FXと外貨預金の為替レートの違い〜/ロング・ショートとポジション...

TTSとTTBとは?

個人が、銀行で日本円を外貨に替える時のレートをTTSと呼びます。

 

このTTSは、対顧客電信売相場のことで、Teleglaphic Transfer Selling rate の略です。

 

一方、外貨を日本円に替える時のレートをTTBと呼びます。このTTBは、対顧客電信買相場のことで、Teleglaphic Transfer Buying rate の略です。

東京金融先物取引所とは?

東京金融先物取引所というのは、次のようなさまざまな機関が参加している取引所のことです。

 

■銀行 ■証券会社 ■信用金庫
■保険会社 ■先物業者 ■商品取引会社
■系統金融機関 ■日本に拠点を持つ外国銀行
■外国証券...など

 

ちなみに、この東京金融先物取引所が運営する為替取引所取引として「くりっく365」があります。

 

◆政策金利とは何ですか?
政策金利というのは、中央銀行等の政策当局が、銀行等の市中の金融機関に貸し出す際の金利のことをいいます。

 

◆中央銀行とは?
中央銀行というのは、一国の中枢的地位を占める銀行のことをいいます。

 

この中央銀行は、金融政策を通じて、物価のコントロール、通貨価値の安定、金融システムの維持を図っています。ちなみに、各国の金融当局と政策金利は、次のとおりです。

 

国名 金融当局 略称 政策金利
米国 連邦準備制度理事会 FRB フェデラルファンド金利
日本 日本銀行 BOJ 公定歩合
ユーロ圏 欧州中央銀行 ECB 定例買いオペ最低応札金利
英国 イングランド銀行 BOE レポ金利
オーストラリア オーストラリア準備銀行 RBA オフィシャル・キャッシュ・レート
ニュージーランド ニュージーランド準備銀行 RBNZ オフィシャル・キャッシュ・レート
カナダ カナダ銀行 BOC 翌日物金利
スイス スイス銀行 SNB 3か月物銀行間貸出しレート

 

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海外ネットショップの換算レートは?

海外ネットショップというのは、インターネットを通じて取引する海外のオンラインショップのことです。

 

この海外ネットショップでは、日本で入手しづらい商品が販売されていたり、日本の通常価格よりかなり安価で販売されているので、近年、利用者が増えています。

 

しかしながら、この海外ネットショップでも注意したいのが、為替レートになります。

 

インターネット上のショップで買い物をする際には、クレジットカードで清算することがほとんどだと思いますが、商品の値段はドル表示であっても、カード会社が利用者の口座から代金を引き落とすときは、当然、日本円の金額に換算されます。

 

このときの換算レートは、取引時の各カード会社によって異なります。

 

引き落とし日の為替レートを基準にすることも多いようですが、海外ネットショップで買い物をする場合には、一度確認しておくようにしましょう。

 

◆交換手数料とは?
交換手数料というのは、為替手数料、または為替交換手数料ともいいます。この交換手数料は、円をドルに換えるなど、通貨を交換するときにかかる手数料です。

 

なお、交換手数料は、取扱金融機関や交換する通貨によって異なります。ちなみに、両替時には、交換手数料に注意が必要になります。

 

といいますのは、同じ金額でしたら、現金に換えるよりも、トラベラーズチェックを購入する方が手数料が安いからです。

 

◆片道手数料とは?
FXの手数料というのは、ポジションを持つときと、ポジションを決済する時の両方の時点でかかります。片道手数料というのは、その片方のことを指します。

 

ちなみに、その両方のことを往復手数料といいます。

FXと外貨預金の取引手数料(取引コスト)の違いは?

