自動売買とIFD注文〜/スプレッドとスワップポイント〜/米ドルの上昇要因...

デイオーダーとは?

デイオーダー(day order)というのは、出した注文がその日限りは有効とするものです。具体的には、注文を出したときからニューヨーク時間の終了までとしているところが多いです。

 

デイオーダーは、相場のトレンドに1日程度しか確信が持てない場合に有効です。

 

◆GTCとはどのようなものですか?
GTCというのは、「Good Till Cancel」の略ですが、FXで注文を出した場合の期限の指定方法の1つで、一度注文を出しておけば、それを取り消さない限り有効であるというものです。

 

GTCは、当面、現在の相場のトレンドに一応の確信があって、何度も注文しなおすことが面倒な場合に有効です。

自動売買はどのようなシステムですか?

自動売買というのは、あらかじめ顧客が希望する注文内容と条件を設定しておくと、その条件が整ったときに自動的に注文が実行されるシステムのことをいいます。

 

この自動売買は、FX会社などが提供する売買ソフトを利用して行われます。

 

かつては、為替相場が24時間動いていることから、個人投資家でも売買のタイミングを逃さないために開発された手法でしたが、最近は、商品取引や証券取引においても普及しています。

 

◆自動売買のメリットは?
自動売買には、次のようなメリットがあります。

 

■売買する通貨ペアはもとより、注文値段や決済値段までも、自分の希望が出せること
■就業中や就寝時など、値段がチェックできないときに、相場が大きく動いた場合にも備えることができること

 

◆IFD注文とはどような注文方法ですか?
IFD(イフダン)注文というのは、自動売買の手法の1つで、あらかじめ設定しておいた注文が「もし成立したならば」、次の注文設定も有効になるという注文方法のことをいいます。

 

ちなみに、IFDは、If done(もし〜したら)の略です。

 

◆IFO注文とはどのような注文方法ですか?
IFO(アイエフオー)注文というのは、自動売買の手法の1つで、IFD注文とOCO注文を組み合わせた手法のことをいいます。

 

具体的には、IFO注文では、まず指値注文を入れておいて、それが成立すれば、利食いと損切りを同時に設定できるしくみになっています。

 

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証拠金取引はどのような取引ですか?

証拠金取引というのは、一定の証拠金(担保金)を業者に預けて行う取引のことをいいます。

 

◆証拠金取引のメリットは?
証拠金取引のメリットは、少ない元手でも大きな金額を動かせることです。

 

例えば、1ドル=100円のときに1万ドルの外貨預金を行う場合は、1万ドルを日本円に換算した100万円が必要になります。

 

しかしながら、FXで同様に1万ドルを取引する場合には、FXは証拠金取引ですから、100万円よりも少ない資金を業者に預ければよいことになります。

 

一般的には、5〜10万円程度の証拠金をFX業者に預ければ、1万ドル分の取引が可能になります。なお、FX業者によっては、それよりも少ない金額で取引を始められるところもあります。

 

◆証拠金取引のデメリットは?
上記の例でいいますと、相場が有利に働いた場合には、1万ドルの取引に対する利益を得ることができます。

 

しかし、相場が不利に動いた場合には、1万ドルの取引に対する損失を負わなければなりません。

2WAYプライスとはどのようなものですか?

2WAYプライス(ツーウェイプライス)というのは、アスク(売値)とビッド(買値)の組み合わせのことをいいます。

 

テレビやインターネットで為替レートが表示されるときは、例えばドル/円でしたら「100.00−100.25」というように、2通りの値段が表示されますが、これが2WAYプライスです。

 

一般に、2WAYプライスを横書きにした場合は、左側にビッド(買値)、右側にアスク(売値)が表示されます。

 

つまり、上記の例ですと、100.00円ならドルを買いたい人がいて、100.25円でドルを売りたい人がいるということを示しています。

 

ただし、投資家がドルを売りたい場合には、左側の値段(ビッド)が、反対にドルを買いたい場合は右側の値段(アスク)が適用されます。

 

