テクニカル分析とローソク足〜/トレンドを見極める...

どのような戦略になりますか?

FXなどの取引においては、トレンドに従ってポジションを持つことを「順張り」、反対にトレンドに逆らったポジションを持つことを「逆張り」といいます。

 

順張りでは、上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売りで勝負します。

 

順張りの場合は、画像のチャートでは、現在の為替レートが右肩上がりで推移する25日移動平均線を突き抜けたところが買いのポイントになります。

 

上昇トレンドが続いている以上、いったん下落したけれど、再度上昇するだろう、と予想して買いで勝負することになります。

利益確定はどうするのですか?

上のチャートでは、上昇トレンドが続いていますが、あまり欲を出さないようにします。具体的には、少しずつポジションを減らしていって、利益を確定していきます。

 

例えば、チャート上の決済タイミングのような局面で、買値から10%上昇したらポジションの半分は利益確定するというように、自分なりの基準をつくってこまめに決済するようにします。

 

◆テクニカル分析とはどのようなものですか?
テクニカル分析というのは、過去の相場の値動きから、将来の値動きを予測する分析手法のことです。この分析には、通貨変動を図表化したチャートを用います。

 

◆オシレーター系とは?
オシレーター系というのは、日々の値動きの仕方から相場の強弱を測る指標です。また、ある一定の範囲を上下に振幅して推移することからオシレーター(振り子)と呼ばれています。

 

このオシレーター系では、主として為替レートの「買われすぎ」や「売られすぎ」などの状態を判断します。

ローソク足とはどのようなものですか?

ローソク足は基本中の基本であり、ローソク足の形状に値動きのヒントが隠されています。チャートでよく見るこの形状は、それ自体が相場の強さを表します。

 

また、ローソク足は、短期的な強弱のみならず、トレンドの転換点なども読み取れるほか、1本だけでなく2本あるいは数本で把握していきますと、さらに信憑性の高いサインとなる優れものです。

 

◆ローソク足の作成方法は?
まず、始値と終値に横線を引き、それぞれを上辺と下辺にした長方形を描くのですが、これがローソク足の胴体(実体)となります。

 

そして、終値が始値よりも高くなった(相場が高値で引けた)ときは実体部分を白くします。これを「陽線(ようせん)」と呼びます。

 

反対に、始値が終値よりも高くなったときは、ローソク足の実体を黒く塗ります。これを「陰線(いんせん)」と呼びます。

 

さらに、その間の高値と安値を実体につながるように直線で描くのですが、この直線を「上ヒゲ」「下ヒゲ」と呼びます。

 

◆ローソク足にはどのような周期がありますか?
ローソク足を形成するには周期が必要になります。

 

また、その周期については様々で、その日の値動きから作られたローソク足を「日足」、1週間なら「週足」、1か月なら「月足」、同じように「30分足」「5分足」「1分足」とあります。

 

例えば、「月足」であれば、長い期間のトレンドが、あるいは「1分足」では、直近の値動きがわかりますので、自分の取引スパンに合った使い方を心掛けたいところです。

 

◆ローソク足の使い方のポイントは?
まず、ローソク足の期限を分けて、長期トレンドから短期トレンドまでを把握します。

 

そして、「月足」→「週足」→「日足」→「時間足」→「分足」と徐々に小さくしていき、長期、短期ともにトレンドを見分けることがポイントになります。

 

◆トレンドを認識してタイミングよく仕掛ける
トレンドに乗り、さらにトレンドの転換期を見極められれば、買い→売り、売り→買いをタイミングよく仕掛けることができますので、効率よく儲けることができます。

 

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ローソク足にはどのようなものがありますか?

