トレンドラインの引き方〜/移動平均線と一目均衡表のポイントは...

トレンドラインとはどのような線ですか?

トレンドラインというのは、チャートに表示された為替相場の傾向や方向性をみるための補助線のことをいいます。

 

なお、トレンには、上昇トレンド、下降トレンド、横ばい(ボックス)トレンドの3種類があります。

 

◆トレンドラインの引き方は?
トレンドラインは、具体的には、次のように引きます。

 

■上昇トレンド ⇒ 上昇傾向にある2つ以上並んだローソク足(陽線)の下側(安値)を結びます。これが、サポートライン(下値支持線)となります。

 

■下降トレンド ⇒ 下降傾向にある2つ以上並んだローソク足(陰線)の上側(高値)を結びます。これがレジスタンスライン(上値抵抗線)となります。

 

■横ばい(ボックス)トレンド ⇒ もみ合い状態にある2つ以上並んだローソク足の陽線は上側(高値)、陰線は下側(安値)をそれぞれ平行に結びます。

有効なトレンドラインはどのように引いたらよいのでしょうか?

より有効なトレンドラインを引くためには、できるだけ多くの値を結ぶといいです。

 

これは、多くの値を結べるということは、過去において、レートがそのトレンドラインを下回らなかった、あるいはトレンドラインを上回らなかったということがわかるからです。

 

すなわち、それによって、そのトレンドラインが十分に機能していると判断できるのです。

 

ただし、トレンドラインの引き方については、特に正解という引き方はありませんので、初めのうちは自分のわかりやすいように引くとよいと思います。

 

なので、ローソク足のヒゲにもあまりこだわる必要はありません。なお、トレンドの角度が変化した場合には、トレンドラインを何本も引き直してみるとよいと思われます。

 

◆トレンドラインの注意点は?
トレンドラインを引く際には、次ような点に注意したいところです。

 

■あまり正確に引かなくてもよいです。
■ローソク足のヒゲは無視してもかまいません。
■自分なりに何本引いてもかまいません。

テクニカルチャートにはどのようなものがありますか?

テクニカルチャートというのは、テクニカル分析を行う上で利用する指標のことあり、このチャートにおける過去のレートや期間、出来高などをもとにして、現在から将来にわたる為替相場の方向性を分析・予測します。

 

基本的にテクニカルチャートは、次の2つに分類されます。

 

■トレンド追従型指標
・主としてトレンドの方向性を分析するもので、一定の値幅、相場の転換ポイント、一定期間の値動きなどをトレンドの判断基準とします。

 

■オシレーター系指標
・主としてレートの振れの大きさを分析するもので、「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するものです。
・一定期間の値動きにパターンがあれば、相場の転換ポイントを見つけることができます。

 

◆テクニカルチャートの種類は?
テクニカルチャートには様々な種類がありますが、代表的なものとしては、次のようなものがあります。

 

■トレンド追従型指標
・移動平均線
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド

 

■オシレーター系指標
・MACD
・ストキャスティクス

 

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どのテクニカルチャートを使うのが有効ですか?

テクニカルチャートは、それぞれに一長一短があるものなので完全なものというのは存在しません。

 

なので、為替相場の状況に応じて使い分けたり、複数の種類を組み合わせるなどの工夫が必要になります。理想としては、自分なりのトレード手法が見つけられるようにしたいところです。

 

◆テクニカル分析とはどのような分析のことをいうのですか?
テクニカル分析というのは、チャートの過去の数値やデータをもとに、現在から将来の為替相場を分析する指標のことをいいます。

 

◆どのような種類がありますか?
テクニカル分析には、次の2種類があります。

 

■トレンド系
・価格の方向性を見るための指標です。
・一定の値幅、過去の反転ポイント、一定期間の値動きなどをトレンド判断の基準とします。

 

■オシレーター系
・価格の振れの大きさを調べるための指標です。
・一定期間の値動きにパターンがあれば、価格の反転の目安を見つけることができます。

 

