為替相場の資金逃避〜/ニュージーランドドルとトルコリラ〜/半値押しともみ合い...

口先介入とはどのようなものですか?

口先介入というのは、実際に介入を行うわけではありませんが、中央銀行のトップや財務関係省庁の要職についている、いわゆる要人と呼ばれる人たちが、意図的に為替相場に影響を及ぼすような発言をすることをいいます。

 

具体的な口先介入は、例えば、日本の財務大臣などが円高を牽制するために、「急激な円高には断固対処する準備がある」などと発言したり、ユーロが急上昇したときに、ユーロ圏の要人が「柔軟な為替相場が必要だ」などという主旨の発言を行い、ユーロ高を牽制するなどがあります。

資金逃避とはどのような行為ですか?

資金逃避というのは、投資家が、株式市場や為替市場等での損失を回避するために、投資資金をより安全な国の通貨に転換させたり、安定した市場に投資資金を移行することをいいます。

 

具体的には、テロやテロ懸念の浮上、地震や台風などの天災などが起きた国の通貨が売られ、株式市場が急落するというのも、投資家の資金逃避によるところが多いといえます。

 

◆為替相場の資金逃避は?
為替相場では、どこかの国にテロなどの先行き不安が浮上した場合に、資金逃避先として、ユーロやスイスフランが利用されることが多いです。

特別目的会社(SPC)とは?

特別目的会社(SPC)というのは、資産の流動化や証券化など、特別な目的のために設立された会社のことをいいます。

 

例えば、企業が自社で保有している不動産等の資産を担保にして資金を調達したい場合でしたら、まず企業はその資産をSPCに譲渡し、SPCはその資産を証券化して投資家から資金を集め、企業の資金調達に協力するという方法がとられます。

 

◆コンプライアンスとは?
コンプライアンス(compliance)は、英語のcomply(順守する)という動詞に由来するもので、法令順守の意味で用いられます。

 

また、コンプライアンスは、ビジネスでは、主として法令順守の意味で使われていますが、厳密には、企業倫理に沿った経営を行うという意味も含まれています。

 

◆FX業者のコンプライアンスは?
各企業とも順守すべき法律や規則は多数ありますが、特にFX業者の場合には、金融商取引法を順守しているかどうかが問題となります。

 

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ニュージーランドドル(NZD)とは?

ニュージーランドドル(NZD)というのは、「キウィ」というニックネームで呼ばれることもある、ニュージーランドの通貨単位のことです。

 

ニュージーランドは、それほど大きな国ではありませんし、政治的な影響力もそれほど大きくありませんが、政策金利が高いことから、高金利通貨として注目されています。

 

◆ニュージーランドドル(NZD)の特徴は?
ニュージーランドドル(NZD)の特徴としては、近隣国のオーストラリアと合わせて、オセアニア通貨と呼ばれることもあり、豪ドルの動きに追随することが多いです。

 

といっても、常に豪ドルと同様の動きをするわけではなく、市場規模が小さいことから、豪ドルよりもさらに乱高下するリスクがあります。

 

◆トルコリラ(TRY)とは?
トルコリラ(TRY)というのは、トルコ共和国中央銀行が発行している、トルコ共和国の通貨です。

 

トルコ共和国では、極端なインフレが進んでいたことから、その解消に向け2005年1月1日に、100万トルコリラを1新トルコリラとするデノミネーション※を実施しました。

 

※通貨単位を切り下げることをいいます。

 

◆トルコリラ(TRY)の特徴は?
トルコリラ(TRY)の政策金利は、翌日物借入金利で、2008年2月現在では15.25%と高金利であることから、FX投資家から注目されています。

 

ただし、安定性に欠けることと、しばしば乱高下するので注意も必要です。

日本版預託証券とはどのような証券ですか?

日本版預託証券(JDR)というのは、株式とほぼ同等の機能を持った円建ての証券のことをいいます。

 

わかりやすくいうと、米国などで一般化している預託証券(DR)の日本版です。

 

JDRが導入されることで、投資家は日本以外の企業にも、国内株と同様に円建てで投資できるようになります。

 

◆預託証券システムとは?
預託証券システムというのは、ある国の企業が発行した株式を海外で流通させるために、海外の銀行等に預託してその株式をもとに代替証券を発行し、その国の取引所に上場させるというシステムです。

 

◆ナスダック(NASDAQ)とは?
ナスダック(NASDAQ)というのは、米国にある、世界最大のベンチャー企業向け株式市場のことですが、この市場は、取引所ではなく、コンピュータによる取引市場です。

 

このコンピュータ売買システムは、1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されました。

 

なお、ナスダックは、ニューヨーク証券取引所と同様、米国の代表的な株式市場です。

 

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ニューヨーク・マーカンタイル取引所はどのような取引所ですか?