よって、為替レートをみるときは、「左側の安い方の値段(ビッド)で売れる」「右側の高い方の値段(アスク)で買える」と覚えておくとよいと思われます。

 

◆スプレッドとはどのようなものですか?
スプレッドというのは、ビッド(買値)とアスク(売値)の差の金額のことをいいます。

 

例えば、ある時点のドル/円の2WAYプライスで、ビッドが100.00円、アスクが100.30円と表示された場合は、スプレッドは30銭となります。

 

◆スプレッドと手数料の関係
スプレッドが小さいほど顧客には有利となりますが、その一方で、スプレッドが大きい、つまりビッドとアスクの差が大きくなると、たとえ手数料が安くても、結局は取引コストが高くついてしまう結果となりますので注意したいところです。

 

◆スプレッドの基準は?
スプレッドの金額というのは、FX業者によって異なりますので、これといった基準はありません。

 

一般的にFX業者を選ぶ際には、取引手数料やスワップポイントなどに目が行きがちで、スプレッドについては見過ごされがちです。

 

しかしながら、たとえ手数料が安くても、スプレッドが大きくなれば、結局取引コストは高くなるわけですから、両方のバランスをみた上で業者選択をするようにしたいところです。

 

◆メガバンクとは?
メガバンクというのは、金融再編により、都市銀行などが合併して、資産や収益規模が巨大化した銀行のことをいいます。日本では、次の銀行が3大メガバンクとされています。

 

■三菱東京UFJ銀行(東京三菱銀行+UFJ銀行)
■みずほ銀行(第一勧業銀行+富士銀行+日本興行銀行)
■三井住友銀行(さくら銀行+住友銀行)

スワップポイントとはどういうものですか?

スワップポイントというのは、金利の高い通貨を買って、それより金利の安い通貨を売ると得られる金利の差額のことをいいます。ちなみに、「スワップ(swap)」は「交換」という意味です。

 

◆FXのスワップポイントの仕組みは?
FXでは、買った通貨の金利を1日ごとに受け取り、売った通貨の金利を1日ごとに支払う仕組みになっています。

 

例えば、ドル買い・円売りを行った場合は、ドルの金利を受け取り、円の金利を支払います。

 

ドルの金利の方が円の金利よりも高ければ、支払う金利うより受け取る金利の方が大きくなります。

 

反対に、円買い・ドル売りの場合は、円の金利を受け取り、ドルの金利を支払うことになりますので、ドルの金利が円の金利を上回るのであれば、支払う金利の方が多くなります。

 

よって、買う通貨と売る通貨の金利差が大きいほど、受け取る、あるいは支払うスワップポイントは大きくなることになります。

 

ただし、スワップポイントの金額は、同じ通貨ペアでも、FX業者によって若干差がありますので、FX業者を選ぶ際には、各業者のウェブサイト等でチェックするようにしてください。

 

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デイトレードとはどのような手法ですか?

デイトレードというのは、「デイトレーディング」とか「デイトレ」などともいいますが、具体的には、短期的に利益を確定させるため、1日のうちに売買を行い、ポジションを次の日に持ち越さず、24時間以内に決済する手法のことをいいます。

 

ちなみに、「日計り取引」というのも同様の概念です。

 

◆デイトレードの種類は?
デイトレードには、次の2通りの手法があります。

 

■スキャルピング ⇒ わずかでも利益が乗った時点ですかさず決済する手法です。
■デイトレスイング ⇒ ある程度利益が乗るのを待って決済する手法です。

 

なお、デイトレードの場合、通常の取引より手数料を安く設定していたり、無料としているFX業者が多いです。

 

◆デイトレーダーとは?
デイトレーダーというのは、デイトレードを主要な取引手法としているトレーダーのことをいいます。

 

デイトレーダーには、個人投資家が多く、インターネットで株や為替の売買が可能になったことで急速に広まっています。

変動相場制とはどのような制度ですか?