外貨預金の取引手数料というのは、銀行によっても異なりますが、およそ1ドルあたり片道1円程度です。それに対して、FXの取引手数料は、その10分の1程度のところが多いです。

 

つまり、外貨預金の場合は、預け入れ時から為替レートがまったく動かなかった場合でも、取引手数料分の損失がかなり出てしまう可能性がありますので、注意が必要になります。

 

◆FXの特徴は?
FXの主な特徴としては、次のようなことがあげられます。

 

■取引期限は特にありません。
■深夜など24時間いつでも取引可能です。
■デイトレーディングでも長期保有でスワップ狙いでも可能です。
■通貨ペアが豊富です。
※取扱通貨ペアについては、FX会社によって異なります。
■外貨の上昇時にも下降時にも利益が狙えます。
■取引手数料は、米ドルで0〜10銭程度と格安です。
■取引レートは、リアルタイムで常に変動しています。

FXでスワップポイントを得るとは?

FXでは、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと、その金利差としてのスワップポイントを受け取ることができます。

 

例えば、豪ドルでしたら、FX業者や為替レートによっても異なりますが、1日当たりのスワップポイントが、取引額1万豪ドル当たり190円だったりします。

 

これを単純に1年間で考えますと、190円×365日=6万9,350円分のスワップポイントを受け取れることになります。

 

現在、日本円は超低金利通貨ですから、海外の高金利通貨を買うことによって、日本の銀行に預けるよりもずっと利回りのよいスワップポイントを得られます。

 

◆FXと外貨預金の利益の出し方は?
外貨預金というのは、日本円をドルなどの外貨に換えて預金することです。例えば、米ドルの場合でしたら、日本円を売って米ドルを買い、その米ドルを預金することになります。

 

ということは、ドル高傾向の場合には利益が出ますが、ドル安傾向のときには損をしてしまいます。

 

つまり、外貨預金では、外国通貨が上昇することでしか、利益を得られないということになります。

 

一方、FXでは、米ドルが下落すると予想する場合には、ドルを売って円を買うという取引も可能です。つまり、FXなら、外国通貨が上昇しても、下落しても利益を得ることができます。

 

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FXと外貨預金の為替レートの違いは?

外貨預金の為替レートというのは、銀行によっても異なりますが、およそ当日の午前10時頃の水準をもとに決められます。

 

なので、急にドル高になったからといっても、そのときの為替レートでは引き出せないことがあります。つまり、外貨預金の場合には、よいタイミングを逃してしまうということがあるのです。

 

一方、FXの場合は、リアルタイムで常に変動していて、しかもいつでも注文を出せますので、しっかり為替相場の動きさえ見ていれば、売買のタイミングを逃さずにすみます。

 

◆外為法とは?
外為法というのは、正式には「外国為替及び外国貿易法」といいます。この外為法は、国際収支の均衡と通貨の安定を目的とした法律で、1949年に施行されたものです。

 

なお、従来は、外為取引は、すべて大蔵大臣が認可した外国為替公認銀行(為銀)を通じて行わなければならなかった(為銀主義)のですが、1998年にそれが改正されて、現在では個人や企業が自由に行えるようになっています。

外貨普通預金の取引期限は?

外貨預金でも外貨普通預金の場合には、取引期限はありませんので、ひつでも引き出すことができます。当然、外貨預金のほうが、日本円で預けるよりも高い金利がつきます。

 

しかしながら、外貨預金の場合、取引手数料が高いので、よほどドル高にならない限りは、元本割れしてしまうリスクが高いですから注意が必要です。

 

◆外貨定期預金の取引期限は?
外貨定期預金の場合は、利率はいいですが、満期になるまで解約できません。

 

なので、もしドル安になりそうだと予測して預金を解約したくても、原則として解約できない場合がほとんどです。

 

また、やむを得ず、途中で解約をする場合には、解約手数料を取られることもあります。よって、外貨定期預金というのは、比較的流動性の低い※金融商品といえます。

 

※換金しづらいということです。

 

◆FXの取引期限は?
FXには、満期という概念はありません。よって、いつでも自由に解約できます。もちろん、デイトレード※のような短期取引も可能です。

 

※24時間内に売買することです。

元本割れとは?