◆ダマシとは?
ダマシというのは、短期的にチャートのサインが外れて、相場の方向性を乱してしまう現象のことをいいます。

 

このダマシが生じて、誤った相場の見方に導かれてしまうことがありますので注意したいところです。

 

◆押し目とは?
押し目というのは、上昇トレンドにある相場が、一時的に下げることを、あるいは下げた価格のことをいいます。また、そこで買うことを「押し目買い」といいます。

 

順張りというのは、為替相場が上昇傾向のときには買い、下落傾向にあるときには売るという、トレンドに沿って売買をすることをいいます。

 

◆逆張りとは?
逆張りというのは、為替相場が下落傾向にあるときには買い、上昇傾向のときには売るという、トレンドに逆らった売買をすることをいいます。

移動平均線とはどのようなテクニカルですか?

移動平均線というのは、テクニカルチャートでも基本の指標で、過去のある一定期間のレート(終値)の平均値を算出してグラフ化したものです。

 

ちなみに、この移動平均線は、米国の著名なアナリストであるグランビル※によって普及しました。

 

※グランビルの法則というのは、このグランビルが考案した売買時期を判断する基本的な方法です。

 

◆移動平均線の種類は?
移動平均線には、様々な種類があるのですが、一般的には単純移動平均線を使用します。また、移動平均線は、平均する期間に応じて次のように分類されます。

 

■短期線 ⇒ 5日・25日線など
■中期線 ⇒ 13週・26週など
■長期線 ⇒ 200日・52週線など

 

なお、期間に決まりはなく、日足や週足などチャートによっても変わるものですので、あくまでも相対的なものと考えておきたいところです。

 

ちなみに、期間が短い移動平均線ほど実際の値動きに近くなり、期間が長くなるほど過去の大きなトレンドを表します。

 

◆オシレーター系指標とは?
オシレーター系指標というのは、テクニカルチャートの1つであり、「買われすぎ」あるいは「売られすぎ」といった、主としてレートの振れの大きさを分析する指標のことをいいます。

 

◆移動平均線はどのように判断したらよいのですか?
移動平均線は、売買判断の基準にしたり、サポートライン(下値支持線)とレジスタンスライン(上値抵抗線)の目安としたりと、現在のトレンドをつかむのに有効な指標といえます。

 

そして、移動平均線は上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドと判断しますが、この際、移動平均線とレートとの関係を見るようにします。

 

一般的には、移動平均線をレートが下から上抜くと「買いサイン」、移動平均線をレートが上から下抜くと「売りサイン」と判断します。

 

ただし、明確なトレンドが出ていないもみ合い状態のときには、間違ったサインとなるダマシが頻繁に生じることがありますので注意したいところです。

 

◆単純移動平均線の計算方法は?
単純移動平均線の計算方法というのは、例えば、5日移動平均線であれば、直近の5日間の終値を合計して5で割ります。

 

そして、平均値の計算対象となる期間を1営業日ずつ前にずらしていきます。

移動平均線とはどのような指標ですか?

移動平均線というのは、過去のある一定期間のレート(終値)の平均値を算出してグラフ化したものであり、主として現在のトレンドを判断するのに有効な指標です。

 

ちなみに、一般的には単純移動平均線を用います。

 

◆移動平均線のポイントは?
移動平均線のポイントとしては、次のようなものがあります。

 

■上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドと判断します。
■レートが移動平均線を上抜けば「買いサイン」、下抜けば「売りサイン」と判断します。
■短期線、中期線、長期線に分類され、期間が長いほど過去からの大まかな値動きを示し、期間が短いほど実際に近い値動きを示します。
■もみ合い状態のときには、「ダマシ」が頻繁に生じることがあります。

 

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一目均衡表とは?