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)というのは、1872年に設立された、米国の商品・エネルギー先物取引所で、世界最大規模を誇っています。

 

なお、2008年にシカゴ・マーカンタイル取引所を運営するCMEグループに買収されました。

 

◆ニューヨーク・マーカンタイル取引所で取引されているのは?
ニューヨーク・マーカンタイル取引所では、かつては、チーズ、バター、卵などが取引されていましたが、その後、次のようなものの先物取引やオプション取引などが主流となりました。

 

■プラチナ ■パラジウム
■原油 ■天然ガス
■貴金属...など

 

なお、上場商品では、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)※が特に有名です。

 

※米国のテキサス州とニューメキシコ州で産出される世界を代表する高品質の原油です。硫黄分が少なくガソリンを多く取り出せるのが特徴的です。

動意とはどのような意味ですか?

動意というのは、それまで閑散としていて停滞気味だった相場が、再び動き始めようとする気配を示す用語です。

 

こうした気配が感じられることを「動意づく」とか「動意含み」などといいます。ちなみに、「動意薄(どういうす)」といった場合は、相場が動く気配が感じられない状態のことをいいます。

 

◆軟調とはどのような様子ですか?
軟調というのは、買いポジションを建てようとする市場参加者が少なく、相場が下落気味に推移している様子をいいます。

 

また、「弱含み」とか「弱気地合い」などといった言葉も同様の状態を指します。

 

なお、「米国株、総じて軟調」とか「ドル/円相場は、軟調に推移」というように、個別の銘柄に対して用いられる場合と、複数のまとまった銘柄に対して用いられる場合とがあります。

 

◆値幅制限とはどのような制限ですか?
値幅制限というのは、相場が極端に乱高下するのを防ぐために、1日の値幅に対して定められた制限のことをいいます。なお、ここでいう値幅というのは、値段の上下幅のことを指しています。

 

◆ストップ高とストップ安とは?
株取引や商品先物取引では、値幅制限が設けられています。

 

ストップ高というのは、制限幅の上限まで銘柄が上昇した場合をいい、反対に、ストップ安というのは、制限幅の下限まで銘柄が下落した場合をいいます。

 

◆目先とはどれくらいことをいうのですか?
目先というのは、数日から数週間程度のほんの短期間を指していいます。

 

具体的には、「目先、堅調に推移するだろう」という場合は、数週間程度は堅調が続くだろうという予測を示していることになります。

 

◆目先よりも先は?
目先よりも先の動向を示す場合は、一般に「中期的に」とか「中長期的には」などという表現が用いられます。

半値押しとは?

半値押しというのは、一旦、上昇した相場が、上げ幅の半分程度まで値下がりすることをいいます。

 

この半値押しという言葉は、現象そのものを指す場合と、そうなる可能性があるという経験則に対して用いられる場合があります。

 

具体的には、ドル/円が1ドル=100円近辺で推移した後、2円上昇した場合に、経験則上、値上がり幅の半値である1円程度は押される(下がる)可能性がある、などというように用いられます。

 

これ以外にも、「3分の1押し」とか「3分の2押し」といった経験則がありますが、これらはあくまでも経験則であって、その時点まで下げ止まるという確証があるわけではありません。

 

◆半値戻しとは?
半値戻しというのは、一旦、下落した相場が、下げ幅の半分程度まで値上がりすることをいいます。

 

この半値戻しという言葉は、現象そのものを指す場合と、そうなる可能性があるという経験則に対して用いられる場合があります。

 

具体的には、ドル/円が1ドル=110円近辺で推移した後、2円下落した場合に、経験則上、値下がり幅の半値である1円程度は上げ戻される可能性がある、などというように用いられます。

 

これ以外にも、「3分の1戻し」とか「3分の2戻し」といった経験則がありますが、これらはあくまでも経験則であって、その水準までしか戻さないという確証があるわけではありません。

 

◆反落とはどのような状態のことですか?
反落というのは、それまで上昇を続けていた相場が、一転、下落に転じることをいいます。

 

なお、反落に転じた後、下げ幅が大きい場合は「急反落」、下げ幅が比較的小さい場合は、「小反落」などと表現します。

 

◆反発とはどのような状態のことですか?
反発というのは、それまで下落基調にあった相場が、上昇に転じた状態のことをいいます。この反発は、反騰と比べれば、上昇に転じた後の上げ幅は大きくはありません。

 

なお、反発に転じた後、上げ幅が大きい場合は「急反発」などと表現します。

ヘッジとはどのような取引ですか?

