標です。

 

ちなみに、サイコロジカル(psychological)は、「心理的な」という意味です。

 

なお、サイコロジカルラインは、数値が「%」で表されるので、オシレーター指標の判断に分類されがちですが、厳密にはオシレーター系ではないので、「擬似オシレーター系」と呼ばれる場合もあります。

 

◆サイコロジカルラインの計算方法は?
サイコロジカルラインは、一定期間で前日よりも価格が上昇した日を「勝」、前日より価格が安い日を「敗」として、期間内で「勝」が占める割合を計算します。

 

なお、一定期間としては、12日間で計算されることが多いです。例えば、12日のうち勝が9日、敗が3日であれば「9勝3敗」で、勝の割合は次のようになります。

 

⇒ 9÷12×100=75%

 

ちなみに、数値が75%以上の場合は「買われ過ぎ」、25%以下の場合は「売られ過ぎ」とみなされます。

 

◆サイコロジカルラインのメリット・デメリットは?
サイコロジカルラインは、わかりやすいというメリットある反面、ダマシが多いというデメリットもあります。

 

よって、サイコロジカルラインは、単独ではなくその他の指標と組み合わせて売買の判断とした方がよいとされています。

 

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一目均衡表はどのような指標ですか?

一目均衡表は、その名の通り一目で相場の動向がわかる指標です。

 

この一目均衡表という分析手法を考案したのは、一目山人(本名:細田悟一)氏ですが、長い月日をかけて作られた奥深い理論となっています。

 

また、一目均衡表は、日本発の分析手法ですが、海外のファンドマネージャにも人気があるようです。

 

◆一目均衡表のライン
一目均衡表では、次の5つのラインを引きます。

 

■転換線 ⇒ 過去9日間(当日含む)最高値と最安値の平均値
■基準線 ⇒ 過去26日間(当日含む)最高値と最安値の平均値
■先行スパン1 ⇒ 基準線と転換線の平均値を、当日から数えて26日先に記入したもの
■先行スパン2 ⇒ 過去52日間における高値と安値の平均値を当日から数えて26日先に記入したもの
■遅行スパン(遅行線) ⇒ 当日の終値と当日から数えて26日前に記入したもの

 

◆一目均衡表ではどこをチェックしたらよいのですか?
一目均衡表のチェックポイントは、次のようなところです。

 

<転換線と基準線の位置関係>
■好転 ⇒ 転換線が基準線を上抜く
■逆転 ⇒ 基準線が転換線を上抜く

 

<実線(ローソク足と雲の位置関係)>
先行スパン1と先行スパン2の間にできる空間のことを「雲(帯)」と呼びます。

 

■実線が雲の上 → 強気相場
⇒ 基本的に強気なので、多少下落しても反発する可能性が高いです。

 

■実線が雲の下 → 弱気相場
⇒ 基本的に弱気なので、多少上昇しても下げ戻す可能性が高いです。

 

つまり、雲は実線の位置によって上値を抑えたり、下値を支えたりするクッションの役割を果たしているといえます。

 

<遅行線と実線の位置関係>
■遅行線が実線の上 → 強気
■遅行線が実線の下 → 弱気

 

なお、三役好転を迎えた場合は、買いのチャンス、三役逆転を迎えた場合は、売りのチャンスとなります。

 

◆好転・逆転とは?
好転・逆転というのは、相場の動向を現す表現で、好転は上昇の兆候を表し、逆転は下落の兆候を表します。

 

◆三役好転とは?
一目均衡表において、次の3つの動きが同時に出た場合のことを「三役好転」といい、最も買いに適したサインとされています。

 

■転換線が基準線を上抜ける
■ローソク足が雲を上抜ける
■遅行線がローソク足を上抜ける

 

◆三役逆転とは?
一目均衡表において、次の3つの動きが同時に出た場合のことを「三役逆転」といい、最も売りに適したサインとされています。

 

■基準線が転換線を上抜ける
■ローソク足が雲を下抜ける
■遅行線がローソク足を下抜ける

 

◆どのように見たらよいのですか?
一目均衡表では、転換線と基準線の位置関係が重要です。好転や逆転が起きた場合はもちろんですが、そういった兆しが現れたときは、相場の方向性に変化が起きやすくなるからです。

 

また、基準線の向きにも着目してください。基準線が上下いずれかの方向に推移している時は、相場もそれと同じ方向に動く場合があるからです。

 

なお、基準線が横ばいで推移しているときは、比較的相場も、もみ合うケースが多いようです。さらに、雲の厚さも見ます。

 

基本的には、雲が厚いとローソク足が上下に抜けにくく、薄いと抜けやすいという傾向があります。ただし、必ずしもそうならないケースもありますので注意してください。

RSIとはどのような指標ですか?

RSI(Relative Strength Index)というのは、日本語では「相対力指数」といいますが、わかりやすくいうと、現時点で売りと買いのバランスが相対的にどうのようになっているのかを示す指標です。

 

また、移動平均線などが「トレンド系指標」と言われるのに対して、RSIやストキャスティクスなどは「オシレーター系指標」と呼ばれています。

 

ただし、短期のRSIは、ダマシも多いので注意が必要です。

 

◆オシレーター系とは?
オシレーター(oscillator)というのは、振り子などの振動するもののことをいいます。

 

振り子は大きく振れてもまたもとの位置に戻ってきますが、それと同じように、相場もある一定の範囲内で上がったり下がったりの細かい動きを繰り返しながら、徐々に全体的な水準を上げたり下げたりしています。

 

オシレーター系は、相場がその一定の範囲内を大きく上回ったところや下回ったところを見計らって、売買のタイミングを判断しようという考え方に基づいています。

 

◆RSIはどのように見たらよいのですか?
RSIでは、ある一定期間内の値動きの幅のうち、「値上げ幅」の分がどのくらいを占めているのかをみます。

 

一般的には、値上げ幅分の割合が70%以上だと買われすぎで、反対に30%以下だと売られすぎだとされています。

 

50%がボーダーラインなので、それより大きくなると買われすぎ、あるいはそれより小さくなると売られすぎの傾向が強まりつつあるということです。

 

◆RSIのダマシについて
RSIは計算期間を短くすると、少々相場が上下しただけで、大きく反応してしまいますので、売買のタイミングがたくさん出てしまう、つまり、ダマシが多くなってしまいます。

 

なので、ダマシを少なくするために、2通りの計算期間のRSIを分析に用いる方法もあります。なお、計算期間については、14日や30日というのがよく使用されているようです。

 

◆ダマシとは?
ダマシというのは、相場が、一般にいわれているテクニカル指標の法則から外れた動きをすることをいいます。

 

◆どのようなものですか?
RSIでは、逆行現象(ダイバージェンス)といって、為替の値段は下がっているのにRSIの数値は上昇している、あるいはその反対の現象が起こることがあります。

 

この場合は、RSIが示す方向になるケースが多いとされています。

 

◆RSIの計算式は?
RSIの計算式は、次のようなものです。

 

⇒ RSI=A÷(A+B)×100

 

■A:一定期間の上げ幅の合計
■B:一定期間の下げ幅の合計

 

なお、計算期間は、14日や30日がよく使用されます。

オシレーター系指標とは?

オシレーター系指標というのは、買われすぎや売られすぎといった、相場の行きすぎを判断するための指標のことです。

 

このオシレーター系指標では、行き過ぎた相場はやがて元に戻るというところから売買タイミングを計ります。

 

ちなみに、「オシレーター」とは「振り子」の意味で、オシレーター系指標は、振り子のように、大きく揺れても、元の位置に戻ってくることに着眼した分析法といえます。

 

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