損切りを徹底する〜/得意な通貨ペアでやる〜/一目均衡表の見方...

損切り戦略

為替相場というのは不確実性に満ちた世界ですが、そんな中でも唯一自分でコントロールができる領域が「損切り」です。

 

どれだけ経験を積んだプロであっても、今後の為替レートを100%的中させることは不可能ですが、「損失をここで限定させる」という行為は、不確実性とは無関係に、自分の意思で行うことができる領域だからです。

 

もちろん、利益確定も同様に、自分の意思で行うことができますが、損切りの失敗というのは、損失の拡大と投資機会の損失をも意味します。

 

損失が膨大になれば、最悪の場合は市場から退場させられる可能性もありますので、そういった意味では、損切りは利益確定よりも切実な問題といえます。

どこで損切りするか

具体的にどこで損切り、あるいは利益確定を行うのかということについては、投資している当人の投資スタンスにもよりますので、一概に何%割り込んだら決済というようにはいえません。

 

また、どのくらいの資金でFXをするのか、あるいはFXに振り分けた資金がその人にとってどのような性質のものなのかによっても損切りラインは変わってきます。

 

よって、自分なりの損切り、利益確定の戦略を練っておくことが重要になります。

 

◆損切りラインはどのように決めたらいいの?
相対的にレバレッジが高い状態にあるほど、レート急変による強制ロスカットのリスクも高まります。

 

これだけは何としても避けたいですから、高レバレッジの状態にあればあるほど損切りにはシビアになるべきであり、それには損失が小さく済むような損切りラインに設定することが不可欠です。

 

これに対して、取っているポジションに対する資金の割合が多い低レバレッジの状態であれば、損切りラインは比較的ゆるやかなものであってもよいと思われます。

 

また、FXに振り分けている資金が潤沢にあって、常に低レバレッジを心掛けているという人であれば、レートが少々触れただけで毎回損切りする必要はありません。

 

このように、損切りラインというのは、厳しければ厳しいほどよいとは限りません。

 

ちなみに、レートが損切りラインにタッチした直後に反発し、悔しい思いをする局面というのは誰もが経験するものです。

 

いずれにしても重要なのは、自分の実情に合わせて設定した損切り・利益確定ラインは、必ず実行するということです。

 

◆損切りは実行することが大切
いずれにしても重要なのは、自分の実情に合わせて設定した損切り・利益確定ラインは、必ず実行するということです。

 

つまり、どのような投資戦略をとっていても、事前に損切りすると決めたレートに達したら機械的に決済を実行するということです。

 

最悪なケースは、損切りラインを超えたにもかかわらず、「そのうち反転してくれるはず」と意地になって、ずるずると損失を拡大させてしまうことです。

 

実行しなければ、損切りの設定をしていても全く意味がありません。

 

◆損切りを徹底するには?
相場に張り付いているとどうしても感情的になってしまい損切りできない、というのであれば、FXの多様な注文方法を利用することをお勧めします。

 

つまり、あらかじめ損切り注文を出しておくクセをつけておくようにするということです。

 

なお、損切りラインの基準というのは各投資家それぞれですが、一度決めた損切りラインは必ず実行すべき、という大原則については例外はありません。

 

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織り込み済みとは?

織り込み済みというのは、将来の好材料や悪材料がすでに為替相場に反映されている状態のことをいいます。このため、その材料が発表されても、相場にはほとんど影響を与えません。

 

◆速報値・確報値とは?
速報値というのは、報告に必要となる各経済数値について、当面、出そろっているもの、およびその他については推定値をもとに、取り急ぎ報告する値のことをいいます。

 

一方、確報値というのは、出そろったすべての数値を検証した上で報告する値のことをいいます。

なぜ相性の良い通貨ペアを持つことが必要なのですか?

FX取引を行う際には、自分がどの通貨ペアで勝負するのかということを常に意識しておきたいところです。

 

というのは、FX業者により取り扱い通貨ペアの数は十数〜百数十までさまざまですが、儲けているトレーダーというのは、自分と相性の良い通貨ペアを把握し、そこに狙いを定めてトレードしている場合がほとんどだからです。

 

つまり、トータルで儲けるには、自分の軸となる通貨ペアに照準を定めて、そこで集中的に勝ちを積み重ねることが必須条件といえます。

 

ですから、自分が口座を開設しているFX会社の取り扱い通貨ペアの数が多いからといって、毎日違う通貨ペアに目移りして、昨日はドル/円、今日は豪ドル/円などと、思いついたように新規ポジションを取るのは無謀といえます。

 