次のようなものがあります。

 

<陽線(強気→弱気)>
■陽の丸坊主 ⇒ 強気の線なので、そのまま順張りで買い建玉をお勧めします。

 

■下影陽線 ⇒ 1回大きく売られたにもかかわらず、結局買いで大きく買い戻されているもので、さらなる上昇を暗示しています。

 

■陽の大引坊主 ⇒ 下影陽線と同様で、一度売られたけれど再度上昇する形です。ただし、こちらは勢いが少し弱いものといえます。

 

■コマ(陽の極線) ⇒ 売りと買いが拮抗している形ですので、仕掛けない方が無難です。

 

■陽の寄付坊主 ⇒ 取引の終わりにかけて値を下げた線なので、先安が見込まれます。

 

<陰線(弱気→強気)>
■陰の丸坊主 ⇒ 弱気の線なので、そのまま順張りで売り建玉をお勧めします。

 

■陰の大引坊主 ⇒ 一度上昇したけれど、その後売りで大きく押し戻された線であり、さらなる下降を暗示しています。

 

■コマ(陰の極線) ⇒ 陽の極線と同様で、様子見をお勧めします。

 

■陰の寄付坊主 ⇒ 引けにかけて相場が押し戻されていますので、上昇転換を示す可能性があります。

 

■下影陰線 ⇒ 上記と同様ですが、下げ幅を縮小する勢いはこちらの方が格段に強いものです。底値で出現すれば買いです。

 

◆ローソク足にはどのようなものがありますか?
次のようなものがあります。

 

<同事パターン>
■トンボ ⇒ 底値で出現すれば、上昇転換の可能性が大きいです。

 

■トウバ(塔婆) ⇒ 上げ渋っているのがわかります。天井付近で何本も出現すれば天井信号です。

 

■足長同時(寄せ線) ⇒ 売りと買いが交錯しているので、どちらに転ぶのかわかりません。

 

■十字線 ⇒ 売りと買いが交錯しているので、転換点になりやすいです。

 

■四値同時(横の一本足同時) ⇒ 商いが薄い(流動性が低い)か、転換点のどちらかです。

 

<ローソク足の組み合わせ>
■はらみ線 ⇒ 翌日の陰線・陽線が前日の足に包まれる形です。天井や底を形成する時によく出現しますので、注意したいところです。

 

■つつみ線 ⇒ 翌日の陰線・陽線が、前日の足を包む形であり、はらみ線の反対です。上昇転換を示す可能性が高い、あるいは下降転換のサインとなります。

 

■切り込み線 ⇒ 陰線の次に陽線が出現し、陽線が陰線の真中以上まで戻した形です。出来高が急増していれば、上昇転換もあります。

 

■出合い線(1) ⇒ 陽線の安値と陰線の高値がかぶさる形です。出来高が急増していれば、上昇転換もあります。
■出合い線(2) ⇒ 陽線の高値と陰線の安値が重なる形です。下げ反転の可能性があります。

 

■かぶせ線 ⇒ 切り込み線の反対で、翌日の陰線が前日の陽線の真中以上に戻す形です。下降の可能性があります。

 

■たすき線 ⇒ たすきのように斜めになる形です。価格に変化が出る可能性があります。

トレンドとはどのようなものですか?

ローソク足の連続で形成されるチャートから、まずトレンドを読み取ることが重要です。

 

トレンドというのは、価格の一時的な流れではなくて、大局的な流れのことをいいますが、これには、次の3つがあります。

 

■上昇トレンド ⇒ 上昇トレンドが明確に確認できた場合には、一時的に価格が下落したとしても、上昇すると見込まれます。
■下降トレンド ⇒ 一時的に価格が上昇したとしても、最終的には下落すると判断できます。
■横ばい

 

◆どのように見極めるのですか?
トレンドの転換期によく見られるチャートの形状というのがあります。

 

具体的には、チャートが天井に上り詰めた、あるいは下り終わったという部分では、それぞれの買い・売り圧力が「一度挑戦されるものの、その後突破に失敗する」という現象が多々見られます。

 

その挑戦が一度だった場合には、だたの「点」ですが、2度あると、それは「点」と「点」を合わせた「線」になり、「支持(抵抗)ライン」となります。

 

その代表的な天底暗示のパターンが、「三尊型」と「逆三尊型」であり、欧米では、「ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップ」「ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム」と呼ばれています。

 

このパターンは、高値圏の場合、高値を超えようとするも、いずれも売り圧力に押されていることを示しています。なお、このチャートの形は、反対にすれば相場の底にもあてはまります。

 

◆トレンドに乗るとは?
上昇トレンドの際には買いで入り、下降トレンドの際には売りから入るのが、相場の基本であり鉄則になります。

 

