企業物価指数と景気ウォッチャー調査〜/システムトレードの最大ドローダウンと損益レシオ...

企業物価指数とは?

企業物価指数(CGPI)というのは、企業間取引における商品の価格変動を指数化したもので、毎月、日本銀行が発表しています。

 

なお、かつては「卸売物価指数」と呼ばれていましたが、2002年に改称されました。

 

◆企業物価指数は、どのように利用されますか?
商品価格には、需給動向が反映されるので、景気動向や金融政策の判断材料や商品の値段を決めるのに活用されています。

 

◆企業物価指数の構成は?
企業物価指数は、次の3つから構成されますが、いずれも2005年が基準年となっています。

 

■国内企業物価指数 ■輸出物価指数 ■輸入物価指数

景気ウォッチャー調査とはどのような調査ですか?

景気ウォッチャー調査というのは、内閣府が毎月実施している景気調査のことをいいます。

 

◆景気ウォッチャー調査の対象は?
景気ウォッチャー調査は、次のような景気を敏感に感じるような職種に就いている人々およそ2千人が対象となります。

 

■小売店の店主 ■タクシードライバー ■コンビニの店長
■ホテルの従業員...など

 

◆景気ウォッチャー調査の判断方法は?
景気ウォッチャー調査の数値が50以上の場合は、景気が良くなっていると判断されます。

 

◆景気ウォッチャー調査のメリットは?
景気ウォッチャー調査には、次のようなメリットがあります。

 

■一般的な経済指標は、調査から発表まで1〜3か月程度かかりますが、景気ウォッチャー調査は、約1週間と非常に短いこと。

 

■現場の声を直接知ることができること。

 

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信託保全とはどのようなものですか?

信託保全というのは、FX業者等の金融商品取引業者が、顧客から預かった証拠金等の資産を自社の資産と分離し、さらにその資産を信頼できる第三者(信託銀行等)に預けて管理することをいいます。

 

金融商品取引法では、金融商品取引業者に分離保管までは義務付けていますが、信託保全までは義務付けていません。

 

しかしながら、分離保管だけですと、業者の経営が急激に悪化した場合などは、必ずしも徹底できていないケースもあるようです。

 

なので、一概に断定はできませんが、取引を行う際には、できれば信託保全まで行っているFX業者を選択するのがよいと思われます。

 

◆分離保管とはどのようなものですか?
分離保管というのは、FX業者等の金融商品取引業者が、顧客から預かった証拠金やスワップポイント等の資産と自社の資産を分離して保管することをいいます。

 

分離保管を行うことによって、FX業者が万が一破綻したとしても、顧客の資産が守られます。

 

◆分離保管の義務付けについて
分離保管は、金融商品取引法ですべての金融商品取引業者に義務付けられています。

 

また、分離保管した顧客の資産を信頼できる第三者(信託銀行等)に預けて管理することを信託保全といいます。

取引手数料とはどのようなものですか?

取引手数料というのは、FXや株取引などで1回の取引を行うごとに顧客が業者に支払う手数料のことをいいます。

 

取引手数料は安いほうがよいに決まっていますが、FX業者の選択にあたっては、サービス内容等も考慮した上で決定したいところです。

 

また、FX業者を選ぶ際には、たとえ取引手数料が安くても、スプレッドが大きいとかえって取引コストが高くついてしまうことがありますから、あわせてスプレッドもチェックするようにしてください。

 

◆対顧客市場とは?
対顧客市場というのは、銀行が顧客との取引を行う市場のことをいいます。

 

個人が銀行で日本円を外貨に替えるときには、TTS(対顧客電信売相場)が、外貨を日本円に替えるときには、TTB(対顧客電信買相場)が基準とされます。

 

なお、対顧客市場におけるこれらの為替レートは、毎日、午前10時頃のインターバンク市場における為替レートを参考にして決められます。

 

◆通貨単位とは?
通貨単位というのは、日本円、ドル、ユーロといった通貨の単位のことです。具体的には、1万通貨といったら、1万円、1万ユーロ、1万ポンドなどを意味します。

 

なお、FX会社は、1万通貨単位から取引可能なところが多いですが、中には、1千通貨単位から取引可能なところもあります。

デイオーダーとはどのようなものですか?