常識的に考えても、1人の投資家がトレンドの特徴を把握して、その通貨ペアに関わる重要指標などまですべてをチェックするのには限りがあるからです。

 

自分に儲けをもたらしてくれる通貨ペアを日々開拓するつもりでチェックする姿勢は大切ですが、実際にそこでポジションを取るとなると話は別です。

 

◆得意な通貨ペアでやるべきことは?
得意な通貨ペアを持つ際には、1つの通貨ペアごとに、短期・中期・長期それぞれのタイムスパンでの値動きを、チャートから読み取っておくことが必ず必要になります。

 

たとえ超短期売買スタンスで臨む場合であっても、その短いトレンドが、より大きなトレンドの中でどの位置を占めているのかを把握する必要があります。

 

そうしないと毎日コツコツと小さく勝っていても、ある日突然大きな波に飲まれて、それまでの勝ちが一夜にして吹き飛ぶ危険性もあるからです。

 

◆自分に適した通貨ペアを見つけるには?
FXトレードをしていると、どうしても自分と相性の合う通貨ペア、合わない通貨ペアというのが出てくると思います。

 

このように自分に適した通貨ペアを把握するためには、バーチャル取引を利用するのが有効です。

 

これは、自分にとって初めて取引する通貨ペアが、本当に儲けやすいのかどうかは取引してみなければわからないわけで、通貨ごとの値動きや特徴を把握するためだけに資金を投入するよりは、まず実害のないバーチャル取引で感覚を養うことが大切だからです。

 

いずれにしましても、これからFX取引をはじめる方は、自分がメインで儲けを狙う通貨ペアを持っておくことがポイントになります。

一目均衡表とは?

一目均衡表は、日本人の一目山人(本名:細田悟一)が研究所を設立し、およそ200人のスタッフとともに7年かけて完成させたといわれるテクニカル分析手法です。

 

他のテクニカル分析と比べると、やや複雑に感じるかもしれませんが、その仕組みを理解できれば使用方法はいたって簡単ですので、ぜひとも習得したいところです。

 

◆一目均衡表の作成方法は?
一目均衡表というのは、ローソク足のチャートと合わせて使用されます。

 

また、一目均衡表は、チャート上に「転換線」「基準線」「遅行線」「先行スパンA」「先行スパンB」という補助線を引いていくことによって作成されます。

 

◆一目均衡表は売買の均衡を視覚的に図表化したもの
一目均衡表は、わかりやすく言うと、買い圧力と売り圧力のバランスを図る表ということがいえます。

 

通常の相場ですと、買いと売りの圧力が拮抗し、微妙なバランスを保ちながら推移しています。しかしながら、そのバランスというのはきれいに半々ということはありません。

 

一方の圧力が強くなれば、それを押し戻そうとして、もう一方の圧力が働くからです。

 

こうして相場は微妙なバランスを保っているのです。この売買の均衡(バランス)を視覚的に図表化したものが、この一目均衡表なのです。

 

よって、一目均衡表を見れば、現在の売買圧力の状態や相場の流れがある程度予測できるようになります。

 

◆一目均衡表のそれぞれの線の内容は?
一目均衡表では、次の線が基準となりますので、しっかりと覚えておきたいとろこです。

 

■転換線 ⇒ 過去9日間の高値と安値の平均値
■基準線 ⇒ 過去26日間の高値と安値の平均値
■遅行線 ⇒ 当日の終値を26日前にさかのぼって記入した線
■先行スパン1 ⇒ 基準線の平均値を26日先に記入した線
■先行スパン2 ⇒ 過去52日間の高値と安値の平均値を26日先に記入した線

 

そして、「先行スパン1」と「先行スパン2」にはさまれた遅滞を「先行スパン1」が上にある場合と「先行スパン2」が上にある場合とに色分けしたものを「雲」と呼びます。

 

ちなみに、FX会社では、各通貨ペアの一目均衡表が見られるチャート分析ツールが用意されていますので、そちらを利用されるとよいと思います。

 

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重要なポイントは?