上昇しきったところで買いを入れてしまう、あるいは、下落しきったところで売りを入れてしまうのは最悪のケースとなりますので、注意したいところです。

 

こうしたことを避けるためにも、トレンドに乗ることはもとより、トレンドの転換期を見極めることが重要になります。

 

◆トレンドの転換点を捉える
「ダブルトップ」「ダブルボトム」というのは、三尊型のように3つの山を形成しないまでも、2つの山のみで価格が跳ね返されてしまっている状態のことをいいます。

 

この「ダブルトップ」「ダブルボトム」は、2点を直線で結んだ部分が支持ラインになりますので、そこを超えたときは、トレンドの転換点だと考えるのが無難です。

 

なお、下降トレンドの場合も同様です。

 

◆頭と尻尾はくれてやれ
テクニカル分析にのっとり相場を張っていても、全く異なる動きをして損失を出してしまったということはよくあることです。

 

相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というのがありますが、これは、無理に天井や大底を狙うのではなく、天井や底を確認した上で中身を取ればよいということを表しています。

 

高値ではなく「高値圏」で、安値ではなく「安値圏」で、という認識で相場を眺め、適切なところでタイミングを見計らって売買することが大切です。

 

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認知度の高いテクニカル分析を使う

テクニカル分析というのは、過去のデータから未来を予測する分析手法ですが、基本的には、みんなが知らない分析手法を持つ必要はありません。

 

むしろ、認知度の高いテクニカル分析を効率よく使いたいところです。

 

というのは、例えば、多くの市場参加者がAというテクニカル分析を信じていたとしますと、そのAという分析手法が本当に正しいのかどうかといったことはあまり関係ないからです。

 

つまり、多くの人が認知度の高いAというテクニカル分析を使っていたとすると、相場はその通りに動く可能性が高くなりますので、自分もその波に乗ればよいということです。

 

◆横ばいとはどのような状態ですか?
前述した「三尊型」「逆三尊型」「ダブルトップ」「ダブルボトム」のようなときには、大きく上昇、あるいは下落するトレンドの中での転換点です。

 

しかしながら、相場というのは、価格変動が小さい「横ばい」状態になることが多々あります。

 

「三角フラッグ」と呼ばれるような形になった場合には、多くの市場参加者が迷っている状態であり、このような横ばいの状態のことを「保ち合い相場」といいます。

 

保ち合い相場では、動く値幅が小さく、また、上げ・下げが変化するスピードが速いことから、高レバレッジのスキャルピングやデイトレでもなければ、利益を上げるのは困難といえます。

 

とはいえ、このような保ち合い相場がずっと続くことはありません。いつかは「上抜く」あるいは「下抜く」かします。

 

よって、三角フラッグのそれぞれの形状を見て、どちらの方向に行く可能性が高いか予測できれば、事前にポジションを取っておくことで利益を得ることが可能になります。

ファンダメンタルズ派とテクニカル分析派

自分はファンダメンタルズ派であるとか、テクニカル分析派であるとか、自分の投資スタイルについて語る場合がありますが、2つは相反するものではなく、むしろ補完関係にあると考えたほうがよいと思われます。

 

実際、FX投資をする際に両方使えば、相乗効果によって判断力は格段に上がるはずです。

トレンドラインにはどのようなものがありますか?

■三尊型(ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップ)
・チャートの山と谷が人間の頭と肩に見えることから名付けられています。
・三尊型での売りのポイントは、谷と谷とを結んだネックラインです。
・三尊型の状態は、大天井のときに出現しやすいといわれています。

 

■逆三尊型(ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム)
・三尊型の逆パターンです。
・逆三尊型での買いのポイントは、山と山とを結んだネックラインです。
・逆三尊型の状態は、大底のときに出現しやすいといわれています。

 

■ダブルトップ
・三尊型よりも天井圏で多く見られます。
・三尊型との違いは、三尊型が天井を3回トライしているのに対して、2回ではじき返されている点です。つまり、それだけ買い手の勢いが弱いということです。

 

■ダブルボトム
・逆三尊型よりもボトム圏で多く見られます。
・逆三尊型との違いは、逆三尊型が底を3回トライしているのに対して、2回ではじき返されている点です。それだけ売り手の勢いが弱いということです。

 

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