デイオーダーというのは、FXで注文を行う場合の有効期限の指定方法の1つです。

 

わかりやすくいうと、デイオーダーとは、有効期限を「注文を出した当日限り有効」とする注文のことをいいます。

 

このデイオーダーは、その日の取引終了時間までに成立しなければ、自動的にキャンセルされます。

 

一般には、注文を出したときからニューヨーク時間の終了までとしているところが多いです。

 

例えば、日本時間の月曜日の朝10時にデイオーダーを出した場合、当日のニューヨーク時間の終了時、つまり、翌火曜日の朝7時までに注文が成立しなければ解除されます※。

 

※サマータイムの時期は、1時間繰り上がります。

 

◆ロールオーバーとはどのようなものですか?
ロールオーバーというのは、FXで、自動的に決済を繰り延べ、ポジションを維持・継続できる方式のことをいいます。ちなみに、ロールオーバー(roll-over)には「繰り返し」という意味があります。

 

◆インターバンク市場でのロールオーバー
インターバンク市場では、通常、顧客が出した注文の約定日の2営業日後に実際に通貨の授受をしなければなりませんが、FXではロールオーバー方式が採用されていますので、決済日が1営業日ずつ常に繰延べられ、ポジションを持ち続けることができます。

 

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期間損益とは?

期間損益というのは、一定期間における利益額から損失額を差し引いた金額のことをいいます。

 

なお、システムトレードを行う場合には、何度も売買を繰り返しますので、どちらかといえば各取引における損益よりも、一定期間内でも損益が重視されます。

 

◆期間利益と期間損益
「期間利益」とは、一定期間における利益額を、また、「期間損益」とは、一定期間における損失額をいいます。

最大ドローダウンとはどのような意味ですか?

最大ドローダウンというのは、ある売買モデルを一定期間実施した際に、その期間内で最も損益が深く落ち込むときの下落幅のことをいいます。

 

わかりやすくいうと、その期間内に、一度でも大きく負けてしまう、あるいは何度も負けが続いたときなど、最悪の状態での資産の下げ幅を指します。

 

ちなみに、ドローダウン(drawdown)には、「減少」とか「低下」といった意味があります。

 

◆最大日中ドローダウンとは?
最大日中ドローダウンとは、1日の中でのドローダウンのことをいいます。

 

システムトレードでは、何度も取引を繰り返しますので全戦全勝はありえませんから、最悪の場合を考えて投資活動を行うことが非常に重要です。

 

◆損益レシオとはどのようなものですか?
損益レシオというのは、ある一定期間内の取引における平均利益と平均損失の割合のことをいいます。具体的には、損益レシオは、次のような算式で求められます。

 

⇒ 期間内の平均利益÷平均損失

 

例えば、一定期間内に10回の取引を行ったとして、そのうち5回の取引で50万円の利益が出て、残りの5回の取引で25万円の損失が出た場合の損益率は、次のようになります。

 

⇒ (50万円÷5回)÷(25万円÷5回)=10万円÷5万円=2

 

よって、損益率は2ということになります。

 

◆勝率とは?
勝率というのは、取引期間中に行ったトレード(取引)のうち、勝ち(利益が出た)が占める割合のことをいいます。この勝率は、次のように算出します。

 

⇒ 勝率=勝ちトレード数÷総トレード数

システムトレードとはどのような投資手法ですか?