一目均衡表というのは、ローソク足と5本の補助線(基準線、転換線、遅行スパン、先行スパン1、先行スパン2)、雲を用いてトレンドを判断する指標です。

 

◆一目均衡表のポイントは?
一目均衡表のポイントとしては、次のようなものがあります。

 

■雲がレートよりも下にあるときは上昇トレンドと判断し、上にあるときは下降トレンドと判断します。
■雲の向きが上向きのときは上昇トレンドと判断し、下向きのときは下降トレンドと判断します。
■遅行スパンがレートを上抜いたら「買いサイン」、下抜いたら「売りサイン」と判断します。

 

◆一目均衡表にはどのような線がありますか?
一目均衡表というのは、一目山人(本名:細田吾一※)によって考案されたテクニカルチャートで、このチャートは、「相場というのは買い方と売り方との均衡が破れた方向に動く」という考え方に基づいて作られています。

 

また、一目均衡表は、具体的には次のような5本の補助線で構成されています。

 

■ローソク足(レート)
■基準線
■転換線
■先行スパン1
■先行スパン2
※2本の先行スパンに囲まれた部分のことを「雲」と呼びます。
■遅行スパン

 

※細田吾一氏は、もと都新聞(現在の東京新聞)の兜町担当記者であり、たくさんのスタッフと長い年月をかけて一目均衡表を考案したとされています。

一目均衡表の見方は?

一目均衡表は、現在のレートと補助線を比べることによって、まさにひと目で均衡状態を把握することができる指標であるといえます。

 

基本的には、基準線と転換線は直近の売買レートの相場水準を、遅行スパンは過去と現在のレート比較を、先行スパン1・2と雲は将来における売買レートの予測水準を表しています。

 

◆雲でトレンドを判断する方法とは?
一目均衡表では、雲とレートの位置関係や雲の向きによってトレンドを見ていきます。

 

具体的には、レートよりも雲が下にあるときには、雲をサポートラインと見て上昇トレンドと判断します。

 

反対に、レートよりも雲が上にあるときには、雲をレジスタンスラインと見て下降トレンドと判断します。

 

◆雲の向きでも判断できる
雲には上下、横ばいの向きがあります。

 

これを利用して、上向きになっているときは雲をサポートラインと見て上昇トレンド、下向きになっているときは雲をレジスタンスラインと見て下降トレンドと判断する、という見方もあります。

 

◆一目均衡表の売買サインは?
一目均衡表の売買サインとしては、遅行スパン※に着目します。具体的には、遅行スパンがレートを下から上抜いたときは「買いサイン」、上から下抜いたときは「売りサイン」と判断します。

 

※日々のレートをそれぞれ26日前のチャートに記入して結んだラインのことです。

 

◆上昇トレンド・下降トレンドとは?
上昇トレンドとは、上昇する力が強い相場のことをいい、下降トレンドとは、下降する力が強い相場のことをいいます。

FXファンドとはどのようなファンドですか?

FXファンドというのは、個人投資家が自ら直接FXをするのではなくて、複数の個人投資家が専門の運用会社に資金を預託して、取引を委託する形態をいいます。

 

◆FXファンドのメリットは?
FXファンドのメリットとしては、次のようなものがあげられます。

 

■相場情報の入手 ⇒ 業者を通じて多くの相場情報を入手することができます。

 

■コストの安さ ⇒ 手数料が比較的安く、またスプレッドも狭い傾向にあります。

 

■リスク分散 ⇒ 多くの個人投資家の資金を集めて、複数の通貨ペア、複数の取引形態で取引をしますので、リスクが分散されます。

 

■失敗のリスク ⇒ プロの投資家が運用しますので、基本的には、素人の個人投資家よりも失敗のリスクが少ないと考えられます。

 

■相場の監視 ⇒ 資金を預託した人は、24時間相場に張り付く必要がありません。

 

ただし、日本では、まだあまり馴染みのない取引形態であり、手続きや法的な問題が発生する恐れもありますので、注意が必要です。

 

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