東京金融取引所と金融商品取引法〜/南アフリカランドとメキシコペソ...

外貨準備とは?

外貨準備というのは、中央銀行など通貨当局が、普段から対外支払いや為替介入などのために準備しておく外貨のことをいいます。

 

ちなみに、外貨準備は、通常は現金ではなく対象通貨の国債で保有されていますが、金(ゴールド)も外貨準備の1つです。

 

◆政策金利とは?
政策金利というのは、各国の中央銀行(日本では日本銀行です)の金融政策によって決められる金利のことをいいます。

 

一般的に政策金利は、景気がいいときには高く設定され(金利が上がる)、景気が悪いときには低く設定されます(金利が下がる)。

世界経済の指標としても注目

原油先物価格には、原油の需要という実需だけでなく、投機筋の資金も流入してきますので、原油の現物価格に直接的な影響力を持っています。

 

そして、原油先物価格の中でも最も注目度が高いのが、ニューヨーク・マーカンタイル取引所で取引されているWTI(West Texas Intermediate)原油先物価格です。

 

このWTI原油先物価格は、商品先物市場のみならず、世界経済の指標としても注目されています。

 

◆東京金融取引所とは?
東京金融取引所というのは、TFXと呼ばれる、東京にある金融商品の取引所のことをいいます。

 

この東京金融取引所では、短期金利先物取引や通貨先物が取引されているほか、個人向けのFXの一種である「くりっく365」も上場されています。

 

◆ヘッジ・ファンドとは?
ヘッジ・ファンドというのは、通貨や株式、債券、商品などに、先物やオプションなど金融派生商品(デリバティブ)を駆使して運用を行う、私募形式の投資ファンドのことをいいます。

 

なお、投資対象の価格下落でも利益をあげたり、レバレッジ効果で投資額に対して大きな利益をあげる可能性もありますが、リスクが高いという側面もあります。

 

◆金融先物取引法とは?
金融先物取引法とは、金融先物取引について規定する法律であり、2005年7月の改正では、FX業者が登録制とされました。

 

また、2007年からは金融商品取引法に改編されています。

 

ちなみに、先物取引というのは、将来の特定の時期に、現時点で決めた価格により、特定の商品を売買することを約束する取引のことをいいます。

 

また、商品の価格変動リスクを回避したり、リスクをとって運用するための取引です。なお、金融先物取引には、通貨先物、株価指数先物、短期金利や国債の先物があります。

 

◆金融商品取引法とは?
金融商品取引法というのは、2007年9月30日より施行された、証券取引法、金融先物取引法などを抜本的に改正した法律のことです。

 

具体的には、金融商品についての開示制度、取扱業者の勧誘のあり方、企業の内部統制などが規定されています。なお、金融商品取引法は、FXも対象に含まれます。

 

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ADRとはどのような証券ですか?

米国預託証券(ADR)というのは、米国で外国の株式を容易に売買するために、株式を預託された銀行が発行する代替証券のことをいいます。

 

なお、ADRは、American Depositary Receipt の略で、その定義は次のようなものです。

 

⇒ 「外国企業・外国政府あるいは米国企業の外国法人子会社などが発行する有価証券に対する所有権を示す、ドル建て記名式譲渡可能預託証券」

 

◆ADRの配当と発行について
ADRは、米国株式と同じように、ドル建てで売買され、配当もドルで受け取ることができます。

 

なお、1961年にソニーが最初にADRを発行して以来、多くの企業がADRを発行しています。

ベンチャーキャピタルとはどのようなものですか?

ベンチャーキャピタル(VC)というのは、成長性が高いと見込まれるベンチャー企業に対して行われる資金投資、あるいは、それを業務とする企業のことをいいます。

 

また、ベンチャーキャピタルは、単に資金を融資するのではなくて、その企業の株式を取得する形がとられるケースが多いです。

 

なお、投資後も、ベンチャーキャピタルの提供者であるベンチャーキャピタリスト(venture capitalist)は、資金以外にも人材や販売等の経営にも関与し、株式上場までの支援を行います。

 

◆ベンチャー企業がVCから投資を受けるには?
ベンチャー企業が投資を受けるためには、その企業に成長性や将来性があると判断される必要があります。

 

◆ベンチャーキャピタルを利用して成長した企業は?
ベンチャーキャピタルを利用して大企業へと成長した企業は多いですが、その代表的な企業には、マイクロソフト社、インテル社、アップルコンピュータ社などがあります。

南アフリカランド(ZAR)とは?

