FXの注文方法の特徴とは〜/テクニカル分析を使った投資判断...

指値注文のメリットは?

指値注文は、成行注文とは考え方が反対なので、メリットもデメリットもわかりやすいです。まずメリットは、約定する価格がはっきりしている点があげられます。

 

また、自分の中に「いくらになったら買い水準」という確固たる見通しさえあれば、そのレートで指値注文を出しておくだけで、相場を見続けなくても済みます。

 

◆指値オーダーとは?
指値オーダーというのは、オーダーを出す時点のレベルより低いレベルの買いレート、あるいは高いレベルの売りレートを指定して出す売買オーダーのことをいいます。

指値注文のデメリットは?

指値注文のデメリットとしては、レートが指定したところまで達してくれない限り、いつまでたっても売買が成立してくれないことがあげられます。

 

例えば、現在のAskレートが1ドル=100.35円だとして、このとき、1ドル=100.30円まで下がったら買いたいと思って、100.30円のAskレートで指値注文を入れたとします。

 

しかし、上記の1ドル=100.35円が底で、そこからは急反発して、100.40円をさらに超えて上昇し続け…という状況になっても、買うことができないということがあるのです。

 

◆逆指値注文とはどのような注文方法ですか?
逆指値注文というのは、FX業者によっては「ストップオーダー」とも呼ばれるものです。

 

これは、指値注文が「いくらより安くなったら買い、いくらより高くなったら売る」のを目的としていたのとは逆で、「いくらより高くなったら買い、いくらより安くなったら売る」という注文方法をいいます。

 

逆指値注文は、レートが自分の思惑とは反対に動いた時のためにある注文方法です。

 

◆逆指値注文は損切り実行の注文方法
FX取引において、最も重要なのは「損切り」という考え方です。損切りというのは、レートが不利に動き出したと感じたら、早めに手を打って損失を小さいうちに潰しておくことです。

 

つまり、読みが外れたと思ったら、早々に見切りをつけて損切りし、頭を切り替えて次の儲けのタイミングを伺うのです。

 

そして、読みが当たって利益が乗ってきた時には、焦って売ってしまうのではなく、利益がさらに大きく膨らむまで手放さないという、いわゆる損小利大の考え方が重要です。

 

トータル損益で勝っている投資家というのは、必ずこの考え方をもとに動いているといえます。逆指値注文は、まさにこの「損切り」を実行するために必要な注文方法なのです。

 

◆逆指値オーダーとは?
逆指値オーダーというのは、オーダーを出す時点のレベルより低いレベルの売りレート、あるいは高いレベルの買いレートを指定して出す売買オーダーのことをいいます。

 

為替市場には、必ずトレンドと呼ばれる、上昇・下降の波が発生しますので、儲けるためには、その波に上手く乗って売買することが必要になります。

 

そこで、この逆指値注文を効果的に利用すれば、新しく発生したトレンドに非常に乗りやすくなります。

 

具体的には、えば、現在のAskレートが1ドル=100.35円だとして、この時点では、その後レートが上昇するか下落するかはわかりません。

 

こういったときに、「1ドル=100.40円になったら買い」という逆指値注文を入れるのです。

 

逆指値注文を入れた時点では「いくらより高くなったら買う」という、一見不合理な発注ですが、上昇トレンドに入った時には、100.40円で買ったポジションを保有しつつ、含み益が膨らんでいくことになります。

 

◆逆指値注文のメリット・デメリット
逆指値注文のメリットとデメリットとしては、次のようなことがあげられます。

 

■メリット
・含み損が発生し始めた場合、損失の拡大を確実に止められる相場を見続けていなくても、トレンドに乗りやすくなります。
■デメリット
・一瞬でも逆指値レートに達すると、売買が成立してしまいます。

 

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ジー・ティー・シー・オーダー(GTC)とは?