システムトレードというのは、投資家自身の感情による判断を排除し、あらかじめ定めた売買ルールに則って売買を繰り返す投資手法のことをいいます。

 

◆裁量トレードとは?
裁量トレードというのは、投資家自身の経験と勘を元に、本人の感情で売買の判断を行うトレードのことをいいます。

 

◆売買ルールとはどのようなものですか?
売買ルールというのは、「仕掛け」と「仕切り(決済)」を行う場合のタイミングや条件のことをいいます。

 

また、「売買モデル」といった場合には、売買ルールの組み合わせによって、出来上がったシステムのことをいいます。

 

◆システムトレードでの売買ルールとは?
システムトレードにおける売買モデル構築の際には、あらかじめ売買ルールを設定しておく必要があります。

 

そして、システムトレードでは、バックテストで売買モデルの有効性を検証し、売買ルールやパラメータの調整を行います。

 

◆売買ルールの設定方法は?
売買ルールの設定においては、次のような条件を検討します。

 

■仕掛けの条件(新規ポジションの保有時期)
・ゴールデンクロスができたら買い
・デッドクロスができたら売り...など

 

■仕切りの条件(保有ポジションの決済時期)
・仕掛けてから1週間後に決済する...など

 

■通貨の条件(通貨ペアと通貨単位)

 

■損切りの条件(損切りの実行条件)
・仕掛けた値段から2円下がったら損切りするなど、損切りする場合の条件です。

バックテストとはどのようなものですか?

バックテストというのは、売買ルールの有効性を見極めるために実施するシミュレーションテストのことをいいます。

 

具体的には、システムとレーダーが考案した売買ルールに則って取引を行った場合に、一定期間内でどの程度の利益が得られるのかを、過去の値段データを用いて、次のようなシミュレーションの上、検討します。

 

■期間損益 ■トレード回数 ■勝率 ■平均損益
■最大ドローダウン...など

 

なお、バックテストには、一般にマイクロソフト社の表計算ソフトExcel(エクセル)を用いるケースが多いですが、最近は専用ソフトも出ているようです。

 

◆フォワードテストとは?
フォワードテストというのは、バックテストでシステムの有効性を検証した後、パラメータ等の調整を行った上で行う検証テストのことをいいます。

 

なお、このフォワードテストには、過去データは使うものの、今後に向けてのテストという意味合いが強いです。

 

ちなみに、「フォワード(forward)」には、「前方への」とか「前向きの」などの意味があります。

銀行のディーラーのポジションが似たようなものになる理由は?

銀行のディーラーは、基本的には常識的な考えに基づいて為替取引に参加しているケースが多いです。

 

というのは、もともとが銀行員ですから、あまりはみ出した考え方で取引する人が少ないのです。

 

よって、多くの銀行ディーラーは、みな同じようなポジションを保有しているという現象が頻繁に生じるようになります。

 

◆流れに追随するポジションになる理由は?
銀行のディーラーは、上記のこととともに、流れに追随して動くというパターンもしばしば見られます。これは、銀行に世界中からの為替情報が集まってくるからです。

 

例えば、どのヘッジファンドが買いに動いているということまでわかってしまうので、多くの銀行ディーラーは、ヘッジファンドが買うときには買う、あるいはヘッジファンドが売るときには売るという投資行動を取ることが多くなるのです。

 

このように、銀行ディーラーの場合は、ポジションに偏りが生じやすいといえます。

 

◆ロスカットとはどのようなものですか?
ロスカットというのは、FX業者が、顧客の損失をある程度のところで食い止めるために行う、ポジションの強制決済のことをいいます。

 

◆ロスカットまでの流れは?
顧客がポジションを持った後、損失が膨らみ預け入れた証拠金が一定基準を割り込んだ場合、まずFX業者は、顧客にマージンコールを発動します。

 

その場合には、顧客は、ポジション維持のために追加証拠金を差し入れるか、ポジションをある程度決済して、損失額が証拠金に占める割合を少なくする必要があります。

 

そして、マージンコールが発動されても放置し、さらに損失が膨らんで証拠金の残額がFX業者のロスカット基準を下回れば、その時点でロスカットが実行されます。

 

◆ロスカットの基準はどのくらいですか?
一般にFX業者で多いのは、証拠金維持率※が20%を下回った場合にロスカットを実行するというものです。

 

ただし、マージンコールやロスカットの基準というのは、FX業者によっても異なりますので、事前にルールを確認することが必須です。

 

※当初預け入れた証拠金額に対する残額の割合です。

 

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