南アフリカランド(ZAR)は、南アフリカ中央銀行が発行している、南アフリカの通貨単位です。

 

南アフリカの政策金利は、2008年4月現在ではレポレートで11.5%と高金利であり、また、取引単位の低さもあって、徐々に注目されつつあります。

 

◆ランドと金相場との関係は?
南アフリカは、金やダイヤモンドなど世界有数の資源産出国であり、特に金は世界最大の産出国であることから、ランドと金相場は、ある程度同調する傾向がみられるということが知られています。

 

◆ランドの値動きの特徴は?
南アフリカは、2010年のワールドカップの開催地に選ばれたことにより、国際的知名度が上昇し、経済成長も期待されますが、市場規模が小さいことから、乱高下しやすいという特徴もあります。

 

◆なぜ、略称がZARなのですか?
南アフリカランドの英語表記は、South Affrica Rand とSで始まっているのにもかかわらず、略称がZARとなっているのは、南アフリカのオランダ語表記が、Zuid Afrikaansche Republiek となっていることに由来します。

 

ちなみに、南アフリカには、オランダ植民地時代があります。なお、サウジアラビアリヤル(Saudi Arabia Riyal)と重複するので、SをZに変えたという説もあります。

 

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メキシコペソ(MXN)はどのような通貨ですか?

メキシコペソ(MXN)は、メキシコ合衆国の通貨です。ブラジルのレアルと並び、中南米を代表する通貨の1つです。

 

1ペソあたり10円前後と為替レートが低く、政策金利(翌日物金利)も2008年3月現在で7.5%と高金利に設定されていますので、投資家の間でも注目されつつあります。

 

◆メキシコペソ(MXN)の特徴は?
メキシコは、米国とカナダに近いという地理的な条件もあって、両国の政治情勢や経済動向に比較的影響を受けやすいといえます。

 

また、産油国であることから、エネルギー価格の動きにも連動しやすいです。なお、通貨危機を数回経験しているなど、カントリーリスクも高い通貨といえます。

トレンド相場とレンジ相場

相場で最も簡単に儲けられるのは、一方向に動くトレンドのはっきりした相場ですから、まずはここをきちんと捉えられるように注力するのが重要です。

 

一方、レンジ相場という、一定の幅で行ったり来たりを繰り返す相場展開でリターンを稼ぐのは、一見やさしそうに見えますが、意外に難しいものです。

 

というのは、波はわかりやすいので、素人目には儲けやすそうに思えるのですが、方向性が強くないことから、いざ波に乗ろうとすると、上がると思って買いで入ったら下げ、下がると思って売りから入ったら上がるというように、自分の相場観とは反対に、反対にという形で相場が動いてしまうことが多いからです。

 

こういった状況のときに、むきになって売買を繰り返してしまうと、結局は損失ばかり被ることになり、せっかくの利益がなくなるどころか、トータルで大損を被ることにもなりかねません。

 

◆レンジ相場ではどのように対応したらよいのですか?
上記のようなレンジ相場では、そもそも取引しない、つまり、レンジ相場には手を出さないというのが、相場で生き残るコツということになります。

 

相場の好きな人は、値動きがあるだけでワクワクするようですが、このようなレンジ相場の最中に相場に入り、頻繁に売買を繰り返すことが多くなると、失敗することが多いようです。

 

◆レンジ相場ではどのような点に注意する必要がありますか?
レンジ相場で注意しなくてはならないことは、値幅に対して商いが薄いということです。

 

つまり、市場参加者もどちらの方向に動くのかがはっきりと見えていないので、トレンドがはっきりしているときと比べると、慎重に取引しているケースが多いということです。

 

そのため、商いが薄くなってしまい、通常でしたら1円動くところが3円動いてしまうなど、値が飛びやすくなるのです。

リセッションとは?

