外貨建ての株式や債券と為替リスク〜/シャリア指数とシャリア・ボード〜/仕手筋とは...

為替リスクとはどのようなリスクですか?

為替リスクというのは、為替相場の変動により生じるリスクのことをいます。

 

◆企業とFX個人投資家の為替リスク
輸出入をする企業では、為替相場が変動することにより、利幅が大きく変動します。また、FXに投資している個人投資家であれば、思惑と反対に動いたときに損失が発生します。

外貨建ての株式や債券を保有している場合の為替リスクは?

外貨建ての株式や債券を保有している場合には、為替の変動によって予期していなかった損益が生じますので、購入時や預入時より円高が進むと、利息や償還金の手取り額が目減りするリスクが生じます。

 

◆外貨預金の場合の為替リスクは?
外貨預金の場合も同様で、円高になれば、元本割れのリスクが生じます。

 

◆社会的責任投資(SRI)とは?
社会的責任投資(SRI)というのは、従来型の財務分析に加えて、企業がその活動において、企業の社会的責任(CSR)を果たしているかのかどうかでその企業を評価・選別し、安定的な収益を目指す投資手法のことをいいます。

 

具体的には、タバコやギャンブル、武器に関連する企業への投資は廃除され、その代わりに積極的に環境保護に取り組んでいる企業への投資は選好されます。

シャリア指数とはどのような指数ですか?

シャリア指数というのは、イスラム投資家向けに開発された、シャリア(イスラム法)に反しない銘柄で構成された株価指数のことをいいます。

 

このシャリア指数は、イスラム金融が拡大する中で注目されつつあります。

 

近年、原油高が長期化していることを背景として、日本でもオイルマネーを呼び込もうとするようになっていますが、シャリア指数は、その一環としての取り組みといえます。

 

◆シャリア指数の種類は?
シャリア指数には、東京証券取引所とS&P(スタンダード&プアーズ)による「S&P/TORIX150シャリア指数」があります。

 

◆シャリア指数で廃除されるのはどのようなものですか?
シャリア指数では、次のようなシャリアでハラーム(禁止行為)やマクルウフ(嫌悪行為)に関連する業種の銘柄が排除されます。

 

■豚肉 ■タバコ ■アルコール ■ギャンブル
■ポルノ ■利子(リバー)を生む金融...など

 

◆シャリア・ボードとは?
シャリア・ボードというのは、イスラム金融における取引がシャリア(イスラム法)に適っているかどうかを最終判断する役割を持つ者の組織をいいます。

 

このシャリア・ボードは、日本語では「シャリア委員会」とも呼ばれます。

 

◆シャリア・ボードは、具体的にはどのような機関ですか?
イスラム金融を利用して行われる取引について、事業者や取引内容がイスラムの教義であるシャリアに適っているかどうかを判断する機関です。

 

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スイスフラン(CHF)はどのような通貨ですか?

スイスフラン(CHF)というのは、スイスの通貨単位です。

 

なお、スイスフランの略称がCHFですが、これは、「Confoederatio Helvetia Franc(ラテン語でスイス連邦フランの意)」に由来しています。

 

◆スイスフラン(CHF)の特徴は?
スイスは永世中立国であるため、テロなどの影響を非常に受けにくい通貨であるということが特徴的です。

 

ただし、周囲をユーロ圏の国に囲まれていることもあって、スイスの小売店では、ユーロが使用できるところも多いです。

 

なお、スイスは、精密機械等の輸出に対する依存度が高いという点では、日本と似ているともいえます。

 

◆「有事のスイスフラン買い」とは?
かつて、「有事」の際には、ドルが買われたことから「有事のドル買い」といわれていたのですが、9.11テロ以降は、「有事のスイスフラン買い」ともいわれるようになりました。

個人投資家とはどのような投資家ですか?