元本割れというのは、取引により自分が投資した金額を下回ってしまうことをいいます。

 

取引を始める際には、投資には元本割れがつきものであるということを理解したうえですることが大切です。

 

◆外貨預金の取引の自由度は?
外貨預金の取引は、銀行の窓口のみなので、日本の銀行の場合には、午前9時から午後3時、長いところでも5時までということになります。

 

よって、もし午後6時に急にドル高になったとしても、翌日の午前9時まで取引ができませんので、利益を得るチャンスを逃してしまうという可能性もあります。

 

◆FXの取引の自由度は?
FXの場合は、通常、取引が行われている間は、24時間いつでも取引が可能です。また、どこかにわざわざ出かけていかなければならないということもありません。

 

しかも、ネット取引であれば、パソコンを操作することによって、チャンスを逃さず売買することができます。ちなみに、FX特有の自動売買機能を使えば、より精巧な取引が可能です。

FXと外貨預金の比較

FXは外貨預金と比較して、24時間取引ができるなど自由度は優れています。

 

しかしながら、FXの場合、レバレッジをかけて取引する際には、リスクが伴いますので注意しておく必要があります。

 

◆外貨預金とFXのメリットは?
外貨預金とFXは様々な点で異なりますが、どちらが儲かるとか、どちらが絶対に安全であるとかを断言することはできません。

 

しかしながら、外貨預金は銀行取引なので、少なくてもある程度の信頼性は確保できるというメリットはあります。

 

一方、FXの方は、為替リスクがあることはもちろんですが、投資家がFX取扱会社を上手く選択できずに、悪徳業者にひっかかってしまったりすると、投資資金を全額失ってしまうというリスクもあります。

 

とはいえ、一般的にイメージされているような、「外貨預金は安全でFXは危険」というのは、必ずしも真実を表していないといえます。

 

FXの場合は、次のようなメリットがありますので、リスク管理をしっかり行えば、使い勝手のよい投資商品になりうるということはいえます。

 

■手数料が格安である。
■24時間取引できる。
■円高でも利益を上げることができる。...など

ロング・ショートとは?

為替や証券などでは、ロングは「買い」、ショートは「売り」という意味で用います。また、ポジションというのは、状態を意味していて、建玉(たてぎょく)※という意味もあります。

 

なので、ドルのロングポジションといった場合には、ドルを買って持っている状態ということになります。そして、実際には、ドルのロングポジションを保有しているなどといいます。

 

ちなみに、新規に売買することを「ポジションを建てる」といいます。

 

※注文を入れて成立している状態のことです。

 

◆ポジションとは?
ポジションというのは、投資家が買い建て、あるいは売り建てをどれだけ持っているのかという保有状況のことをいいます。

 

例えば、ドル買いが続くと、ドルのロングポジションが多くなりますが、この状態のことを「ドルのロングポジションが積み上がった」といいます。

 

◆強気・弱気とは?
ドルが強気といった場合には、ドルが上昇傾向にあるということです。反対に、ドルが弱気といった場合には、ドルが下落傾向にあるということです。

 

なので、ドルの強気材料とは、ドルを上昇させるような材料、つまり、ドル高の要因ということになり、ドルの弱気材料とは、ドルを下落させるような材料、つまり、ドル安の要因ということになります。

 

◆ブル・ベアとは?
ブル(bull)とは強気、ベア(bear)とは弱気のことをいいます。ブルには牛という意味もありますが、牛は敵を攻撃する時に、頭を下げて、ガンッと攻撃対象に向かって角を突き上げます。

 

また、ベアには熊という意味もありますが、熊は攻撃時に大きな両手を振りかざし、攻撃対象に向かって勢いよく打ち下ろします。

 

つまり、ブル(強気)とベア(弱気)というのは、牛と熊の攻撃パターンを相場の値動きになぞらえたわけです。ちなみに、強気をstrong、弱気をweak とする表現もあります。

 

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