リセッションというのは、景気循環の一局面で、景気後退を指していいます。

 

生産活動が低下するため、企業の業績も低迷し、コスト削減などのため、賃金の低下、失業率の上昇などもみられます。こうした状態がさらに進むと不況となります。

 

なお、日本では、経済成長率の鈍化までをリセッションと呼んでいます。

 

◆量的緩和とは?
量的緩和というのは、金融緩和策のことです。具体的には、日本銀行当座預金残高の目標額により金融市場調査を行います。

 

なお、日本銀行の当座預金の金額が多くなるほど、金融緩和が行われたことになります。

 

ちなみに、2006年3月に量的緩和解除を行ってからは、日本の利上げ時期についても市場が注目するようになりました。

 

◆量的緩和の為替相場への影響は?
日本の金利は、引き続き非常に低いところに設定されていますが、日本銀行の総裁発言で、景気拡大や物価上昇など、利上げを示唆するような内容が盛り込まれているかどうかによって、為替相場等に影響を及ぼすこともあります。

ロイターとは?

ロイターというのは、1851年にポール・ジュリアス・ロイター氏が設立した、金融・経済サービスを提供する世界最大の情報企業のことです。

 

ロイターでは、逐次、為替、株式、その他金融関係の情報を提供しています。また、単なる事実を伝えるだけでなく、市場参加者の声も盛り込まれているのが特徴です。

 

そのため、相場の地合いや観測などの分析においても広く利用されています。

 

◆トムソン・ロイターとは?
200年5月に、カナダの情報サービス大手のトムソンが、ロイターを買収する合意がなされました。

 

その後、2008年4月に手続きが完了し、トムソン・ロイターとなりました。これによって、金融情報サービスでは、世界最大手となっています。

ISM景況指数とはどのような指数ですか?

ISM景況指数というのは、全米供給管理協会が、アンケート調査の結果算出する景況指数のことをいいます。

 

ちなみに、製造業は第1営業日に、非製造業は第3営業日に発表されます。

 

◆ISM景況指数の算出方法は?
ISM景況指数は、製造業と非製造業の購買担当者にアンケート調査を行って、次のような項目に関して、1か月前と比較して「良い」「同じ」「悪い」の三者択一で回答させ、指数化して算出します。

 

■生産 ■新規受注 ■在庫
■雇用...など

 

◆市場から注目されるISM景況指数
ISM景況指数は、製造業・非製造業ともに注目されますが、特に製造業の景況指数は、主要経済指標の中では1か月の中でいち早く発表されるので、景気転換の先行指標として、市場の注目度は非常に高いといえます。

 

なお、FRBが金利の調整を行うのに、ISM指数が50を上回っているのか、それとも下回っているのかを基準にすることが多いことから、FRBの金利政策のスタンスを見極めるのにも有効な指標といえます。

 

◆ISM景況指数の判断方法は?
ISM指数では、50を上回ると景気拡大、同様に50を割り込むと景気後退と判断されます。

 

◆ADP雇用報告とはどのようなレポートですか?
ADP雇用報告というのは、2006年5月から発表され始めた、米国で給与計算サービスを行う民間業者ADP(Automatic Data Processing)社が発表する雇用調査レポートのことをいいます。

 

また、ADP雇用報告は、次のような特徴があることから、米雇用統計の先行指標として注目されるようになりました。

 

■集計方法が労働省の雇用統計に近似していること
■サンプル数が多いこと
■毎回、雇用統計の2日前に発表されること

 

◆ADP雇用報告の判断の仕方は?
ADP雇用報告の判断方法は、米雇用統計と同じで、非農業部門就業者数の増加幅が事前予想を大きく上回っている場合は、基本的にドル買い材料とみなされます。

 

反対に、事前予想よりも悪化している場合には、ドル売り材料とみなされます。

 

ただし、かつて労働省が発表する雇用統計とADP雇用報告の数値が大きく異なっていたこともありますので、必ずしも労働省が発表する雇用統計の数値と高い相関性があるわけではありません。

 

◆機械受注とはどのような指標ですか?
機械受注というのは、主要な機械メーカーを対象として、生産設備用機械の受注額を集計した統計指標のことです。

 

この機械受注は、毎月、内閣府の経済社会総合研究所から発表されます。

 

◆機械受注で何がわかるのですか?
この指標によって、企業による設備投資の動向をみることが可能です。

 

一般的には、実際に企業の業績に反映されるのは、設備投資を行ってから数か月(6〜9か月程度)かかるので、経済動向をみるための先行指標の1つとされています。

 

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