ジー・ティー・シー・オーダー(GTC)というのは、取り消さない限り有効なオーダーのことをいいます。

 

◆IFD注文とはどのような注文方法ですか?
IFD注文のIFDは「イフダン」と読みますが、この注文方法は、「もし注文Aが約定したら、その瞬間に注文Aの決済注文が発動される」というものです。

 

なお、決済注文は、指値でも逆指値でも注文できます。

 

具体的には、例えば、現在のレートが1ドル=100円だとします。今後は円安を予想しているけれど、一応101円になるのを確認してから買い注文を入れたい。

 

そして、もし予想通りにそれが約定したら、103円で利益確定売りしたい。こういった一連の流れを、IFD注文を利用すれば、一度の注文で行うことができます。

 

もちろん、103円に達すれば、その間は何もしていなくても、自動的に売り注文が実行されることになります。

 

◆IFD注文の特徴は?
IFD注文の特徴としては、次のようなことがあげられます。

 

■新規注文と決済注文を事前に同時に出し、新規注文が約定したら、決済注文が自動的に発注されます。
■新規注文が約定しない限り、決済注文は無効のままです。
■指値でも逆指値でも発注できます。
■利益確定でも損切りでも使えます。

 

◆OCO注文とはどのような注文方法ですか?
OCO注文というのは、注文A・注文Bという2つの相反する注文を発注し、注文Aが約定すれば自動的に注文Bはキャンセルされる、あるいは反対に、注文Bの方が約定すれば自動的に注文Aがキャンセルされるという注文方法です。

 

このOCO注文は、買い注文を入れたものの、その後相場をチェックできないときなどに便利です。

 

具体的には、例えば、現在のレートが1ドル=100円だとします。今後の円安を予想して、成行で100円のレートで買おうとします。

 

この買い注文を入れる時点で、OCO注文を利用すれば、利益確定と損切りが同時に予約できます。

 

注文Aは「103円で利益確定の売り」、注文Bは「99円で損切りの売り」とすれば、このどちらかの注文が成立すれば、もう一方の注文は自動的にキャンセルされます。

 

◆OCO注文の特徴は?
OCO注文の特徴をまとめると、次のようになります。

 

■2つの相反する注文を同時に出し、どちらか一方が約定すれば、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。
■指値でも逆指値でも発注できます。
■利益確定でも損切りでも利用できます。

 

◆オー・シー・オー・オーダー(OCO)とは?
オー・シー・オー・オーダー(OCO:One cancel the order)というのは、動順位の2つのオーダーを同時に出し、1つのオーダーが約定すると自動的に他方のオーダーがキャンセルされる注文方法です。

 

このオー・シー・オー・オーダーは、ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)とプロフィット・テイキング・オーダー(利食い注文)を同時に出す場合など、さまざまな使い方ができます。

IFO注文とはどのような注文方法ですか?

IFOというのは、「IFD」と「OCO」をミックスした究極のあわせ技注文のことです。つまり、IFDとOCOの注文方法を合わせただけの注文方法です。

 

IFO注文の場合、「新規買い」「利益確定の指値売り」「損切りの逆指値売り」の3つの数値を入力してさえおけば、あとは放っておいても利益確定、あるいは損切りが実行されます。

 

これでしたら、相場を全く見られない状況になっても安心して取引できます。

 

具体的には、例えば、現在のレートが1ドル=100円だとして、今後は円安を予想しているのですが、念のため買い注文は101円になってからにしたいとします。

 

ここまではIFD注文のときと同様なのですが、IFD注文の場合は、発注する時点では決済レートの指定は1つしかできないのに対して、IFO注文なら決済レートを2つ指定することができます。

 

つまり、約定してからは、OCO注文の要素が使えるということです。

 

わかりやすくいいますと、思惑通りにレートが101円になって最初の注文が約定した瞬間に、103円で利益確定売りするか、あるいは99円で損切りするかという、2種類の注文が自動的に発注されるということです。

 

◆IFO注文の特徴にはどのようなものがありますか?
IFO注文の特徴をまとめると、次のようになります。

 

■IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
■もし新規注文が約定した場合には、自動的にOCO注文が発注されます。
■指値でも逆指値でも発注できます。
■利益確定でも損切りでも利用できます。

 

◆IFD、OCO、IFOの役割は?
IFD、OCO、IFOの各注文方法というのは、主として相場のチェックが思うようにできない投資家にとって非常に便利なものといえます。

 

◆イフ・ダン・オーダー(IFD)とは?
イフ・ダン・オーダーというのは、新規のオーダーを出す際に、そのオーダーが成立(ダン)した場合に決済するレートをあらかじめ設定して、同時にオーダーを出しておく注文方法です。