一目均衡表というテクニカル自体は、FX会社のチャート分析ツールが利用できますので、自分で作成する必要はありませんが、一目均衡表が何を分析するのに必要なのか、その原理を知っておくことは大切だと思われます。

 

一目均衡表において重要なポイントは、「遅行線」がローソク足から26日遅れているということです。

 

また、その他の「転換線」「基準線」「先行スパンA」「先行スパンB」は、トレンドラインのようなサポートライン、レジスタンスラインになると考えておけばよいと思います。

 

どのラインがトレンドラインの役割になるのかについては、ローソク足の位置によっても変化しますが、一目均衡表を始めて知ったという人は、おおよそそのように覚えておけばよいと思います。

 

◆一目均衡表の見方は?
一目均衡表の代表的な見方としては、まず「転換点」と「基準線」の関係を見ます。

 

そして、「転換線」が「基準線」を上回っていれば、買いのシグナルとなり、反対に「転換線」が「基準線」を下回っていれば、売りのシグナルになります。

 

また、「基準線」が上向けば、買いのシグナルとなり、反対に「基準線」が下向けば売りのシグナルになります。

 

◆雲の見方は?
一目均衡表の雲というのは、別名「抵抗帯」とも言われ、相場(値動き)が「雲」よりも下にあれば、この「雲」が上値の目処となります。

 

反対に、「雲」が相場よりも上にあれば、この「雲」が下値の目処になります。ちなみに、これは、支持帯と呼ばれています。

 

また、この「雲」部分が太くて厚い場合には、より抵抗力があるとされていて、反対に「雲」部分が細くて薄い場合には、抵抗力が弱いとされています。

 

さらに、相場が「雲」の中に入ってしまった場合には、「雲」そのものが相場のレンジとして見られます。

 

◆遅行線とローソク足との関係
一目均衡表をローソク足との関係で見ますと、遅行線と26日前のローソク足の日足を比べて、遅行線の方が高い場所にあれば「買いの時代」であり、反対に遅行線の方が低い場所にあれば「売りの時代」であるとされています。

 

◆遅行線の見方は?
一目均衡表とチャートを見るとわかりやすいですが、遅行線というのは、ローソク足から26日前に位置しています。

 

遅行線もローソク足との関係性で見るものですが、遅行線は他の線とは違い、ローソク足自身をサポートライン、レジスタンスラインとして利用します。

 

例えば、遅行線がローソク足を下抜けたとします。この時は下落の力が強くなっていると判断し、反対に遅行線がローソク足を上抜けると上昇の力が強くなっていると判断します。

 

なお、遅行線というのは、過去26日の終値を記録した線にすぎませんが、ローソク足を利用することで、相場の転換点を見極める大きな武器となります。

一目均衡表は時間を重視したテクニカル分析

一目均衡表の基本的な考え方というのは、値動きよりも時間を重視しています。また、買いと売りの均衡が崩れた時に、その崩れた方向へ動くというものです。

 

一目均衡表は、一見複雑に見えますが、近い方に慣れてくると非常に便利なテクニカルツールになりますので、ぜひマスターしたいところです。

 

◆一目均衡表の構成は?
一目均衡表は、ローソク足と次の5つの線によって構成されています。

 

■転換線 ⇒ 過去9日間(当日を含む)の最高値と最安値の平均値
■基準線 ⇒ 過去26日間(当日を含む)の最高値と最安値の平均値
■先行スパン1 ⇒ 基準線と転換線の平均値を、当日から数えて26日先に記入したもの
■先行スパン2 ⇒ 過去52日間の高値と安値の平均値を当日から数えて26日先に記入したもの
■遅行線(遅行スパン) ⇒ 当日の終値を当日から数えて26日前に記入したもの

 

◆一目均衡表の特徴は?
一目均衡表は、一目山人(いちもくさんじん、本名:細田悟一)氏が考案した、次のような相場の動向が一目でわかるチャートです。

 

■相場のトレンド ■上下動の勢い
■中期的な見通し...など

 

なお、一目均衡表は、日本発のテクニカルチャートですが、海外の投資家にも人気が高く、パソコンの普及とともに、一般投資家にも広がっています。

一目均衡表の判断はどのようにしたらよいのですか?

一目均衡表の見方については、次のとおりです。

 

■転換線と基準線の位置関係
・転換線が基準線を上抜くと、上昇を示唆
・基準線が転換線を上抜くと、下落を示唆

 

■基準線の方向性(基準線は相場の方向性を示します)
・基準線が上昇している場合は、強気相場
・基準線が下降している場合は、弱気相場

 

■値段と雲の位置関係(先行スパン1と先行スパン2の間に囲まれた空間を雲または抵抗帯と呼びます)
・ローソク足が雲の上方にあるときは、強気相場
・ローソク足が雲の下方にあるときは、弱気相場

 

■遅行線と値段の位置関係
・遅行線がローソク足を下から上に突き抜けた場合や、値段の上方に位置している場合は、強気相場
・遅行線がローソク足を上から下に突き抜けた場合や、値段の下方に位置している場合は、弱気相場

 

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