ヘッジというのは、価格変動で生じる財務的損失のリスクを最小限に食い止めるために行う取引のことをいいます。

 

具体的には、商品を保有したり、あらかじめ値段を定めて商品の購買契約または販売契約を結んでいる場合に、先物市場でこれと反対の建玉を保有することを指します。

 

なお、ヘッジは、リスクをできるだけ小さくするために保険的な取引を行うという意味から、「保険つなぎ」とも呼ばれています。

 

ちなみに、ヘッジ取引は、先物取引の機能の中で、最大のものと位置づけられています。

 

◆ボックス相場とはどのような状態のことですか?
ボックス相場というのは、相場がある一定の値幅を上下している状態のことをいいます。

 

「ボックス」とは「箱」の意味ですが、これは、同じ価格帯を上下する状態を、箱に入って抜けられない様子になぞらえています。

 

なお、この状態を、ある一定の値幅を上下しているという意味から「レンジ相場」ということもあります。ちなみに、「レンジ(range)」は、値幅の意味です。

 

◆もみ合いとは?
もみ合いというのは、売り買いの勢力が拮抗※していることから、相場が一定のレンジ(値幅)で方向性が定まらないまま、何度も上下動を繰り返している状態のことをいいます。

 

なお、「小動き」とか「膠着相場」などとも呼ばれます。

 

※ほぼ等しい状態のことです。

 

◆ブルとはどのような意味ですか?
ブルというのは、相場に対して強気な見方をしている、つまり、今後の上昇を予想していることを指しています。あるいは、そのような見方をしている市場参加者を指す場合もあります。

 

その場合は、強気筋ともいいます。

 

ちなみに、ブル(bull)とは雄牛を指しますが、一説によると、雄牛は、敵を攻撃するときに、頭を下げて下から上に突き上げることから、その様子を相場の上昇になぞらえたとされています。

 

◆ベアとは?
ベアというのは、相場に対して弱気な見方をしてる、つまり、今後の下落を予想していることを指しています。

 

あるいは、そのような見方をしている市場参加者を指す場合もあります。その場合は、弱気筋ともいいます。

 

ちなみに、ベア(bear)とは熊を指しますが、熊は、敵を攻撃するときに、立ち上がって、上から下に大きな手を打ち下ろします。

 

この様子を相場の下落になぞらえて、このように表現しているという説もあります。

弱気とはどのような意味ですか?

弱気というのは、「弱気相場」などともいわれますが、相場が下がることをいいます。また、下がるだろうと見込んで、売り方に回ることを指す場合もあります。

 

なお、このような行動をとる参加者を総称して「弱気筋」ということもあります。

 

◆弱含みとはどのような意味ですか?
弱含みというのは、相場が下落しそうな様相を呈している場合に用いられる言葉です。なお、大幅に下げているわけではないけれど、相場が下落気味に推移している場合にも用いられます。

 

◆暴騰とはどのような様子のことですか?
暴騰というのは、相場が急激かつ大幅に上昇する様子を表した用語です。具体的には、急騰よりも上昇の勢いが強く、上げ幅が大きい場合に用いられます。

 

なお、暴騰は、市場に強力な上げ材料が、突然浮上した場合などに起きることがあります。

 

◆暴落とはどのような様子のことですか?
暴落というのは、相場が急激かつ大幅に下落する様子を表した用語です。具体的には、急落よりも下落の勢いが強く、下げ幅が大きい場合に用いられます。

 

なお、暴落は、市場に大きな下げ材料が突発的に浮上した場合などに起きることがあります。

 

◆乱高下どのような様子のことですか?
乱高下(らんこうげ)というのは、短期間で、相場が急激かつ大幅に動く様子のことをいいます。わかりやすくいうと、急騰と急落を繰り返す状態のことです。

 

この乱高下は、年末年始や夏休みといった、市場参加者が少ない時期などに比較的多くみられます。

 

また、市場に買い材料と売り材料があまり間を空けずに出た場合にも、相場が乱高下することがあります。

 

◆続落とは?
続落というのは、相場が続けて下がることをいいます。なお、逆に相場が続けて上昇することは「続伸」といいます。

 

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