 

このイフ・ダン・オーダーは、あくまでも新規オーダーが成立した場合にのみ、決済オーダーが有効となります。

 

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テクニカル分析は羅針盤

投資というのは、常に決断と判断の連続です。しかしながら、投資家も人間である以上、その日の心理や心情に投資判断が左右されてしまいがちです。

 

このような一定とはいえない勘や心理を排除したテクニカル分析は、客観的な判断を可能にしてくれます。

 

つまり、テクニカル分析とは、予測不能な為替相場の先を照らす羅針盤のようなものといえるのです。

 

◆FXでのテクニカル分析を使った投資判断とは?
現在のドル円の為替レートが105円だったとします。この先の為替レートは上昇するのか下降するのは、どうのように判断すべきでしょうか。

 

まずはじめにすべきことは、105円というレベルが、現時点でどのような位置にあるのかを確認することですが、この作業をテクニカル分析と呼びます。

 

そして、例えば、この日の前日の取引レンジが高値は106.50円で安値が104.80円であったとしたら、現在の水準は、最近の為替相場のなかでは安い方に位置しているということがわかります。

 

こうした判断に基づいて、投資家は「安いから買ってみよう」とか「前日の安値を抜けたら売ってしまおう」などと考えて、投資判断を下すことができるのです。

 

◆テクニカルポイントとは?
前述したような前日の高値や安値というのは、主観的な数値ではなく、相場の客観的なデータであり、投資家の心理や心情が排除された相場の現実を表しています。

 

こうした誰でも入手可能で、客観的な相場のレベルのことをテクニカルポイントと呼びます。

 

テクニカル分析を理解する第一歩としては、難しい分析よりも、むしろ高値・安値など単純なポイントから見ていくことが大切です。

 

◆テクニカルポイントが重要な理由は?
テクニカルポイントが重要なのは、その周辺での売りと買いの思惑が交錯するためです。

 

もし相場が下落してテクニカルポイントに近づくと、多くの市場参加者がそれを見て安値圏であると考えるようになります。

 

そして、買いたい人が増えて、実際に買い注文の量も増えていきます。よって、それを契機として相場が反転、上昇に向かう可能性も高くなるのです。

 

つまり、どこかで買いたいと思っていた人にとっては、絶好の買い場となるわけです。このように、参加者の多くが気にする場所が、すなわちテクニカルポイントなのです。

 

◆自分に合ったテクニカル分析を見つける
テクニカル分析というのは、技術的にも色々と工夫がなされていて、為替相場でも多くの方法が採用されています。具体的には、次のような様々な種類があります。

 

■時間的要素を重視したもの
■値動きの流れを重視したもの
■相場の行き過ぎにスポットを当てたもの...など

 

なお、慣れてくるに従い、より複雑なものにもチャレンジして、自分に合ったテクニカル分析を見つけていくようにします。

チャートとは?

ローソク足を見ると、ある一定期間の為替レートが上昇したのか(陽線)、下落したのか(陰線)が一目でわかります。このローソク足をまとめたものがチャートです。

 

◆4本値とチャート
4本値とチャートというのは、テクニカル分析の基本になるものです。4本値とは、ある一定期間の始値、高値、安値、終値の集計のことをいいます。

 

また、チャートとは、マーケットでついた値段を時系列で表しているグラフのことをいいます。

ローソク足チャートとは?

チャートにはさまざまなタイプがあるのですが、古くから使われていて最もポピュラーなのが、ローソク足チャートと呼ばれるグラフになります。

 

このローソク足チャートは、4本値から作られるもので、作り方は簡単です。例えば、日足であれば、1日の始値と終値で四角を作って、その四角に高値と安値の棒を上下に引けば出来上がりです。

 

また、終値が始値と比べて高ければそのまま、安ければ黒色などで四角を塗りつぶします。

 

なお、ローソク足を連続して描いたものが、ローソク足チャートですから、1分足から月足、年足までありますが、一般的なのは日足になります。

 

◆陽線・陰線とは?
陽線というのは、ローソクの形状のことで、始値より終値が高い場合に白地で表します。一方、陰線というのは、始値より終値が低い場合に黒地で表します。

 

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