変動相場制というのは、通貨の交換比率である為替レートを一定に固定せずに、外国為替市場の需要と供給の関係によって決定する制度のことをいいます。

 

現在は、多くの国でこの変動相場制による為替レートに基づき取引が行われています。

 

◆日本の為替制度は?
日本では、1949年から1ドル=360円のドルペッグ制がとられていましたが、1971年に1ドル=308円に切り上げられ、さらに1973年には、変動相場制に切り替えられました。

成行注文とはどのような注文方法ですか?

成行注文というのは、現在の値動きをみながらその場で即時に出す注文のことをいいます。

 

具体的には、「この値段で買いたい」とか「この値段で売りたい」と思ったときに有効な注文方法です。

 

ちなみに、成行注文は、「クイックトレード」とか「リアルタイムトレード」などと呼ばれることもあります。

 

◆オンライントレードの場合の成行注文は?
オンライントレードであれば、「いま売るならこの値段」「いま買うならこの値段」と売買両方の値段、いわゆる2WAYプライスが表示されますので、その値段を確認した上で、「売り」あるいは「買い」のうち、自分が希望する方のボタンをクリックすれば、注文が出せます。

 

◆成行注文が有効な場面は?
成行注文は、次のような場面で有効です。

 

■ある通貨ペアの相場が急上昇していて早く買いたいとき
■すでに買いポジションを保有している通貨ペアの相場が急激に下がり始めたので、早く決済してしまいたいとき...など

 

なお、成行注文は、すばやく売買を行えるというのがメリットですが、あわてて売りと買いのボタンを押し間違えないよう注意が必要です。

 

◆為替ディーリングについて
銀行の場合、外債投資に伴う為替取引だけではなく、外貨を売買することにより、為替差益を確保するという取引は行っています。

 

これはいわゆる「ディーリング取引」と称されるものですが、大きな銀行にもなりますと、1,000億円以上のポジションをもってディーリングを行っている場合がありますので、すべての日本の銀行が行っている為替ディーリングの金額を合計すると、数兆円単位の巨大なポジションになります。

米ドルの上昇要因にはどのようなものがありますか?

米ドルの上昇要因としては、次のようなものが考えられます。

 

■対米証券投資の増加
■双子の赤字(貿易赤字と財政赤字)の減少
■米雇用統計における非農業部門雇用者数上昇
■消費者物価指数等のインフレ指標の上昇
■GDPや景気動向指数等の上昇
■政策金利の引き上げ観測...など

 

◆米ドルの下落要因にはどのようなものがありますか?
米ドルの下落要因としては、次のようなものが考えられます。

 

■人民元相場の切り上げ
■双子の赤字(貿易赤字と財政赤字)の拡大
■ハリケーン等の災害
■原油相場の高騰
■米国内や中東でのテロ懸念
■GDP等の主要経済指標の悪化...など

 

◆米ドルにはどのような特徴がありますか?
米ドルには、次のような特徴があります。

 

■米ドルは基軸通貨であることから、常にその値動きが注目されています。
■世界で最も強大国であるアメリカの最も流通している通貨です。
■FRB(米連邦準備理事会)やFOMC(連邦公開市場委員会)の動向が注目されています。
■今後、世界的なドル離れが懸念されています。

質への逃避、シンプルなものへの逃避とは?

質への逃避というのは、金融市場が混乱して先行き不透明感が増した際に、投資家がリスク回避のために、より安全な投資先い資金を移動しようとする行動のことをいいます。

 

一方、シンプルなものへの逃避というのは、投資資金が原油や金、穀物などのより簡単な商品へと向かう傾向のことをいいます。

 

◆資金逃避先とは?
手持ちの通貨の価値を目減りさせないことを目的として、より安全な通貨市場やその他の市場に投資する場合、その市場のことを資金逃避先といいます。

 

◆地政学的リスクとは?
地政学的リスクというのは、政治と地理的条件の関係、あるいはその変化によって、景気を含む国内事情がさらに悪化するリスクのことをいいます。

 

ちなみに、主たる地政学的リスクとしては、次のようなものがあります。

 

■地域紛争の勃発懸念
■テロの脅威...など

 

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