個人投資家というのは、個人の資産を投じて、相場に参加している投資家のことをいいます。この個人投資家は、次のような背景により、近年急増しています。

 

■手数料の低下
■取引単位の縮小化
■オンライントレーディングの発達...など

 

◆個人投資家の相場への影響は?
一般の個人投資家というのは、機関投資家と比較すると取引規模が小さいので、注文数からみる比率は小さいものといえます。

 

そのため、一個人投資家が相場に与える影響はそれほど大きくはありません。

 

しかしながら、各市場で個人投資家の売買高が占めるシェアというのは、決して無視できるものではなく、相応の影響力を持ちうる存在といえます。

デカップリングとはどのような意味ですか?

デカップリング(decoupling)というのは、非連動性という意味です。具体的には、これまで対(ペア)で捉えられていたことを別の動きとして捉えることをいいます。

 

また、投資や経済の分野においては、一般に米国経済の減速と世界経済の「非連動性」という意味で使われています。

 

これは、米国経済が減速しても、中国等の新興諸国や欧州の成長に支えられ、世界経済の拡大が継続するということです。

 

近年、BRICsやネクスト11といった新興国の成長によって、米国経済の低迷がすぐに世界経済の低迷につながる懸念が薄らいでいることなどもその背景にはあります。

 

◆ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)とは?
ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)というのは、UAE(アラブ首長国連邦)に属するドバイ首長国連邦の有力政府系ファンドのことで、その財源は政府出資などとなっています。

 

なお、2007年に日本のソニー株を大量に取得するなど、積極的な投資活動を展開しています。

 

◆仕手筋とはどのような集団ですか?
仕手筋というのは、市場参加者のうち、利益を得るために意図的に相場の動きを操作することを目的として、大量の売買を行う集団のことをいいます。

 

この仕手筋には、ヘッジファンドなどが含まれます。

 

「仕手(して)」とは、「行う人」という意味ですから、「仕手筋」とは、広義には市場に参加して売買する人という解釈もできます。

 

といっても、一般的には、豊富な資金力を持ち、大量のポジションを保有したり、多額の売買を行うことで、市場からその動向を注目される参加者層を指した言葉といえます。

 

なお、「仕手株」といった場合には、株取引を行う仕手筋が着目する銘柄のことをいいます。

 

◆立会いとはどのような取引ですか?
立会いというのは、証券取引所や商品取引所において、商品取引員や会員証券会社間で行われる売買取引のことをいいます。

 

また、それぞれの取引所の立会い場で「場立ち」と呼ばれる担当者が、手でサインを送りあいながら売買取引を行うことをいいます。

 

ちなみに、現在では、取引がコンピュータ化されたため、こうした光景はみられなくなりましたが、現在でも、取引を示す言葉としてこの「立会い」という言葉が用いられています。

 

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出来高とは?

出来高というのは、市場において成立した売買の数量のことをいいます。一般的に、相場が上昇過程にあるときには、出来高は増加し、下降期には減少する傾向にあります。

 

◆出来高と売買高との違いは?
出来高の場合は、売りと買いが出会って1枚となりますから、売買高とか異なります。

 

つまり、売りが100枚、買いが100枚の場合には、売買高は200枚となりますが、出来高は100枚ということです。

 

◆続伸とはどのような意味ですか?
続伸(ぞくしん)というのは、相場や特定の銘柄、通貨ペアなどが前日に引き続いて上昇して引けたことをいいます。

 

なお、続伸の中でも小幅に留まった場合は「小幅続伸」、大幅に値を上げて終了した場合は「大幅続伸」などと表現します。

 

◆続落とはどのような意味ですか?
続落(ぞくらく)というのは、相場や、特定の銘柄、通貨ペアなどが前日に引き続いて下落して引けたことをいいます。わかりやすくいうと、続けて値段が下落しているという意味です。

 

なお、続落の中でも小幅に留まった場合は「小幅続落」、大幅に値を下げて終了した場合は「大幅続落」などと表現します。

 

◆独歩高とはどのような状態をいうのですか?
独歩高というのは、他の銘柄は低迷しているのに、ある特定の銘柄のみが上昇する状態のことをいいます。

 

具体的には、ドルもユーロも低迷しているのに、日本円のみが高いときには「円独歩高」などと表現されます。

 

◆独歩安とはどのような状態をいうのですか?
独歩安というのは、他の銘柄は堅調に推移しているのに、ある特定の銘柄のみが低迷する状態のことをいいます。

 

具体的には、ドルや日本円が堅調に推移しているのに、ユーロのみが安いときには「ユーロ独歩安」などと表現されます。

 

◆模様眺めとは?
模様眺めというのは、市場参加者が取引を控えている、という相場に対する姿勢を示す言葉の1つです。

 

具体的には、決定的な材料に欠けるため、市場参加者が売買行動をとらず、今後の模様を眺めるだけにとどまっている状態のことをいいます。

 

◆ちゃぶつくとはどういう意味ですか?
ちゃぶつくというのは、買った途端に下がって損を出し、売った途端に上がってまた損が出る、というように、取引するほどそれが裏目に出て損を重ねていくことをいいます。

 

このちゃぶつく状態は、相場に方向感がなく、不安定な動きとなっているときに多く表れます。ちなみに、そのような相場のことを「ちゃぶつき相場」などといいます。

 

◆値が飛ぶとはどういうことですか?
値が飛ぶというのは、極めて短時間で大幅に値段が動くことをいいます。この値が飛ぶ現象は、年末年始や長期休暇など、市場が閑散としている時期に比較的起きやすいです。

 

これは、市場参加者が少ないため、相場が不安定で、売り注文や買い注文が若干多めに出ただけでも、相場が乱高下するからです。

納会(のうかい)とはどのようなものですか?

納会というのは、当限、つまり決済限月の最終の立会いのことをいいます。納会を迎えた建玉は、この日にすべて決済、清算されます。

 

なお、1年の最後の納会は「大納会(だいのうかい)」といいます。

 

◆新甫とは?
当限が納会を迎えた翌日、二番限(にばんぎり)以降の限月が繰り上がり、また、新たに期先の限月の取引が開始されるのですが、この新しい限月のことを新甫(しんぽ)といいます。

 

◆リクイディティとは?
リクイディティ(liquidity)は「流動性」という意味があることから、市場流動性のことをいいます。

 

売買したいときに、いつでもすぐに取引が可能な商品や、換金が可能な商品は「流動性が高い」といいます。

 

例えば、ゴールド(金)などは、世界中どこに行ってもすぐに売買が可能なので、流動性の高い商品の1つといえます。

 

◆リバウンドとはどのようなことをいうのですか?
リバウンドというのは、下落基調が続いていた相場が、反発して立ち直ることをいいます。ちなみに、リバウンド(rebound)には、「はね返る」とか「立ち直る」といった意味があります。

 

◆リバウンドが起きる仕組みは?
ある程度下落基調が続いていると、「そろそろ反発するのではないか」と思う市場参加者がでてきます。

 

こうした人達が増えてくると、買いに回る人が増えてきますので、それによってリバウンドが起きるという仕組みになっています。

割高・割安とはどのような状態のことをいうのですか?

「割高」というのは、ある基準に対して、銘柄が高い場合をいいます。反対に「割安」というのは、安い場合をいいます。この割高・割安は、株取引などで用いることが多いです。

 

◆割安の状態とは?
例えば、Aという会社は、資産や業績は同業他社と比較して劣るわけではないのに、株価が低迷しているという場合があります。このような状態は「割安」の状態であるといえます。

 

◆割高の状態とは?
例えば、上場して間もないBというベンチャー企業は、それほど実績がないのに、将来性を見込まれて買いが集まっているために、比較的株価が高めに推移しているという場合があります。

 

このような状態は「割高」の状態であるといえます。

レンジとは?

レンジ(range)とは、変動が可能な「幅」や「範囲」を示す用語ですが、相場用語でレンジといった場合には、値幅、価格帯のことを指します。

 

なお、一定の値幅で上下動を繰り返している相場の状態のことは「レンジ相場」と呼ばれます。

 

◆様子見とはどのような態度のことですか?
様子見というのは、相場の動向を見守るのみで、取引を控えている市場参加者の態度を示す言葉です。

 

市場参加者は、売買の動機づけとなるような材料に欠けていると考えたり、あるいは大きなイベントを控えて、その結果次第で売買を行いたいと考えるために、こうした態度をとることになります。

 

なお、様子見は、「模様眺め」とか「手控え」などともいわれます。

 

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